中国時代劇「燕雲台(えんうんだい)-The Legend of Empress-」第37・38・39・40話あらすじとネタバレ紹介記事です。
実在した契丹(遼)の皇后・睿智蕭皇后(蕭太后)の半生を描く歴史ドラマ。
皇后・蕭燕燕は、韓徳譲が書いた改革案を呼んで関心し、韓徳譲を幽州から上京に来て政治に関わるように言いますが、韓徳譲は答えようとしません。
景宗 耶律明扆が幽州に到着。景宗も徳譲に上京に来るように言いますが徳譲は断ります。
そうしていると李思がやってきて徳譲の上京行きに反対。燕燕と口論になります。二人の会話を聞いていた景宗は燕燕の国を思う心に感激して徳譲の説得を約束。景宗は徳譲のもとを訪れて説得。上京行きを説得するのでした。徳譲はついに上京行きを決断します。
保寧11年(979年)。南朝軍を追撃することになり。景宗は耶律休哥・耶律沙とともに徳譲の父・韓匡嗣に出陣を命令。
ところが韓匡嗣は不慣れな戦に出て敗退。虎古と喜隱たち改革に反感を持っている人々が一斉に韓匡嗣の責任を攻め立てます。景宗も韓匡嗣の処分は仕方ないと考えるのですが。燕燕は韓匡嗣を庇います。
番組情報
原題:燕雲台
英語:The Legend of Xiao Chuo
2020、中国
全48話
主なキャスト
・蕭 燕燕(しょう・えんえん)/睿智蕭皇后
演:唐嫣(ティファニー・タン)
・韓 徳讓(かん・とくじょう)
演:竇驍(ショーン・ドゥ)
・蕭 胡輦(しょう・これん)/太平王妃
演:余詩曼(カーメイン・シェー)
・耶律 明扆(やりつ・めいい)/景宗(けいそう)
演:經超(ジン・チャオ)
・耶律 罨撒葛(やりつ・えんさつかつ)/太平王
演:譚凱(タン・カイ)
・蕭 烏骨裏(しょう・うこつり)/趙王妃
演:盧杉(ルー・シャン)
・耶律 喜隠(やりつ・きいん)/趙王
演:季晨(ジー・チェン)
・李 思(り・し)
演:孟子義(モン・ズーイー)
第37話 妻の不安
景宗 耶律明扆と皇后 蕭燕燕は韓匡嗣の処分について激しく口論。その後、耶律明扆は散歩に出て頭を冷やしました。散歩から戻った明扆は素直に謝り和解します。
明扆と蕭燕燕は韓徳譲とともに新しい制度を取り入れました。税や組織の変更、皇族や部族の力を弱め、科挙を行い新たな人材を発掘したりというものでした。
燕燕は三男の胡都菫を出産するとすぐに政治に復帰。思うような改革ができて満足の明扆でしたが、病気はさらに悪化。侍医でもどうしようもないほどでした。
明扆は体調の不安を燕燕に隠して捺鉢に向かいました。部族長たちとの会合に出席する明扆でしたが。ある日、美しい琵琶を奏でる美女・玉簫に出会って興味をもちます。婆児も医術の知識がある玉簫をそばに置くことを勧めます。そして明扆は玉簫を上京に連れ帰るのですが。
第38話 悲しき別れ
景宗 耶律明扆が発作を繰り返し、侍医にもどうにもなりません。皇后 蕭燕燕は明扆の病状が予想以上に深刻だと知りました。蕭燕燕は残り少ない余生を穏やかに過ごさせたいと思い、韓徳譲にも協力を求めます。
韓徳譲の妻 李思は夫の身を心配して発作だと言っては韓徳譲を家に呼び戻します。
耶律喜隱は明扆が燕燕に隠れて妃を迎えているとかぎつけ、韓徳譲に話を持ちかけますが。韓徳譲は相手にしません。
そんなある日。燕燕は観音女の乳母から観音女と胡都菫の親が韓徳譲だという噂が広まっていると聞かされます。燕燕は噂の出どころが李思だと思い韓徳譲に聞きますが、韓徳譲はそんなことはないと信じています。
韓徳譲の家に侍女が訪れ「皇后から」と酒を置いていきました。李思はその酒を飲んだどとこころ倒れてしまい。韓徳譲が戻ったときには李思は息を引き取っていました。
第39話 孤立無援
李思が死んだと聞いた皇后・蕭燕燕は韓徳譲の家に行き自分ではないと弁解しますが。韓徳譲は冷たい態度をとります。蕭燕燕は自分が疑われていると思い衝撃を受けます。そこで李思の事件を調べるため景宗 耶律明扆のもとに向かいますが、そこに自分の知らない間に小妃(側室)同然の扱いをうけている女がいることを知り倒れます。
世間では「李思は皇后に殺された」という噂が流れました。
調査が行われ青哥の遺体が発見されます。韓徳譲は自分を狙った犯人が李思の死後、青哥も殺され、その犯人が噂を流したと判断します。
燕燕は街中を調査しますが強引な捜査に皇族たちから反発をうけます。明扆もやり過ぎではと言いますが燕燕は聞きません。
燕燕を心配する蕭胡輦は趙王府が噂を流していると突き止め、烏骨里を問い詰めますが。烏骨里は開き直っています。そして趙王府に捜査が入るのでした。
第40話 遼の未来
朝堂では皇后・蕭燕燕の強引な捜査に皇族たちが反発。捜査の中止を訴えていました。そこに蕭胡輦が蘭哥を連れてやって来ました。その場で毒酒と噂の真相が暴露されました。
一連の事件は趙王 耶律喜隠が犯人だとわかり投獄されました。蕭烏骨里は息子の留礼寿を連れて燕燕の元に向かい。喜隠の釈放を訴えますが、燕燕は会おうとしません。助けを求められた蕭胡輦がとりなして、喜隠の命は助かり流刑になりました。しかし喜隠と留礼寿は密かに再起を誓います。
そして玉簫が懐妊。明扆は喜びます。ところが烏骨里が玉簫の懐妊をいち早く知りそれとなく燕燕に教えました。燕燕は自分の知らない間に側室がいて解任していたことを知りショックを受けます。
そして留礼寿は父・喜隱の救出のため挙兵の準備を始めるのでした。
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