中国ドラマ「夢華録(むかろく)」第16・17・18・19話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。
于忠全(うちゅうぜん)は蕭謂(しょうい)と協力。趙盼児を利用して顧千帆を陥れようとしました。
趙盼児は于忠全の思惑を理解、先手をうって于忠全の計画を阻止。そこに顧千帆が来て趙盼児を助けました。
でも顧千帆は趙盼児と赤の他人のふりをしたので趙盼児はガッカリ。
一方、他店では早くも半遮面をマネしたサービスを安価で提供。早くもピンチに。
いったい趙盼児たちの店はどうなるのでしょうか?
そして顧千帆との関係は?
夢華録(むかろく)の時代背景
北宋(979-1127年)の第3代 真宗皇帝(在位:997-1022年)の時代。
契丹との戦争も終わり、国内には平和が訪れ。経済や文化が栄えていました。
でも、平和になると国内では皇帝 真宗が道教に没頭。劉皇后が力をもち。
朝廷では皇后派と反皇后派が争っていました。
夢華録(むかろく)の登場人物
・趙盼児(ちょうふんじ)ヒロイン
演:劉亦菲(リウ・イーフェイ)
・顧千帆(こせんはん)皇城司
演:陳曉(チェン・シャオ)
・孫三娘(そんさんじょう)/趙盼児の親友。
演:柳岩(リウ・イエン)
・宋引章(そんいんしょう)/趙盼児の親友。
演:林允(リン・ユン)
・欧陽旭(おうようきょく)/趙盼児の婚約者
演:徐海喬(シュー・ハイチャオ)
・高慧(こうすい)
演:嘉澤
第16話 闘茶
半遮面の模倣品が出回りましたが。品質では半遮面に劣り、琵琶奏者の技術も宋引章より下でした。
見た目はマネても、味は再現できないんだね。
逆に趙盼児はピンチをチャンスととらえてますね。逞しいです。逆に茶湯巷の娘が宋引章に弟子入りしてしまいましたね。
胡掌櫃は納得行かず趙盼児と闘茶で対決することに。
面白い対決だけど、本当にこんなのあったの?
闘茶(とうちゃ)は実際にある遊び。お茶の立て方や品質を競ったり、茶の香りや味から産地や品種をあてたりする遊びです。
ほぼ闘茶の場面で1話が終わってしまいました。
でも、ドラマの競い合いは宋代の闘茶とは違います。ドラマでやっているのは現代人の考えたパフォーマンス自慢。
お盆に広げた泡泡のお茶を後で飲むのでしょうか?本物の茶人なら自分で入れたお茶を飲めない状態にして粗末に扱うなんてことはしないでしょう。
でも王朝時代に闘茶という名前の遊びがあったのは確かです。
どうやらドラマ制作者は中国の伝統文化を知らないようなので、ドラマの演出ということで割り切りましょう。
日本にも闘茶はありました。室町時代に衰退。今のわび茶が主流になりました。でも一部では行われているようです。
第17話 差し出された花
顧千帆は趙盼児に結婚を申し込みました。趙盼児は身分の違いを理由に断ろうとしますが。顧千帆は気にしないと断言。最終的に趙盼児は受け入れます。
良かったね
でも周囲には趙盼児を快く思わない人もいますし。偏見もあります。まだまだ二人が一緒になるには障害がありそうです。
顧千帆は実家との関係も気まずいですからね。
宋引章のもとに沈如琢がやってきて彼女に絡んできます。
また騙されたりするんじゃないの?
沈如琢は胡散臭いですね。宋引章は学習しているとは思いますが。押し切られそう。
かつて顧千帆が趙盼児に「宋引章がまた裏切ったらどうする」と言っていたのが気になります。
周舍のときのようにならないように願いたいです。
第18話 災い転じて福となす
孫大強と葛招娣が半遮面の茶は毒入りと騒いでいますが。その黒幕は江氏でした。趙盼児は高鵠に会って江氏の処分を要求します。
高鵠が趙盼児に目をつけたようだけど。
失礼な奴ですね。高鵠は趙盼児が欧陽旭の許嫁だったのを知ってますが。それでも妾にしようとするとは……。
高鵠からみれば趙盼児は自分の思い通りになる小さな存在なのでしょうね。寵妃の親族で重臣だからといって何でも思い通りになると思っているのでしょう。
それにしても顧千帆は五品以下の下級役人。皇城司は意外と品階は低いのです。でも重臣の高鵠が退くとはどんだけ恐れられているのでしょうか?
趙盼児は昨日の顧千帆の誠意を疑いますが、顧千帆が事情を説明して二人は仲直りました。
わりとすぐに仲直りしたね。
まあ次々と事件がおきてますし。これで引っ張ってもしょうがないですからね。
身分や立場もあってすんなりといくはずがありませんし。顧千帆は皇城司という特殊な仕事で、普通の役人とは違いますから、彼と結婚するならそれなりの覚悟や理解は必要でしょうね。
第19話 “帽妖”現る
顧千帆は趙盼児の誤解をといて、さらに親密になり。結婚の準備をします。しかしそんな趙盼児を見る孫三娘は心中複雑でした。
自分の身の上を思えば、喜んでばかりもいられないよね
趙盼児には恨みはないのですけどね。つい比べてしまって、悲しくなるのでしょうね。
都に帽子のような妖物が出現。民衆が恐怖に駆られます。 皇城司が調査を行うのですが。
怪物?なにが起きてるの?
帽妖(ぼうよう)事件は実際に北宋の真宗時代にあった事件です。
帽妖とは帽子のような形をした妖怪が人を襲うというものです。
現代の中国ではUFOの目撃例ではないかという人もいますが。結局はただのデマだったようです。
ドラマの帽妖事件は重臣たちの派閥争いがもとで起きた事件。民心を不安にさせようという野党の破壊工作です。
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