中国ドラマ「コウラン伝・始皇帝の母」の第9・10・11・12話あらすじとネタバレ紹介記事です。
司徒缺は咸陽に到着。嬴異人の生母・夏姬に助けを求めました。夏姫は嬴異人の名を使って血書を作り趙国の太子で異人の父・安国君に渡します。血書には現在の趙国の状況と異人の決意が綴られていました。安国君は感動して異人を救う方法を見つけるよう命じます。
趙厲王妃に仕える蕭紅葉は李皓鑭を陥れようとしました。秘密を知られた趙厲王妃は皓鑭を処刑しようとしましたが。そのとき趙王がかけつけて皓鑭は助かりました。実は呂不韋が機転をきかせて趙王を呼んだのでした。呂不韋は皓鑭には自分がついていると言うのですが。
秦と趙の戦争が始まり。秦軍が趙に攻めてきました。秦から人質としてきている嬴異人の命が危険にさらされますが。秦軍は撤退します。秦軍は王孫の命と引換えに撤退したと聞くと、趙王は喜び。嬴異人を生かしておこうと考えるのでした。
番組情報
原題:皓鑭傳
英語:The Legend of Hao Lan
2019年、中国
全62話
原作小説:皓鑭傳
原作者:爾笛
コウラン伝の時代
舞台になるのは紀元前3世紀「春秋戦国時代」の中国。まだ中国大陸は統一されてなく、いくつもの国が争う戦国時代でした。ドラマの登場人物達が活躍していた紀元前260年ごろには小国は淘汰されて7つの国が争っていました。
「戦国の七雄」といわれる、秦(しん)・趙(ちょう)・燕(えん)・魏(ぎ)・斉(さい)・韓(かん)・楚(そ)の国です。
コウラン伝の主な登場人物
李皓鑭(り こうらん)ヒロイン。李赫の娘
演:呉謹言(ウー・ジンイエン)
呂不韋(りょ ふい) 商人
演:(ニエ・ユエン)。
嬴異人(えい いじん) 秦の王子。
演:茅子俊(マオ・ズージュン)
趙孝成王 趙丹
演:王志飛
厲(れい)王妃 趙孝成王后
演:寧靜
雅王女 趙国の王女。
演:海鈴
蛟王子 趙国の王子。
演:洪堯
李岫玉(り しゅうぎょく)
演:李春嬡
第9話
毒に倒れる侍女たち
王宮の侍女たちが次々と病に倒れました。蕭紅葉は患者たちを宮殿から送り出そうと言い出します。皓鑭はそれに激しく反対して殷小春と共に調査しました。そして毒を入れた宮女の百合を捕まえると、蕭紅葉の命令だと証言を引き出します。
犯人にされる皓鑭
その間。厲王妃は夜も眠れず、体調が悪化していました。蕭紅葉は宮殿を捜索するよう提案。そして蕭紅葉は皓鑭が呪術を使って厲王妃に呪いをかけたと罪をかぶせます。蕭紅葉は厲王妃の前で皓鑭を非難。皓鑭は必死に反論します。
処分を受ける蕭紅葉
そこに公主雅がやってきて剣を持ち出し、百合を殺して自分の無実を証明するように言います。しかし皓鑭は拒否。すると蕭紅葉が剣を奪って百合を斬りつけました。しかしそれは公主の策略でした。皓鑭の無実は証明され。嘘がばれた蕭紅葉は厲王妃によって杖刑にされ息絶えます。
新たな火種
そんな趙の王宮に蜀侯夫人が息子と共に秦から戻って来ました。蜀侯夫人はかつての厲王妃のライバルでした。
第10話
雅王女から罰を受ける皓鑭
雅王女は厲王妃に嬴異人を救うようにお願いしますが皓鑭が止めました。皓鑭は嬴異人を救うためには蜀侯夫人をなんとかしなければいけないと言いますが。逆に怒った雅王女は皓鑭を杖刑20回にしました。
それを聞いた蜀侯夫人は皓鑭を見舞いました。夜、皓鑭は蜀侯夫人のもとに行き夫人の信頼を得ることに成功。皓鑭は蜀侯夫人が身につけている玉佩をもらいます。
罠にかかる蜀侯夫人と嬴克
呂布と皓鑭は出兵した嬴克をだまして秦国に亡命させ。雅王女は嬴克が亡命したことを伝え蜀侯夫人も逃げるように仕向けます。ところが雅王女は皓鑭も陥れました。
投獄される皓鑭
趙王は蜀侯夫人親子の逃亡に激怒。皓鑭も蜀侯夫人と内通者だと疑われて投獄されてしまいます。厲王妃は皓鑭が裏切らないとは知っていますが、助けようとはしませんでした。
第11話
牢獄で処刑を待つ皓鑭
司徒月が李皓鑭の竹簡を燃やしていると趙王が通りが狩ります。趙王はその一つを見ると、趙王と厲王妃を思う言葉が書かれていました。趙王は皓鑭が趙国のことを思っていると聞き牢獄に向かいました。すると皓鑭が口から血を吐いているのを見つけたので皓鑭を治療するように命令するのでした。
厲王妃と雅王女の対立
厲王妃は雅王女が皓鑭を陥れたことを知り、彼女を非難しながら忠告します。でも雅王女も譲らず口論になりました。
釈放される皓鑭
呂不韋が蜀侯夫人が逃亡中に馬から転落して死んだことを報告。呂不韋は誰かが皓鑭を口封じにしようとしていると言います。そして李岫玉が皓鑭を訪ねたことを伝えました。
岫玉は趙王に呼び出されて詰問を受けるのでした。その結果、皓鑭は命が助かり釈放され、厲王妃の所に戻ってきました。
呂不韋に難題をふっかける蛟王子
一方、趙が秦に包囲されたまま。前線に援軍を贈ることになりました。そのためには食料が必要ですが、蛟王子はその役目を呂不韋にやらせようとします。
第12話
称賛される呂不韋
呂不韋は趙王から兵糧と資金の調達の役目を与えられ。見事に解決しました。呂不韋は趙王を褒め称えました。
岫玉を煽る雅王女
面白くない蛟王子は岫玉に八つ当たり。暴力をふるいます。そこに雅王女が現れました岫玉を救い出しました。蛟王子が去った後、雅王女は岫玉を慰めて蛟王子と羽王子について話し、岫玉の危機感をさらに煽り立てました。岫玉は蛟王子と自分のために、皓鑭や呂不韋を排除使用と決意します。
突然の求婚騒ぎ
趙王たち王族は戦勝祈願のために、馬服山の離宮に向かい祭祀を行いました。するとそこに魏の使者と楚の太子・熊完がやって来て雅王女に求婚するのでした。
突然の申し出に驚く趙王。趙王は秦に対抗するため三国同盟を考えていましたが困ってしまいます。
求婚を断る雅王女
求婚のことを知った雅王女はどちらにも嫁がないと拒否。死を覚悟すると言いました。雅王女は嬴異人に相談しますが、嬴異人は雅王女に趙国のことを最優先に考えるべきだと言うのですが。
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