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永楽帝 大明天下の輝き ドラマ第5・6・7・8話あらすじとネタバレ

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中国ドラマ「永楽帝~大明天下の輝き~」の第5・6・7・8話あらすじとネタバレ紹介記事です。

明朝の初期を舞台に壮大な夢を持ち明朝最大の領土を獲得した第3代皇帝 永楽帝。

14世紀の終わりごろ。明の建国者 洪武帝 朱元璋(しゅ・げんしょう)の四男、燕王 朱棣(しゅ・てい)は戦場に行き名将 徐達(じょ・たつ)とともに戦いました。

洪武帝 朱元璋(しゅ・げんしょう)は空位になっていた丞相に胡惟庸を選びました。

北方ではココテムル率いいる元軍と徐達が率いる明軍が戦っていました。

李文忠が兵を率いて出撃しますが多くの犠牲者を出しました。戦いの中で王五七が朱棣の命を救うために命を落とし、朱棣は戦場の残酷さを思い知るのでした。

 

永楽帝 ドラマのネタバレとあらすじ 全話一覧
中国ドラマ「永楽帝~大明天下の輝き~」あらすじとネタバレの紹介です。 明朝の初期を舞台に壮大な夢を持ち明朝最大の領土を獲得した第3代皇帝 永楽帝 その永楽帝の激動の生涯をドラマ化した時代劇。 永楽帝 朱棣(しゅ てい)を演じるのはウィリアム...

 

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番組情報

 

原題:山河月明
別名:江山紀
英題:The Imperial Age
2022年、中国
全45話

 

時代背景

14世紀後半。元王朝は皇帝の継承争い、朝廷内では権力争いが続いていました。国内で災害が起きても朝廷は満足に対処できません。困窮した人々が各地で反乱。

反乱を起こした紅巾軍の幹部に朱元璋(しゅ・げんしょう)がいました。紅巾軍は白蓮教徒が中心になった武装集団です。朱元璋は農民の出身で親を亡くし生活に困り紅巾軍に参加しました。やがて朱元璋は自分の軍団を率いるまでに成長します。

朱元璋は1656年に南京を占領。各地の敵対する勢力を滅ぼし、江南の地を支配下に置きました。そして1368年。朱元璋(しゅ・げんしょう)は南京で皇帝に即位。「明」が建国。その年、北京を攻めて元朝を追い出しました。

しかし元(モンゴル)は北京からは撤退したもののモンゴル高原では大きな勢力を保っています。歴史上この勢力を北元と呼びます。洪武帝 朱元璋は北元を討つため何度も遠征軍を派遣していたのでした。

 

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主要人物

・朱棣(しゅ・てい)/燕王
 演:馮紹峰(ウィリアム・フォン)
 子役:成毅

・徐妙雲(じょ・みょううん)
 縁:穎児(イン・アル)
 子役:雨婷児

・朱元璋(しゅ・げんしょう)/洪武帝
 演:陳宝国(チェン・パオグオ)

・馬皇后/孝慈高皇后
 演:王姫(ワン・ジー)

・朱標(しゅ・ひょう)/皇太子
 演:何晟銘

・朱樉(しゅ・そう)/秦王
 演:錢泳辰 

・朱棡(しゅ・こう)/晋王
 演:李雨軒

・徐達(じょ・たつ)
 演:張豊毅

・ココテムル(擴廓帖木児)/王保保 北元の斉王
 演:張光北

・バヤルンハイベ(伯雅倫海別)
 演:張芷溪

 

第5 話 草原を去る時

徐達(じょ・たつ)率いる明朝軍はココテムル率いる北元軍と戦っています。両軍ともに譲らずたたきは厳しいものになりました。朱棣(しゅ・てい)は徐達の許可なく戦場に出てしまい、徐達に叱られています。

朱棣は戦場で手柄をたてて昇進したのの徐達は戦は遊びではないと言い、朱棣も戦場が悲惨なものだと思い知ります。

徐達は朱棣に捕虜を連れて帰るよう命じました。朱棣はその命令にがっかりしましたが、徐達は皇帝の息子であり、他の将兵とは同じようにはいかないことを説明し、洪武帝 朱元璋と馬皇后が彼の戻りを待っていると伝えました。

諸王が戦場で戦っている間、妻たちの関係も微妙なものになっています。そこで馬(ば)皇后は諸王の妃たちを宮中に呼んでもてなしました。洪武帝は息子たちの身を心配していて、皇太子 朱標に諸王の護衛を増やすよう命じました。と同時に朱棣が危ないめにあったことを知り怒り出します。

李文忠の息子・李景隆(り・けいりゅう)は朱棣を見て驚きましたが、李景隆は朱棣の身分をバラすことはありませんでした。やがて朱棣と李景隆は捕虜のバヤルンハイベをつれて都に向かって出発するのでした。

 

 

第6 話 色目(しきもく)の僧

 

朱棣と李景隆は都に向かう途中、開封に立ち寄りました。李景隆は現地の役人から宴会に招待されました。

ところが符離公主は朱四郎(朱棣)の正体を疑っていました。徐達の親戚ではないと思い李景隆に朱四郎の身分について尋ねましたが、李景隆はごまかしました。

現地の役人の涂節は宴会に出席。費用の出どころを追求、公金を流用しているのではないかと言うのです。そこで李景隆は自分の出費だと答えました。

僧の姚広孝(よう・こうこう)は朱棣の玉佩を盗み出しました。彼の弟子の鉄鉉は役人に追われていて、彼は玉佩を使って鉄鉉を逃がそうとしていたのでした。でも鉄鉉は朱棣に玉佩を返しました。

翌日、李景隆と朱棣は旅を続けました。でも塗節は色目人の出城を禁止。鉄鉉は色目人だったので出られませんが。それでも、李景隆たち一行は鉄鉉を連れ出城しました。南京に戻ります。

そして朱棣は鉄鉉を太子のもとに連れて行き、すべてのことを彼に話すように言います。そして鉄鉉は河南の民がひどい扱いを受けていることを訴えるのでした。

感想と解説

色目人(しきもくじん)とはもともとは西域の人々のことを中国側から呼ぶ言葉。元朝時代にはモンゴルと漢人以外の人々を意味する言葉になりました。主に中央アジアや西アジアの人々を意味します。

モンゴル帝国は広大な領土をもつので地域によって税や社会の制度が違います。漢人社会とは違う制度を適用する人たちを漢人側からみてまとめて色目人とよんでいました。なので色目人という身分や階級があるわけではありません。やがて漢人からみてテュルク人(トルコ・突厥)やウイグル人、ペルシャ人を意味する言葉になりました。

色目人には仏教徒やイスラム教徒がいました。

 

第7 話 夜更けの提言

 

バヤルンハイベは朱棣の妹・寧国(ねいこく)公主と馬術を競い合うことになりました。朱雄英が朱棣に知らせに来て、朱棣は急いで見に行きました。馬術の腕前では、寧国公主はバヤルンハイベには及びませんでした。そこで寧国公主は馬皇后に頼んでバヤルンハイベを宮中の置いて自分に馬術を教えてもらおうとしました。バヤルンハイベは女官になり宮中に残ることになりました。

胡惟庸は洪武帝に会って淮西の公侯の不法行為について報告しました。朱元璋は彼にどう処置すればいいのか尋ねます。左丞は前線で戦闘中なので大規模な拘禁は避けるべきだと言いますが。でも彼はこれは重大な問題なので厳格に対処すべきと言いました。

徐達はココテムルと戦っていましたが。やがてココテムルは撤退。戦いは終わりました。徐達も軍をひきあげる決定をします。都の人々は勝利の報告に沸き立ちました。

そして太子は徐妙雲と朱棣の結婚式を側妃の呂氏に準備させるのでした。

 

 

 

第8話  逃れられぬ宿命

 

秦王はさほど有能ではなく、秦王妃 王月憫は彼に失望しています。王月憫はバヤルンハイベに一族の苦悩を話すのでした。

結婚が近づき、徐妙雲は弟や妹たちに様々な指示を出していました。燕王 朱棣は徐妙雲を訪問、結婚を破談にすると一方的に言います。徐妙雲は腹が立ちましたがこらえました。でも妹の妙錦はすぐに增寿に太子 朱標に報告するよう言います。

朱棣の勝手な行いに怒った太子 朱標は朱棣に思い罰を与えました。朱標は朱棣に対して皇族は自分勝手なことはできない、皇子としての宿命だと言います。朱棣は改めて自分の思い通りにはならなことに苛立ちを覚えていました。

洪武帝は太子のもとを訪れ、やり方は厳しいが太子の言うことは正しいと認めます。

一方、徐達が遠征から戻ってきました。彼は妙雲に燕王 朱棣との結婚したいか尋ねました。もし彼女が嫌なら皇帝に伝えると言います。でも妙雲は朱棣に興味があり、徐達も朱棣は見込みがあると思うのでした。

感想と解説

王月憫はココテムルの妹で、バヤルンハイベの叔母。史実でもココテムルの妹は泰王と結婚しています。もともとココテムルの家族は元朝時代には中原で暮らし漢人の生活に馴染んでいました。ココテムルを高く評価する朱元璋は中原に残っていたココテムルの妹と自分の息子を結婚させたのです。

ドラマではココテムルには跡継ぎがなく、一族の将来は彼女たちにかかっているというのですが。そう言われてもバヤルンハイベも困りますよね。

一方、朱棣の行動は大人げない。親の決めた勝手な結婚に納得できないのはわかりますが、だからといって徐妙雲に一方的に破断を伝えるのも筋違いというもの。太子が怒るのも無理ありません。

 

「永楽帝 大明天下の輝き」あらすじ全話一覧

 

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