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韓国時代劇「王になった男」キャスト登場人物紹介とネタバレ

韓国時代劇 1.2 韓国ドラマ紹介

韓国時代劇「王になった男」は、王の影武者になった男が本当に王になってしまう、コメディ調の物語。

2012年の映画「光海、王になった男」のリメイク作品。

映画では王は「光海君」とされ、そっくりな男・ハソン(河善)が影武者になりました。でも光海君はやがて王にもどろうとしたところそこに反乱が起きて。光海君は死亡してハソンは生き残るというストーリーでした。

ところがTVドラマ版では「王にそっくりな男が王と入れ替わる」という設定だけが同じで王やキャラクターは架空の存在になって、ストーリーは別物。テレビや史実とも全く違う結末になっています。

TVドラマ版の「王になった男」の登場人物とキャストを紹介します。一部ネタバレもあるのでご注意ください。

 

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主要人物

ハソン(夏仙)

演:ヨ・ジング

幼い時に両親を亡くしました。乳飲み子の妹ダルレとともに旅回りの芸人一座の座長・ガプスに引き取られて育ちました。唯一の家族ダルレを大切にしています。

全国各地で旅をしてまわり。王様や両班など支配階級を演じて笑いをとるモノマネの達人。行く先々で評判になり、やがてその才能を都承旨イ・ギュに見いだされて王の影武者になります。

本物のイ・ホンが死亡してしまったことから本当に王の役目を務めることになってしまいます。明と後金との対立では後金に味方したり「大同法」を実行したり。史実の光海君と似た政治を行ってます。宮中の陰謀にも巻き込まれてシン・チスたちと対立。最後は、反乱を企てるシン・チス、大妃たちを粛清。朝廷に平和を取り戻します。

謀反をたくらんだとはいえ大妃を廃母にして賜死させます。大妃を殺すのは史実の朝鮮では考えられない暴虐になってしまいますが。そこは架空のドラマならではの展開です。

最後はすべてが丸くおさまって。王族から養子を迎えて譲位して庶民に戻ります。

王としてのハソンのモデルは光海君
https://korea.sseikatsu.net/ick15b/

光海君のよいところを集めたようなキャラクター。

イ・ホン(李憲)

演:ヨ・ジング(一人二役)

朝鮮王。生まれた直後に生母が死亡。父親が寵愛していた側室を殺したという理由で父親からは嫌われ、親の愛を知らずに育ちます。

都承旨イ・ギュの勧めでユ・ホジュンの娘ソウンを正室にしました。若い頃はソフンと心を通じて穏やかな生活をしていましたが。王になったあとは人間不信になって異母弟の敬仁大君を処刑。その後も悪夢に怯えて次第に精神を病んでいきます。映画版とは違いドラマ中盤で死亡。本当に影武者に王の座を奪われてしまいます。

モデルは光海君
https://korea.sseikatsu.net/ick15/

光海君の暴君としての悪いところを集めたようなキャラクター。

 

ユ・ソウン (柳素雲)

演:イ・セヨン

朝鮮王妃(中殿)。
朝廷の重臣ユ・ホジュンの娘。民を思いやる心優しい王妃。父と親しかった都承旨イ・ギュの勧めでイ・ホンの正室になりました。

薬に溺れて病んで暴君になってしまったイ・ホンを嫌います。

ところがある日突然優しくなったイ・ホン(ハソン)に若い頃のやさしいイ・ホンの姿をみて次第に心を寄せる用になります。王の正体がハソンと分かった後も、ハソンを好きになり。最後は本当の夫婦に。

モデルは光海君の正室・柳氏

光海君とともに島流しになった廃妃柳氏(文城郡夫人)
廃妃柳氏(文城郡夫人)は光海君の妻です。 王妃になりましたが、仁祖の起こしたクーデターで王妃の座を終われ島流しになりました。 史実の廃妃柳氏(文城郡夫人)はどんな人物だったのか紹介します。 廃妃柳氏(ユ氏)の史実 いつの時代の人? 生年月日...

 

イ・ギュ(李奎)

演:キム・サンギョン

号は鶴山。朝廷の重臣。役職は王命の伝達や王への報告を行う都承旨(トスンジ)。

良家の生まれ。頭がよく、もともとは情に熱い性格でした。師匠のキル・サムボンが投獄されて死亡。冷徹で計算高い性格になります。身分の別け隔てなく人々が廟堂に暮らせる世界を夢見ています。イ・ホンそっくりのハソンをみつけて王の影武者にしようと思いつきます。

心を病んでどうしようもなくなったイ・ホンを殺しますが。シン・チスにバレて辞職。ハソンにあとを任せます。

最後は朝廷に戻ってシン・チスと対立。反乱を企てた晋平君を斬ったところを護衛に斬られて死亡。

モデルはホ・ギュン。
https://korea.sseikatsu.net/hogyun/

 

朝廷の人物

シン・チス(申至洙)

演:クォン・ヘヒョ

左議政。ライバルを次々と始末して朝廷の権力を手に入れようとする重臣。
裏では賄賂をとっています。明をやたらと慕って親後金政策をとろうとする王(ハソン)と対立。最後は反乱を起こしますが、失敗してハソンに斬られます。

光海君や大北派と対立した重臣を一人に集めたようなキャラクター。

大妃金氏

演:チャン・ヨンナム

暻仁大君の母親。先王の正室。光海君とは血の繋がりはありません。
息子と父親がイ・ホンに殺害さたので、イ・ホン非常に嫌って怨んでます。最終的にはイ・ホンを廃そうとしますが失敗。廃母になって賜死。

モデルは仁穆大妃

仁穆王后(インモク王妃)息子と父を光海君と大北派に殺され復讐を願いつつ生きた
仁穆王后(インモク王妃)は李氏朝鮮 第14代国王・宣祖の2番めの妃。 宣祖との間に息子が生まれました。 しかしそれが不幸の始まりでした。息子と父は光海君と大北派によって廃され、殺害されてしまいました。自身も大妃の身分を奪われ幽閉されてしまい...

仁穆大妃そのものではありませんが。ここまで悪役として描かれるドラマも珍しい。

宣化堂(ソナダン)

演:ソ・ユナ

イ・ホンの側室。シン・チスの姪。ユ・ソウン に嫉妬しています。謀反がおきたときはハソンに味方しますが、何者かに殺害されてしまいます。

キム(金)尚宮

演:ミン・ジア

大殿の至密尚宮。シン・チスに繋がっています。最後はシン・チスの悪行を暴露。

モデルはキム・ゲシ
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チョ(曹)内官

演:チャン・グァン

王のそばに仕える大殿内官。
イ・ホンと入れ替わったハソンに協力します。

 

普平君(チンピョングン)

演:イ・ムセン

父と兄をイ・ホンに殺され怨んでいます。大妃やシン・チスと共謀して反乱を起こそうとしています。

モデルは綾陽君。

綾陽君(ヌンヤングン)の史実・光海君を廃して王になるまでの経緯
綾陽君(ぬんやんぐん)は後の16代朝鮮王・仁祖。 庶子の子孫という出自のため王位に就く可能性は低いとされてきました。しかし、弟の死をきっかけに復讐を決意。西人派と結託し光海君を廃するためクーデター(仁祖反正)を起こし、王位に就きました。

史実とは違い反乱は失敗。

シン・イギョム(申以謙)

演:チェ・ギュジン

シン・チスの息子。遊び好きな役人。

ハサンの妹のダルレに一方的な感情を持って襲いますが。
王になったハソンに復讐されます。

 

イ・ギュやムソンの仲間

チャン・ムヨル(張武英)

演:ユン・ジョンソク

武官。王の忠実な護衛役。
イ・ギュの命をうけて任務をこなします。

 

チュ・ホゴル(朱虎乬)

演:イ・ギュハン

イ・ギュの古い知り合い。元戸曹判書・朱義英の庶子。
地位を奪われ官奴にされていました。記憶力が良く計算も得意。

ウンシム(雲心)

演:チョン・ヘヨン

清月閣の妓生(キーセン)。
宮廷の芸妓でした。
イ・ギュとは長い付き合いで想いをよせていますが。

ダルレ

演:シン・スヨン

シン・イギョムの被害にあって一時的に失語症に。

 

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