韓国ドラマ「太宗 イ・バンウォン~龍の国~」の第21・22・23・24・25話ネタバレとあらすじ感想の紹介です。
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定宗 イバングァ(李芳果)とイバンウォン(李芳遠)の関係は悪化。イソンゲ(李成桂)もひきつづき軟禁状態。
バンウォンは王位を狙うイバンガン(李芳幹)との戦いにも勝ちました。
バンウォンはバングァを脅して譲位に同意させました。
いよいよバンウォンが王になるときが近づいてきました。
でも敵を倒して新たな対立が生まれてしまうのでした。
この記事は全33話のバージョンで書いてます。
全36話版では17話以降の内容になります。
ご注意ください。
太宗イバンウォン 番組情報
原題:태종 이방원(太宗 李芳遠)
2021年 韓国、KBS 1tv
全33話
日本での放送では36話版もあり。
太宗イバンウォン 主要人物
・イ・バンウォン(李芳遠)
演:チュ・サンウク
・イ・ソンゲ(李成桂)/ イ・バンウォンの父。
演:キム・ヨンチョル
・ミン(閔)氏/ イ・バンウォンの正室。
演:パク・チニ
・イ・バングァ(李芳果)/イ・ソンゲの次男。
演:キム・ミョンス
・イ・バンウィ(李芳毅)/イ・ソンゲの三男。
演:ホン・ギョンイン
・イ・バンガン(李芳幹)/イ・ソンゲの四男。
演:チョ・スンチャン
注:サブタイトルは当サイトで独自に付けたものです。
第21話 私兵廃止でミン一族と対立
世子になったイバンウォン(李芳遠)はイソンゲ(李成桂)と会いますが、二人の仲は修復不可能なほど険悪に。バンウォンはソンゲの幽閉を続けるのでした。
イ・ソンゲは腹が立ってしかたないだろうね。
バンウォンは父を王にして一族を生かすためにやったことだと思いますが。あまりも独善的すぎました。
一方、バンウォンが動かなかった一族や仲間が危ない場面もあったのに、イソンゲはチョンモンジュ、チョンドジョン、カン氏とその子達、自分が贔屓する者たちばかりが気になって、ハン氏の息子たちのことは気にかけてません。
そのすれ違いが今の対立担ったと思うと。やりきれないですね。
イバングァ(李芳果)が王ですが、朝廷の権力はバンウォンが握っていました。バンウォンは私兵を廃止、国の軍にまとめようとします。
ところがミン氏の一族が反対するのでした。
今度はバンウォン陣営が揉めだしたよ。
バンウォンの言ってることってかつてチョンドジョン(鄭道伝)がやろうとしたことですよね。今のミン一族はかつてのバンウォンの立場。結局、立場が変わっただけなんですよね。
第22話 太宗 イ・バンウォン誕生。
イバングァ(李芳果)の手引でイソンゲ(李成桂)は脱走。ソンゲは東北面に向かい、チョサイに兵を集めるよう指示します。
イ・ソンゲは挙兵するつもりなの?
イバングァ(李芳果)は父が余生を静かに暮らすと思ってるようですが。バンウォン(李芳遠)はそうではなさそうですね。
歴史上は後にチョ・サイの反乱が起こるのですけど。この反乱にイソンゲがどこまで関わっていたのかはよくわかっていません。イソンゲが関わっていたという説もあるので、そちらの説を採用しているようですね。
イバングァ(李芳果)は譲位するつもりになりました。命が危ないし、もともと王になるつもりはないし。早くこんな座からは下りたいんでしょうね。
バンウォンの即位が近づいて来ましたが。バンウォンとミン氏の関係は険悪になっていきました。
ミン一族は自分たちのおかげだと思ってるからね。
ミン氏にとっては、バンウォンが苦しいときは自分たちが助けたんだから。バンウォンが王になったら自分たちを優遇すべきと思うのは当然でしょうね。
ミン氏はもともと気が強くて言いたいことは言うタイプですからね。
まるで漢の劉邦と呂皇后の一族みたいですね。
いろいろありましたが、イバンウォン(李芳遠)は王になりました。
でも外戚に頼ると自分が君主になったとき外戚が分け前を求めるのは当然。多くの王朝で繰り返されてきました。こんどはバンウォンがそれに悩まされる立場です。
第23話 王妃ミン氏と関係悪化
太宗 イバンウォン(李芳遠)はミン氏との関係が悪くなりますが。臣下の上奏もあり、ミン氏を王妃にしました。
本当なら、すんなりミン氏が王妃になってもおかしくないのにね。
ミン一族がでしゃばり過ぎましたね。ミン氏も王妃になる前から要求しすぎ。ミン氏にカン氏のようなしたたかさがあればまた違ったんでしょうけどね。
太宗 イバンウォンは王妃ミン氏は相手にせず、キム氏を寵愛。怒った王妃ミン氏はキム氏に罰を与えます。
それを知った太宗 イバンウォンは怒って王妃を廃そうとするのですが。
あんなに仲のよかった夫婦がこうなるとは……
ミン一族との
バンウォンって女好きですからね。
太宗の側室は多いんですよ。
今までミン氏に遠慮して抑えていたぶん、王になったとたんに抑えが効かなくなったんでしょう。
ここでバンウォンの寵愛をうけたキム氏は実在した側室。孝嬪 金氏です。
結局、バンウォンも大義名分を口にしますが欲のカタマリですからね。
第24話 イジランの最期。挙兵を決めるイ・ソンゲ
ミンジェは(閔霽)はハリュン(河崙)の説得を受けて太宗に謝罪。隠居しました。
太宗 イバンウォン(李芳遠)もイバングァ(李芳果)の説得を受け、ミン氏と和解します。
ミン氏の件はこれで解決したのかな?
いや、これで収まるほど簡単ではありません。あとできっとモメますよ。
それより、今はイソンゲの動向が気になりますね。
死期が近いと悟ったイジラン(李之蘭)は、イソンゲに会いに行って挙兵しないよう説得しますが。それで納得するイソンゲではありません。
落胆したイジランはその後、息をひきとります。
イ・ジランも最後まで苦労するね。
長年、イソンゲとともに戦い、義兄イソンゲを助けてきたイジランが逝ってしまいました。イジランは女真族出身ですが。イソンゲの部隊が強かった理由のひとつが女真族の兵士がいたこと。
軍事的にはイジランの貢献が大きいのですが。そんな彼も人間関係や権力争いには苦労させられましたね。
第25話 イ・ソンゲとチョ・サイの挙兵
西北面で反乱が起こりました。太宗 イバンウォン(李芳遠)はすぐに官軍を派遣。ところが官軍は敗北してしまいます。そこで太宗は自ら出陣しました。
負けてるじゃないか。
後の時代の朝鮮の官軍は弱いですが、このころは高麗時代の将兵を引き継いでいるので官軍もそこそこ強いはず。でも私兵廃止が影響したのか軍の士気は低く兵の数も足りないようです。
朝鮮の公式記録では反乱の首謀者はチョ・サイ(趙思義)という事になってますが。李成桂が関わっていたのではないかという説もあります。
ミン氏たちが不穏なことを考えてるけど……
バンウォンが戦死したら、ミン氏の元で育ったイ・ジェ(李禔)が次の王ですからね。でもソンゲが勝ったミン氏側も無事では済まないと思うのですが。
官軍が勝ってバンウォンが死亡という都合のいい妄想をしてるんでしょうね。
太宗 イバンウォンは反乱を鎮圧。イソンゲを都に連れて帰りました。
イソンゲは息子に2度も負けて悔しいだろうね。
このドラマでは反乱の首謀者はイ・ソンゲになってますからね。今までの恨みもあるし悔しいと思います。
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