中国ドラマ「高潔なあなた」の第5・6・7・8話のあらすじとネタバレの紹介記事です。
宋代の開封府を舞台に、名捜査官 展昭（てんしょう、演：ウー・シーザー）と莫研（ばくけん、演：チャン・ホイウェン）が繰り広げるラブロマンスミステリー時代劇。
ある日、開封府で行われる審問のために汴京城にやってきた白宝震が殺され事件解決のために開封府の敏腕 捕快頭・展昭が動き出しました。
そこで蜀中六悪の5番手・探雲・李栩が逮捕されました。でも開封府に現れた7番手の神犬・莫研が李栩は無実だと訴えます。
開封府の名裁判官・包拯は莫研の洞察力と推理力を買って捕快として仮採用。展昭と莫研が共同で捜査を進めることに。
展昭と莫研は帳簿を探すために白家に向かいました。しかし寧晋王に捕まってしまいます。展昭は寧晋王がなぜ白宝震の事件に関わっているのか理解できませんが。寧晋王は皇帝が自分に事件を処理するよう命じたため自分が李栩に帳簿を盗ませたと話します。しかし白宝震を殺害したのは別人でした。そこで白家の者を他の場所に移動させて家を焼いたのだといいます。
展昭が去ろうとすると寧晋王はこの事件を追っているのは自分だけではないから気をつけるように言うのでした。
展昭と莫研は白宝震が娘の白盈玉に本当の帳簿を預けた可能性があると思い、探すことにするのでした。
番組情報
原題：一片冰心在玉壺
英語：Yi Pian Bing Xin Zai Yu Hu
2021年、中国
全24話
原作小説：一片冰心在玉壺
原作者：藍色獅
主要人物
展昭（てん・しょう）
演：呉希澤（ウー・シーザー）
莫研（ばくけん）
演：張芸上（チャン・ホイウェン）
包拯（ほう・じょう）
演：趙達（ジャオ・ダー）
第5話 手に汗握る追走劇
展昭と莫研は白盈玉に会いました。彼女は父から自分が開封府に捕まったときは張堯佐を頼るように言われたと言いますが。張堯佐には白盈玉を助けるつもりはないと莫研は考えます。
白盈玉は父が去る前に帳簿を預けたのですが意味が分からなかったので池に捨ててしまったと言います。そこで水が苦手な展昭に代わって莫研が池に入って帳簿を探しました。帳簿が見つかったその時、突然多くの矢が飛んできて白盈玉は負傷。展昭は莫研と白盈玉を逃がして戦いましたが池に落ちてしまいます。そこに莫研がやってきて彼を救いました。
蜀中六悪のニ番手・蕭辰が近くまで来ていることを知った莫研は蕭辰に会いました。蕭辰は一緒に蜀に戻るように言います。でも莫研は李栩を救出する証拠を見つけたと言い、証拠を開封府に提出すれば李栩を救出できると説得。蕭辰も莫研の言い分を認め李栩を救出してなるべく早く戻るように言いました。
莫研は帳簿をもって展昭、寧晋、蕭辰、呉子楚、白盈玉とともに開封府に向かいます。ところがその道中、張堯佐たちが襲って来るのでした。
第6話 大切な君を守りたい
展昭と呉子楚は開封府に戻り、帳簿を包拯に渡しました。展昭は莫研たちが気になって後を追おうとしましたが傷が悪化して気絶してしまいます。
そのころ、莫研と寧晋たちは旅を続けていました。寧晋は莫研にいいところを見せようとしましたが莫研は本当に命を狙われてしまいます。命を狙われていると知った莫研は四人を二手に分けることを提案。莫研は蕭辰に白盈玉を連れて逃げるように言い、莫研と寧晋は囮になりました。
莫研の危機に落ちいいる夢を見た展昭は目覚めるとすぐに莫研を追いました。
蕭辰と白盈玉は開封府に到着。しかし寧晋は莫研をかばって負傷。刺客は大内侍衛の暗器を使っています、白寶震を殺したのは彼らのように思われました。
莫研も青衣の者に追われて川に落ち、矢を受けてしまいます。そこに展昭がやってきて莫研を助けました。青衣の者たちは逃げていきます。莫研が目を覚ますと展昭がいて彼らが無事だったのを知りほっとするのでした。
第7話 忘れたくない気持ち
証拠が充分ではなく張堯佐を捌くことはできませんでした。そこで展昭と莫研は包拯と一緒に張堯佐の屋敷で開かれる宴にやってきました。包拯と張堯佐は乾杯をしますがそれぞれに思惑がありました。
莫研はトイレに行くふりをして張堯佐の書斎を調べ、展昭は戸の前で見張っていました。すると張堯佐の子の張風がやってきて一緒に飲もうと誘います。張風は展昭の仲間が書斎に入ったことに気付き書斎に入ろうとします。すると展昭がわざと転倒させました。展昭は張風が青衣の男の体型と似ていると思い体を起こそうとして内力を試してみました。でも張風からは力は感じられません。武芸のできないダメ息子で青衣の男だとはっきりとはわかりませんでした。
張風が去った後、展昭は莫研に訪ねましたが書斎には証拠になるようなものは見つかりませんでした。
蕭辰は莫研と釈放された李栩に蜀中に戻るように言いました。莫研は開封府の者に愛着がわき残りたいと言いますが、蕭辰は認めません。彼らの師匠は役人に殺されたからです。莫研は皆に別れの挨拶をしたいので1日だけ待つように言うと蕭辰はそれは否定はしませんでした。そこで莫研は分かれる前に展昭に贈り物をしようと考えるのですが。
第8話 黒焦げ死体の謎
白盈玉が水くみをしていると蕭辰が何者かがいるのに気付きました。黒ずくめの男たちは張堯佐の命令で殺しに来たのだといいます。しかし刺客たちは数はいても蕭辰には敵いません。蕭辰は彼らを倒すのですが、目の前で人が死ぬのを見た白盈玉は怯えてしまいます。
展昭と莫研も刺客に襲われて開封府に戻ってきました。二人は蕭辰も刺客に襲われたことを知り、その男たちの服が青衣の物に似ていると思いました。すると部下が張堯佐が死んだと報告してきたので驚きます。
白盈玉は親の仇が死んでしまい生きる目的がなくなり、自害しようとしました。すると蕭辰がやめさせます。
展昭と莫研は張府を捜査。屋敷には血痕がありました。張堯佐の遺体は焼けていましたがまわりに火の気配はありません。死因を調べた莫研はある事に気が付きます。
一方、父が死んで悲むそぶりを見せていた張風ですが、莫研たちがいなくなると喪服を脱いで涙を拭いてしまうのでした。
注：脂肪分の多い遺体に布がかけてあるとそれに引火して人体がゆっくりろうそくのように燃える現象は実際にあります。石つくりの西洋の家なら家は燃えにくいので、人体発火現象と間違われることがあります。中国の家なら燃えそうですが・・・
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