中国ドラマ「探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫〜」13・14・15・16話のあらすじとネタバレ紹介記事です。
主人公の蘇瓷(そし)は国の捜査機関・明鏡署(めいきょうしょ)の少署(捜査官)。ところが蘇瓷は男装した女性。一族が殺害された過去を探るため正体を隠し男装して明鏡署に入り込んでいたのでした。
花嫁の事件は解決しました。ところが董如双は、蘇瓷が正体を偽り男のふりをして自分を騙していたことが許せません。
謝北溟は董如双の様子がおかしいのが気になって事情を聞きました。すると董如双は「友達に騙されていた」と答えます。
謝北溟は董如双に対して「きっと深い事情があるに違いない。ウソをついた方も落ち込んでいるはずだ」と慰めます。(謝北溟はまだ蘇瓷が女だと知らない)
それを聞いた董如双は思い直して裴昭のための薬を調合します。解毒剤が完成。
ところがその治療法は、一歩間違えば命を失いかねないほど危険なものでしたが。裴昭は治療をうけます。そして解毒が成功。
快気祝いの宴会で蘇瓷は仲間たちに自分が女だと明かします。
番組情報
原題:少女大人
英語:Maiden Holmes
2020年、中国
全28話
主要人物
蘇瓷(そし)/白憶安
演:陳瑤(チェン・ヤオ)
裴昭(はい・しょう)/蕭衍之(しょう・えんし)
演:張凌赫(ジャン・リンホー)
謝北溟(しゃ・ほくめい)
演:張家鼎(ジャン・ジアディン)
董如双(とう・じょそう)
演:王芸哲(ワン・イージョー)
飛鳶(ひえん)
黄毅:(ホアン・イー)
劉玄(りゅう・げん)
演:常鋮(チョン・チン)
羅鑫(らきん)
演:虞海亮(ユー・ハイリアン)
用語解説
明鏡署(めいきょうしょ):犯罪捜査を行う部署。警察のようなもの。実在しない架空の役所名。
総署(そうしょ):明鏡署のトップ。警察署長みたいなもの。
少署(しょうしょ):捜査官。調査・取締をする役人。実在しない架空の役職。
第13話
明鏡署で昇進試験が行われることになりました。昇進できるのは一人だけです。
蘇瓷も試験を受ける予定です。でも蘇瓷は法典や捜査知識では署でも抜群の成績なのですが、弓術と剣術は自信ありません。それでも蘇瓷には昇進したい理由がありました。昇進して家族が殺された事件を再捜査できるようになりたいのです。
焦る蘇瓷は無理して剣術の稽古を行って怪我してしまいます。しかたなく裴昭と謝北溟は稽古相手になりました。
その後。裴昭は斉王として明鏡署の弓の練習場に向かいました。そこでも蘇瓷は弓の練習をしていました。でも成績はいまいち。見ていられなくなった裴昭は、蘇瓷に手取り足取り弓を教えます。蘇瓷は周囲の目が気になって仕方ありません。結局、斉王と蘇瓷は男食だという噂が広まってしまいました。
そして試験当日。裴昭たちの指導のおかげもあり。武術の試験も無事クリア。裴昭たちも喜びます。
ところが、街で描かれた美人画を入手した雲王はそれが蘇瓷にそっくりだと気づきます。雲王は蘇瓷が女ではないかと疑い始めるのでした。
第14話
北戎(ほくじゅう)から親王と王女が使節として大梁にやってきました。親王の朔木は、北戎と大梁の和親のために王女の蕓川を斉王に嫁がせたいと提案します。裴昭はその場ななんとかごまかしましたが。内心では結婚したくないと思っています。
昇進者の任命式の日がやってきました。今回は皇帝の前で任命式がおこなれます。蘇瓷が任命を受けると雷争(らいそう)が明鏡署には男装した女がいると訴えました。証拠の品として提出されたのは雲王が手に入れた美人画でした。流罪になっていた蕭君昊が呼び戻されました。蕭君昊は蘇瓷が女だと言っていたと嘘の証言をしました。明鏡署の総署・劉玄(りゅう・げん)も反論しますが、雲王から帰って怪しいと言われてしまいます。
蘇瓷は周りの者が罪に問われるのが心配になり、自分で女だと認めました。
蘇瓷は皇帝を欺いた罪で投獄されてしまいます。
第15話
蘇瓷が投獄され。裴昭はなんとか釈放しようと動いていました。
ところが雷争は蘇瓷を拷問して供述書に無理やり印を押させると。「男装したのは斉王の指示だったと蘇瓷が自白した」と皇帝に報告しました。
その調書には斉王の命令で正体を偽って明鏡署に潜入、謀反の機会を狙っていたと書かれています。裴昭と劉玄は反論。供述書だけで処罰するべきではないと蘇瓷をかばいますが。皇帝は正体を偽ったことそのものが大罪で、北戎の使節が帰ったら蘇瓷を処刑すると言うのでした。
打つ手がなくなった裴昭は北戎の王女との結婚を認め。その代わりに蘇瓷を釈放してくれるように皇帝に願い出るのでした。
裴昭と蕓川との結婚は認められ、結納の準備が進められました。牢獄の中でその話を聞いた蘇瓷は悲しみに打ちひしがれます。
第16話
蕓川は琴の演奏中に急に血を吐いて倒れてしまいます。原因はなにかの毒にやられているようでした。親王の朔木は蕓川に何かあれば、大梁との戦だと激怒。裴昭に皇帝に直訴、蘇瓷を解放して調査を行います。
蕓川に毒をもった犯人をおびき寄せるため。蕓川が回復したという情報を流し、蘇瓷が蕓川に変装しての身代わりを務める事になりました。夜。蘇瓷が蕓川のふりをして部屋で寝ていると蘇瓷に襲いかかる者がいます。蘇瓷が捕まえたところ、その相手はなんと朔木の部下の車延でした。彼は家族を人質に取られて仕方なくしたといいます。
一方、董如双は蕓川に使われた毒は一つだけではないとつきとめました。4種類の毒がお互いに反応して効果が出るというのです。董如双は蘇瓷にそれを伝えようとしました。ところが尋問部屋にいた蘇瓷だけが倒れてしまいます。
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