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中国ドラマ「花様衛士(かようえいし)・ロイヤルミッション」6・7・8・9・10話あらすじネタバレ

花様衛士 過去作品

中国ドラマ「花様衛士(かようえいし)・ロイヤルミッション」は16世紀の明が舞台のお話。

嘉靖(かせい)帝の御代(1521年~1567年)。

難事件に挑むのが錦衣衛(きんいえい)の陸繹(りく・えき)と、六扇門(りくせんもん)の袁 今夏(えん・きんか)。

錦衣衛は皇帝直属の諜報機関兼軍隊。
六扇門は街の犯罪捜査と担当する警察。

2人は兵力配置図を盗んだ黒幕の調査の捜査のため揚州に向かうことに。

その途中。船に積んであった祝儀の品が奪われました。

陸繹は調査の結果、沙脩竹が犯人だとわかり投獄するのですが。彼を救うために謝霄たちが牢を襲撃。しかし陸繹たちが応戦して謝霄は逃げ帰ります。

花様衛士(かようえいし)のあらすじとネタバレを紹介します。

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「花様衛士」 キャスト

陸繹(りく・えき):任嘉倫(ウー・ジンイェン)
袁今夏(えん・きんか):譚松韻
巌世蕃(げん・せいはん):韓棟
楊岳(よう・がく):葉青
上官曦(じょうかんぎ):葉青
謝霄(しゃ・しょう):姚奕辰
嘉靖帝(かせいてい):丁勇岱
巌嵩(げん・すう):李誠儒
陸廷(りく・てい):劉威

原題:錦衣之下
英語名:Under the Power
製作:2019年 中国
全55話

第6話 すり替えられた制牌

謝霄(しゃしょう)は陸繹たちに捕まった沙修竹(さしゅうちく)を助けたいと考えていましたが。烏安幇の幇主・謝百里からは錦衣衛の陸繹とは争うな身を隠していとと言われてしまいます。

それでも沙修竹(さしゅうちく)を助けたい陸繹は無銭飲食をして袁今夏をおびき寄せ、騒ぎを起こして袁今夏の制牌を偽物に入れ替え、本物の制牌を盗みました。

謝霄は陸繹の配下になりすまして牢獄に入り込んだものの、看守に偽物だとバレてしまい牢に閉じ込められてしまいます。上官曦(じょうかんぎ)に救い出されます。

一方、制牌をすり替えられた今夏は賊と同じ制牌を持っていたので賊の仲間と間違われます。陸繹から賊と関係があると問い詰められたを問いた今夏は、逆上して売り言葉に買い言葉で賊の仲間だと認めてしまいます。

今夏は楊程万からも怒られ、陸繹から「出ていけ」と言われ泣きながら出ていきます。

今夏は制牌が謝霄によってすり替えられたと気がついて烏安幇(うあんほう)に乗り込んでいくのですが。

謝霄が今夏の幼馴染だったことを知ります。どうやら謝霄は今夏に気があるようですが。

第7話 苦肉の策

今夏は謝霄に誘われて酒を飲んでいました。謝霄の身の上話を聞いて飲んでいる間に酔い潰れてしまいます。翌朝。謝霄はまだ寝ている今夏をおぶって帰しにきました。それを見てムッとする陸繹。

目覚めた今夏は楊岳とともに沙修竹の護送するようにとの命令を受けます。護送の途中、賊の襲撃を受け、修竹に逃げられてしまいます。今夏は一人で修竹を追いかけると、今夏に立ちはだかる賊が覆面を撮りました。

賊の正体はなんと謝霄でした。「見逃してくれ」という謝霄でしたが今夏は断ります。修竹を見捨てられない、修竹の代わりに自分を殺せと迫ります。

昨夜聞いた謝霄の身の上話に同情した今夏は「私の腕を切って逃げなさい」と言いいます。謝霄が戸惑っていると今夏は自分で腕を切り謝霄たちを逃しました。

陸繹は今夏から報告を聞きました。陸繹は腕の傷を見て今夏が自分で切ったのだと気がつくのでしたが今夏をとがめようとしませんでした。傷心配して傷薬を用意します。

そして謝霄も今夏の傷を心配して傷薬を持って来るのでした。

第8話 消えた10万両

川堤を修理するため、費用の10万両が揚州に到着しました。ところが10万両が盗まれてしまいます。

陸繹はさっそく調査を初めると、銀庫の鍵を持つ周顕已(しゅうけんい)を横領の疑い逮捕しました。

ところが顕已は銀子1万両の横領は認めたものの、その後は元に戻したと主張。盗んだ目的を明かそうとはしません。

陸繹と今夏は銀庫を調べるが役人以外の足跡はなく、部外者が入り込んだ形跡もありませんでした。官銀の護送を烏安幇が請け負ったと聞いた2人は烏安幇に向かいます。

2人は上官曦と謝霄に話を聞きますが、点検には関わっていないと言います。

その際、今夏は上官曦の持っている香り袋から、顕已のものと同じ香りがするのに気が付きました。

今夏は烏安幇が官銀を盗んだと疑い謝霄を呼び出して問い詰めるのですが。

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第9話 凶器のない殺人

上官曦の香り袋は翟蘭葉(たくらんよう)からもらったものでした。揚州痩馬の翟蘭葉に惚れ込んだ周顕已でしたが。身請けするには1万両するといいます。

それを知った陸繹と今夏は蘭葉と会いに行きました。蘭葉の靴には土を拭いた後跡がありました。そこで陸繹と今夏は蘭葉がどこかにでかけていたのを隠していた。周顕已が捕らえられる前日に蘭葉と会っていたと推理します。

周顕已がいる牢に誰かがやってきました。顕已はその人物を知っているようです。その直後、顕已は殺害されてしまいます。

周顕已の休止を知った今夏が検死を行うと、外傷も凶器も刺客が侵入した形跡もありません。鼓膜が破れているだけですが普通の死に方とは思えません。

今夏は謝霄に誘われ芝居を見に来ました。春喜座はかつて揚州一の芝居小屋でしたが、殺人事件があって今は廃れているといいます。今夏は南少林寺で武術を学んだ謝霄に外傷もなく人を殺し鼓膜が破れるような技はあるかと聞きます。するとかつて春喜座で起きた殺人事件にもその技が使われたらしいと聞かされます。

そこで今夏は陸繹とともに春喜座に潜入するのでした。

第10話 第一香(だいいっこう)

陸繹と今夏は身分を隠し、役者の弟子になって春喜座(しゅんきざ)に潜入しました。今夏は舞台でも役者になりきっています。

今夏は演目に「第一香」がないのに気が付きました。第一香はかつて一世を風靡した演目でしたが、演じていた役者が死に10年あまりがたっても上演されていません。一座では第一香は禁句になっていました。座長は詮索する今夏に釘を指します。

その日の夜中。座長は密かに抜け出すと、かつて一座が芝居をしていた閬苑(ろうえん)を訪れました。

命を落した役者の雲遮月(うんしゃげつ)を供養しているようでした。座長は霧隠花雲遮月が死ねば(むいんか)も存在しないと口にします。

陸繹は雲遮月の遺体を掘り起こして調べるつもりのようです。

手がかりを求め閬苑にやってきた陸繹と今夏でしたが。幻覚術にはまってしまい、雲遮月が第一香を演じる最中に急死する様子を見てしまいます。

幻が消えると底はもとの廃墟でした。逃げようとしますが今度は雪原が広がるばかり。怨霊だと恐れる今夏、陸繹は「心の迷いだ」と幻を否定するのですが・・・

感想 と 解説

ヒロインが庶民的というか変にオジサンっぽくて、ラブコメものの中国時代劇とはちょっと様子が違ってきましたね。

専門用語が続出。

「烏安幇」の「幇(ほう、中国語ではパオ)は、人々が助けあう団体なんですけど。同じ仕事だったり、出身地が同じだったり、同じ宗教を信仰していたりして。様々な理由で集まってお互いに助け合う団体。

と聞けば良い団体のように聞こえますが。仲間意識が強い半面、排他的で秘密結社になりがち。生活に困った人も多くいるので犯罪に手を染める幇は珍しくありません。後に中華マフィアになった幇もあります。無害なものから犯罪組織まで、組織によって性格はかなり違います。

当然、ドラマのように役人に捕まる人もいます。

ドラマの「烏安幇」は水運業者の団体のひとつ。

歴史上は。清朝時代になると水運業者の幇の中から青幇と名乗る団体が現れて清朝末期には太平天国の乱に加わります。水運業者の幇は荒くれ者が多かったようですね。

翟蘭葉が「痩馬」だと紹介されていました。「痩馬」とは身売りされた貧しい家の女の子に芸や作法を教え、年頃になると妾として売られる人のことです。妓楼で働くのではなく個人に買われる前提なのが妓生との違い。痩馬というのは「痩せた馬のように体が細かった」から。揚州は痩馬が有名だったらしく「揚州痩馬」という言葉もあります。

これも中国の歴史の一部なんですね。

ドラマでも上官曦によると翟蘭葉は気の毒な境遇なんだそうです。でも翟蘭葉の正体はあとで分かります。

 

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