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長安賢后伝 ドラマ21~25話あらすじとネタバレ感想

長安賢后伝 0 あらすじ

中国ドラマ「長安賢后伝」21・22・23・24・25話あらすじとネタバレです。

梁(りょう)の力は衰え。北方では盛州(せいしゅう)・西斉(せいさい)・雍臨(ようりん)が争っている時代。

雍臨の郡主・賀蘭茗玉(がらん・めいぎょく)は盛州の第九王子・蕭承煦(しょう・しょうく)は運命的な出会いをしました。

盛州では「蕭承煦に継がせる」という前王の意思をもみけして第三王子の蕭承睿(しょう・しょうえい)が即位。

賀蘭茗玉は自分を助けたのは王の密命ではなく蕭承煦の独断だったことを知ります。賀蘭茗玉は蕭承睿は自分を見捨てたと思い。自分のために命令違反をして杖刑を受けた蕭承煦を気遣います。

その後。蕭承煦は沐王妃の死の真相を知ってしまいます。

その後。蕭承煦のもとに西斉の使者がやってきて前王朝・熙国の玉璽を受け取り、司徒成が投降すると聞かされます。

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番組情報

原題:長安諾
英語:The Promise of Chang’an
2020年、中国
全61話

主なキャスト

賀蘭茗玉(がらん・めいぎょく)
 演:趙櫻子(チャオ・インズ)
 雍臨王・賀蘭明晢の孫娘。

蕭承煦(しょう・しょうく)
 演:成毅(チョン・イー)
 蕭尚遠の第九王子、燕王

蕭承睿(しょう・しょうえい)
 演:韓棟(ハン・ドン)
 蕭尚遠の第三王子、盛州王

蕭承軒(しょう・しょうけん)
 演:趙文浩(チャオ・ウェンハオ)

 

第21話 伝国の玉璽

 

蕭啓翰(しょうけいかん)は、西斉の使者が蕭承煦(しょうしょうく)に伝国の玉璽を渡したと知りショックを受けました。伝国の玉璽とはかつて熙国が滅びたときに失われましたが。司徒寅が手に入れたと言われていました。

蕭啓翰は慌てて戻り父の盛州王・蕭承睿に報告。蕭承煦が謀反を起こすのではないかと伝えます。

賀蘭茗玉が蕭承睿と会うと、彼は何かを警戒していました。蕭啓翰もピリピリしています。様子がおかしいと思った賀蘭茗玉は凌蓁児にそのことを話しました。

凌蓁児は蕭啓翰に酒を飲ませて玉璽のことを聞き出しました。詳しいことまではわかりませんでしたが賀蘭茗玉に報告。賀蘭茗玉は蕭承煦が謀反を起こそうとしているのではないかと考え、思いとどまるように手紙を書いて凌蓁児に届けさせます。

西斉を降伏させた蕭承煦が帰国。出迎えた蕭承睿は不満そうでしたが。蕭承煦は玉璽を蕭承睿に差し出しひざまずきます。蕭承睿は蕭承煦を褒めました。

玉璽を得た蕭承睿は皇帝に即位。国名を「大晟国」と改めました。

感想

伝国の玉璽の話は、モンゴル・チャハル部を降伏させモンゴルの玉璽を手に入れたホンタイジが皇帝(ハーン)に即位。後金から大清に国名を変えたエピソードが元ネタ。

玉璽だけあっても謀反は成功しないし。国の中で地位を固めるのが先ですよね。

 

歴史上の「伝国の玉璽」のエピソードはこちら。
・伝国の玉璽とは

 

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第22話 大晟国の皇帝

 

蕭承睿は盛州を大晟国とし皇帝に即位しました。後宮の序列も整理。賀蘭云琪が皇后になり。四妃を任命しました。妃の序列は寵愛の深さだけでなく実家の力も影響します。長男・蕭啓翰の生母は蘭美人ですがふさわしくないということで貴妃にはならず蘭昭儀でした。蘭昭儀はその待遇が不満でした。蘭昭儀は皇太后になりたくて蕭啓翰にその怒りをぶつけています。

恵妃は淑妃になれて一安心でした。賀蘭茗玉は一番年下なので四妃の中で一番低い賢妃になりました。蕭承睿は賀蘭茗玉が不満をもつのではないかと心配しましたが、茗玉はそんなものを気にはしていません。

結局、四妃で最高の「貴妃」にふさわしい人物はなく。当分の間、貴妃は空席になりました。

蕭啓翰は凌蓁児の腕輪を見て蕭承煦の陣営に来ていた女がつけていた物と同じだと気づきます。凌蓁児を疑って問い詰めますが凌蓁児は知らないといいます。その会話を盗み聞きしていた喬淑妃は蕭承睿にそれとなく伝えました。

蕭承睿が凌蓁児を呼び出すと、凌蓁児は外出したことを認めました。蕭承睿は賀蘭茗玉の部屋にやってきて凌蓁児が蕭承煦の陣営で何をしていたのか問いただすのですが。

感想

貴妃の座が不自然に空いているのはドラマの都合で後である人物を貴妃にするため。

蕭承睿のモデルになったホンタイジには皇帝になった時点で貴妃が存在します。チャハル部を降伏させた後、モンゴル皇帝リンダン・ハーンの妃ボルジギト・ナムジョンを娶って貴妃にしました。

 

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第23話 背けない気持ち

 

蘇玉盈(そぎょくえい)は蕭承煦の側室・可蘭(からん)を虐待。蕭承煦から怒られると母の喬淑妃に文句を言いに行きました。そこで蕭承煦と賀蘭茗玉は愛し合っていると言ってしまったので、それを聞いた蕭承睿は蕭承煦と賀蘭茗玉の関係を疑うようになります。

蕭承睿は芸琪のところに来て蕭承煦と茗玉の過去を隠していたと怒りますが。芸琪に茗玉の人柄はよく知っているはずとたしなめられます。

それでも疑り深い蕭承睿は何度か茗玉を試したり、誕生日の宴を利用して宴会での反応を見たり、 蕭承煦の前で茗玉に近づいて反応をみたりしました。蕭承睿は茗玉は自分に関心がないのだとぼやきますが。芸琪は茗玉を求めたのは陛下です。二人の仲を知っていても茗玉を求めたでしょうと言われ。蕭承睿はますます茗玉を振り向かせようとムキになります。

そんなとき。賀蘭綰音が賀蘭茗玉に会いに大晟国にやってきました。茗玉は姉を歓迎しましたが。でも綰音は茗玉を羨ましがり、西斉にいたときのことを思い出して卑屈になるのでした。

感想

そういえば蕭承睿は蕭承煦と賀蘭茗玉の過去は知らなかったのかな?知っていても結果は同じだとは思うけど。皇帝のわりにやることがセコい。

 

第24話 駆け引き

 

皇帝・蕭承睿は皇后・賀蘭芸琪から、茗玉はとても姉思いだと聞かされなにかひらめいた様子。

一方、賀蘭綰音は兄・賀蘭克用が自分を壊興州の郡王に嫁がせようと知りショック。自分ばかりひどい思いをすると嘆き悲しみます。侍女の恵児は綰音に蕭承睿に接近するようそそのかします。すっかりその気になった綰音は蕭承睿と一緒に過ごす時間がおおくなります。

そんな二人を冷めた目でみる賀蘭茗玉でしたが。

やがて賀蘭茗玉は蕭承睿が自分の気をひくために賀蘭綰音の相手をしたと知り激怒。綰音を帰らせるように言います。

蕭承睿は綰音を帰らせようとしますが。蕭承睿に気に入られたい綰音はかつての出会いのことを打ち明けるのでした。蕭承睿は綰音を手元におき「貴妃」に任命するのでした。

感想

意中の女性の心を掴むため別の女性を寵愛する。このパターン中国ドラマに多いですね。愛情や執着のない相手にしても意味ないですけどね。自分が偉いと思ってる人にはそれがわからないかな。

で、空白にしていた貴妃になったのは「賀蘭綰音」でした。

綰音のモデル・ハルジョルは実際には宸妃。東宮大福普(妃の序列一位)なのでドラマの貴妃と同じ立場。ハルジョルも再婚でした。中国人と違いモンゴル人や満洲人は女性の再婚は問題にしません。それよりもボルジギト家との同盟が重要でした。

でも綰音を貴妃にした理由はそんな深い意味はなさそうですね。

 

第25話 姉妹の確執

 

賀蘭綰音は皇帝の寵愛があるのをいいことに皇后への挨拶にも遅れます。皇后・賀蘭芸琪は貴妃・綰音に厳しく注意しました。貴妃・綰音がわざとらしく泣いていると皇帝・蕭承睿がその理由を尋ねまました。貴妃・綰音が貧血気味だというと、皇帝・蕭承睿は彼女を慰めます。その後、貴妃・綰音は皇后の所に挨拶に行かなくていい。下の側室たちは貴妃の所にも挨拶に行くようにと命令します。

喬淑妃の入れ知恵もあって、貴妃綰音は茗玉にも辛くあたるようになります。

その後、賀蘭綰音は懐妊しました。賀蘭茗玉も喜びます。ところが嫉妬をみせない茗玉に蕭承睿は怒り出し。茗玉に辛く当たるようになりました。

蕭承煦は蕭承睿は茗玉を自分から奪ったにも関わらず、賀蘭茗玉を大事にしないことへ不満をつのらせていました。

 

感想

前回に引き続き蕭承睿の見苦しい行いが続いています。男女の駆け引きがあるならまだ見れますが。皇帝がその気のない茗玉を一方的に従わせようとしているだけなんですよね。

それにしても綰音はなぜあそこまで性格が歪んでいるのでしょうか?西斉に行く前から悲観的だったし。姉妹の仲はよさそうだったのに。

 

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