韓国時代劇「ヘチ 王座への道」第23話のあらすじです。
ネタバレになる要素を含んでいます。ストーリーを知りたくない方はご注意ください。
ヘチ 王座への道 第23話 あらすじとネタバレ
英祖は人事の改革案を発表
英祖は捕らえた反乱軍のイ・インジャを極刑にすると発表しました。英祖は世を変えるのは反乱ではない、他に道があることを証明してみせるとイ・インジャに言いました。
数日後。英祖は重臣を便殿に集めます。その中には南人派のものもいました。その存在を気に入らないと文句をいう人もいます。そんななか、英祖は人事を一新して朝廷を改革すると発表。南人派にも官職を与えました。英祖が考えたのは派閥に関係なく平等に官職を与える「蕩平政策」です。しかしこれに反対する重臣もいて大騒ぎになりました。
一方、イ・インジャは捕らえたものの。ミルプン君はまだ捕まっていませんでした。英祖は、混乱している今こそ改革を進めるのにいい時期だと思っていました。英祖は王ですがまだ充分な力がありません。彼が頼れるのは民心だけです。民は保身のために王の政策に反対する役人にうんざりしていました。反乱のときに真っ先に逃げたのも朝廷の役人でした。
ユニョンの最期
その頃。ミルプン君はユニョンとともにいました。タルムンの手下の手引で漢陽の外に逃げたものの、途中でミルプン君をみつけたのです。ユニョンは、ミルプン君がイ・インジャに見捨てられたと思い、ミルプン君が可愛そうになりました。タルムンの手下に金をやりミルプン君を清に向かう船に乗せようとします。ミルプン君はもはや自分には何の力もないと怯えていました。
手下の男が返ってこないことを不審に思ったタルムンは、男の家に向かいました。
タルムンの手下の家にいたミルプン君とユニョンは、タルムンが来る前に出ました。そして船着き場に向かいます。道の途中。二人は本当に船が用意できたのかと疑います。男は短刀をミルプン君に向けて今すぐ金を出すようにと脅しました。ユニョンはミルプン君をかばおうとして男に刺されてしまいます。「あの世で、王妃としてまっている」と言い残してユニョンは息絶えます。ミルプン君はそんなユニョンを抱きしめました。
あたりを探していたタルムンはユニョンの亡骸を発見しました。ミルプン君はすでにいませんでした。
英祖の蕩平政策が始まる
ミン・ジノンは英祖の蕩平政策を支持していました。その理由で老論派の他の重臣から批判されたら辞職するつもりでした。便殿会議では蕩平政策に反対するものはいませんでした。そこで英祖はイ・グァンジャを領議政に、チョ・ヒョンミョンを大司憲に任命しました。蕩平政策を成功させるにはこの二人の力が必要だったからです。
一方、司憲府はチョ・ヒョンミョンを大司憲として受け入れることを拒否しました。英祖は屈辱に思いますが今は耐えるしかないと思っていました。英祖は自ら司憲府に向かい、高官たちを集め司憲府の改革をおこなうことを宣言します。そんな英祖を監察たちは希望と期待に満ちた目でみつめていました。
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