中国ドラマ「探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫〜」17・18・19・20話のあらすじとネタバレ紹介記事です。
蕓川は琴の演奏中に急に血を吐いて倒れてしまいます。原因はなにかの毒にやられているようでした。親王の朔木は蕓川に何かあれば、大梁との戦だと激怒。裴昭に皇帝に直訴、蘇瓷を解放して調査を行います。
蕓川に毒をもった犯人をおびき寄せるため。蕓川が回復したという情報を流し、蘇瓷が蕓川に変装しての身代わりを務める事になりました。夜。蘇瓷が蕓川のふりをして部屋で寝ていると蘇瓷に襲いかかる者がいます。蘇瓷が捕まえたところ、その相手はなんと朔木の部下の車延でした。彼は家族を人質に取られて仕方なくしたといいます。
一方、董如双は蕓川に使われた毒は一つだけではないとつきとめました。4種類の毒がお互いに反応して効果が出るというのです。董如双は蘇瓷にそれを伝えようとしました。ところが尋問部屋にいた蘇瓷だけが倒れてしまいます。
番組情報
原題:少女大人
英語:Maiden Holmes
2020年、中国
全28話
主要人物
蘇瓷(そし)/白憶安
演:陳瑤(チェン・ヤオ)
裴昭(はい・しょう)/蕭衍之(しょう・えんし)
演:張凌赫(ジャン・リンホー)
謝北溟(しゃ・ほくめい)
演:張家鼎(ジャン・ジアディン)
董如双(とう・じょそう)
演:王芸哲(ワン・イージョー)
飛鳶(ひえん)
黄毅:(ホアン・イー)
劉玄(りゅう・げん)
演:常鋮(チョン・チン)
羅鑫(らきん)
演:虞海亮(ユー・ハイリアン)
用語解説
明鏡署(めいきょうしょ):犯罪捜査を行う部署。警察のようなもの。実在しない架空の役所名。
総署(そうしょ):明鏡署のトップ。警察署長みたいなもの。
少署(しょうしょ):捜査官。調査・取締をする役人。実在しない架空の役職。
第17話
蘇瓷と裴昭は蕓川公主に盛られた毒を調べていました。でもまだ最後の毒は見つかっていません。ふと裴昭は自分を陥れようとするなら斉王府での宴会で毒を仕込むに違いないと思いました。
そこで董如双に協力してもらい斉王府で出された料理から毒を調べてもらうことになりました。董如双はすぐに作業に取り掛かりました。謝北溟も手伝い何度も試して徹夜で解毒剤を完成させました。
解毒薬は蕓川公主のもとに届けられました。蕓川公主は解毒に成功元気を取り戻しました。蕓川公主は蘇瓷と董如双に感謝しなくてはと言いますが。侍女から公主が倒れてから昼夜見張っていた傅子佑だと聞かされます。
蕓川公主は傅子佑を呼んでお礼の言葉をかけるのですが、傅子佑は礼儀正しく「お役目ですから」と言って部屋を出ていきました。
その後。皇帝は今回手柄をたてた蘇瓷のために女子でも昇進できると発表。明鏡署に戻った蘇瓷を同僚たちは暖かく迎えました。
裴昭は蕓川公主と婚約を解消するために、朔木と酒を飲んで自分は命のを狙われていると話します。朔木は妹を嫁がせるのが不安になって裴昭との婚約解消を皇帝に訴えるのでした。
第18話
婚約解消を伝えるため裴昭は雷争の屋敷を調べている蘇瓷のもとに向かいました。すると誤って仕掛けを発動させてしまい二人は部屋に閉じ込められてしまいます。さらに明鏡署の捜査員たちが中に人がいるのに気づかずに施錠してしまいました。二人は部屋から出られなくなってしまいます。
裴昭が蘇瓷に公主との婚約解消を伝えると蘇瓷は喜び、二人はキスをします。
その後、二人は部屋の中を捜索。前の兵部尚書・梁楓(りょうふう)が雷争に出した手紙を見つけました。そこに書かれた内容からは2人が何か重要な秘密を共有しているように思えるのでした。
梁楓はかつて洪谷の戦いに加わっていました。雷争は白良族の事件を担当していました。彼らにどのような秘密があるのか調べるため、蘇瓷と裴昭は梁楓の屋敷を訪ねることにしました。
二人は部屋を出て一度、自分たちの屋敷に戻り董如双と謝北溟、飛鳶も連れて梁楓のもとに向かいました。
五人が梁楓の屋敷にだどり就いたとき。一行が目にしたのは梁楓の葬式でした。
第19話
梁楓の息子・梁程は父の遺体の検視を嫌がりました。そこで蘇瓷と裴昭は一計を案じて棺を開けさせました。梁楓の遺体を調べたところ梁程が怪しいということになり。蘇瓷たちが梁程を尋問すると、梁程は父と口論になり貔貅の像で殴ったことを認めましたが、殺意はなかったといいます。梁程は役所に連行されました。
梁程が連行されたことを知った王氏は危機感をもちます。
蘇瓷は梁程の供述にはまだ不自然なところがあると思っていました。蘇瓷は梁楓が生前着ていた服に赤い粉が付いているのを発見しました。
蘇瓷たちが梁妏(りょうぶん)のもとに行き話を聞きました。すると、梁程は梁楓を殴った後、まだ息があった梁楓を貔貅の像で殴ってトドメをさしたというのです。そして梁妏は鳴き夫の張将軍の遺品から血判状を見せました。張将軍は手紙の中で自分の死は援軍を送らなかった梁程のせいだと書いていました。
梁妏は亡き夫の仇を討って欲しいと告げたあと何かを取りに行くと言ってその場を離れました。そして梁妏は自害してしまいました。
そして裴昭たちが独房に駆けつけるとすでに梁程は殺害されていました。
第20話
蘇瓷は裴昭に白良族の族長が殺害された件を調べているとうちあけ。当時、証拠とされた族長の手紙は偽造されていると思っていました。裴昭も以前から梁家にはなにかあると思っていました。
そこで裴昭と蘇瓷は手紙を偽造した者を調べることにしました。梁家の侍女から書生が出入りして多くの作品を模写しているのを聞きました。二人は手紙を偽造するために違いないと考え、名簿にあった書生を捜し始めました。
すると蘇瓷は、裴昭と配下の蒋希文(しょうきぶん)が会話しているのを偶然聞いてしまいます。蘇瓷は聞き覚えのある声に驚きました。7年前。白良族が虐殺されたとき、蘇瓷は井戸に隠れていました。そこで聞いた男の声が蒋希文のものにそっくりなのです。
蘇瓷は咄嗟に一族虐殺を命令したのは裴昭だと思いました。裴昭は親の仇だった。感情を堪えなくなった蘇瓷はいきなり部屋に飛び込んで裴昭に襲いかかりました。でもいざとなると蘇瓷は裴昭を斬ることはできずその場を去ってしまいます。
蘇瓷の突然の豹変ぶりに驚いた裴昭は、蘇瓷が白良族の生き残りではないかと思います。蘇瓷は一人で飛び出したものの、結局手がかりをつかめずに戻ってきました。
裴昭は蒋希文を派遣して白良族の虐殺を止めようとしたと言いますが、蘇瓷は信じません。そこで裴昭はある約束をします。
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