中国ドラマ「解憂(かいゆう)~西域に嫁いだ姫君~」のあらすじとネタバレ です。
紀元前1世紀。漢から西域の烏孫国に和親公主として嫁いだ王族女性の物語。
解憂(かいゆう)は烏孫にやってきて昆弥(烏孫王)の右夫人になりました。昆弥には匈奴からも胡姑が嫁いでいて左夫人の地位にいます。
解憂は懐妊しました。ところが解憂のお腹の子の父親は翁帰だと噂が広まってしまいます。なんとか昆弥の信頼をとりもどしたものの。解憂は大宛との戦争で無茶をして流産。
翁帰をひそかに思っている阿伊臘と翁帰との結婚が決定。
結婚を嫌がる翁帰でしたが解憂に説得され。
「解憂(かいゆう)」情報
原題:解憂公主
英語:Princess Jieyou
2016年、中国
全45話
主なキャスト
解憂:チャン・シンイー (旅芸人、実は漢王室の一族)
翁帰:ユエン・ホン (烏孫の将軍、烏孫王の従兄弟)
烏孫昆弥:ユエン・ウェンカン (烏孫王)
馮嫽:イエ・チン
漢武帝:ユー・ボー
第31話 新婦の苦悩
草原で翁帰と阿伊臘の結婚式が始まりました。阿伊臘の髪飾りが落ちてしまうパプニングはあったものの解憂が機転をきかせてうまくやり過ごしました。
翁帰と阿伊臘の初夜。楽しそうに話す阿伊臘ですが、翁帰は相手にしません。しかも翁帰は阿伊臘には見向きもせずに先に寝てしまいます。
阿伊臘は解憂に愚痴を言いに行きますが、解憂はなだめるしかありません。
阿伊臘をきにかける解憂は阿伊臘におしろいを贈ることにしました。阿彩はおしろいを持って阿伊臘の所に向かいますが、途中で胡姑の侍女に捕まってしまいます。その後、おしろいは阿伊臘のもとに届けられましたが。おしろいには細工がしてありました。
胡姑は阿伊臘に「解憂が愛しているのは解憂だけ」とよからぬことを吹き込み。阿伊臘が漢人の服を着て、酔った翁帰を試してみると漢人の服を着ている阿伊臘を抱きしめ「解憂」とつぶやいてしまいます。
ショックを受けた阿伊臘は解憂からもらったおしろいを調べてみると、毒が入ってることがわかりました。阿伊臘は怒って解憂と絶交。胡姑の味方になってしまいます。
第32話 胡姑の懐妊
解憂は翁帰の振る舞いは身勝手で、もっと阿伊臘に優しくするように言います。
胡姑が懐妊したことがわかり、胡姑は昆弥に報告しました。昆弥は喜びます。
胡姑は解憂や漢派の妨害を警戒して、お腹の子を守るために護衛を増やすように。そして祝宴を開くよに昆弥に言います。でも昆弥は祝宴はしないと拒否します。それでも食い下がる胡姑。
解憂たちは胡姑の懐妊を知りました。するとさっそく淮天沙が胡姑に子供を産ませてはいけないと言いますが、解憂は子の命を奪うことには賛成できません。
ところがまた阿彩が口を滑らせてしまい。胡姑の子の殺害が話題になったことが胡姑に知られてしまいます。
それを知った胡姑は昆弥に子の命が狙われているとうったえます。烏孫の宮殿にそんな者はいないと言う昆弥ですが、胡姑は太后の宮殿で暮らすことになるのでした。
匈奴の義律将軍がお祝いの使者としてやってきました。義律将軍はかつて旅芸人だったときの解憂を知っている人物です。
第33話 出自の暴露
昆弥と太后が話をしていると胡姑がやってきました。胡姑は王宮の負担を考えて自分の懐妊祝と、太后の誕生祝いを一緒にしようと提案。昆弥と太后は胡姑の提案を認めました。
胡姑は宴の席で解憂に曲芸をしてほしいとお願いします。解憂は気が進みませんが皆に勧められて引き受けました。とはいうものの解憂は内心では胡姑がなにか企んでいるのではないかと怪しむのでした。
宴の日がやってきました。胡姑は出し物のために細工した馬を用意。解憂は用意された馬に乗りましたが馬が暴れだします。解憂は常人離れした動きで見事にかわしました。それを見て翁帰は拍手をおくります。
喜ぶ翁帰を見て不機嫌になる阿伊臘。昆弥もいい顔はしません。
その後、義律将軍が解憂はかつて旅芸人だったと昆弥に報告。昆弥は解憂を呼んで事情を聞くことにします。
そして長山翕侯は解憂がいた旅芸人一座の座長を偽の手紙で呼び出すのでした。
第34話 囚われた座長
解憂の過去を知る人物ということで旅芸人一座の座長が連れてこられました。
昆弥たちが見守る中、異様な雰囲気を察した座長は解憂とは初対面だと嘘をいいます。それでも長山翕侯は座長を吐かせようと長山府の牢に投獄するのでした。
なんとか座長を助けたい解憂。そこで淮天沙は座長を救うべく馮嫽に分かれをつげて長山府に向かいます。
でも長山府の警備は厳しく淮天沙は捕まってしまいました。淮天沙の正体がばれそうになったたそのとき、安索克が現れ盗賊だと言って連れ帰りました。安索克は馮嫽から知らせを受けてやって来たのでした。
一方、翁帰に相手にされない阿伊臘は自害を試みたと知らせが入り。翁帰が駆けつけます。
第35話 罠に次ぐ罠
長山府から座長が消えました。ひどい拷問をうけて出られるはずがないと焦る長山翕侯でしたが、胡姑は別の証人を用意するように言います。匈奴に投降した漢軍の将軍・李陵が解憂のことを知っているはずというのです。
座長は昆弥によって救出されていました。座長の様子から座長は解憂と関係があると気づいたのです。
解憂は昆弥から呼び出され、座長はお尋ね者だったので処刑すると言われます。解憂が座長の処刑を止めるように言うと、昆弥は翁帰を処刑すると言います。
その後。解憂と昆弥が牢へ行くとすでに拷問で深手を負っていた座長は息絶えていました。昆弥に怒りをぶつける解憂。
しかしその後、匈奴にいた李陵が烏孫にやって来ます。さらに敦煌にいた漢軍まで烏孫にやってきました。胡姑が解憂公主だと偽って偽の手紙で呼び出したのです。
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