韓国ドラマ「王女ピョンガン・月が浮かぶ川」は高句麗時代が舞台の時代劇。
祖国の高句麗を守ろうとする勇敢な王女・ピョンガンと素朴な青年オン・ダルの愛と絆の物語。
朝鮮半島最古の歴史書・三国史記に載っている「平岡公主と温達将軍」の逸話がモチーフ。
平原王の娘、ピョンガン王女は何者かにさらわれ、記憶を失いカジンと名前を変え刺客になっていました。
カジンは天誅房の頭から平原王暗殺の命令を受けます。
ところがカジンは王の暗殺に失敗。山に逃げ込みましたが矢を受けて気を失ってしまいます。
オン・ダルは倒れていカジンをみつけて手当しました。
この記事では「王女ピョンガン・月が浮かぶ川」のあらすじを紹介します。
「王女ピョンガン」の時代背景
6世紀半ばの高句麗。
朝鮮半島では高句麗・百済・新羅が三つ巴の戦いをしていました。
高句麗はかつては三国の中では大国でしたが、25代平原王の時代になるとその力にも陰りが見え始めていました。
でも国外が大変な時期にも関わらず高句麗の人々は王位継承でもめたり内部で争っていました。
そんな時代に王だったのが平原王。
平原王の娘が平岡公主(ピョンガン王女のモデル)。
平岡公主の夫で平原王の駙馬(娘婿)になり新羅と戦ったのが温達将軍(オン・ダルのモデル)です。
主なキャスト
・ピョンガン/ヨム・ガジン(カジン)
演:キム・ソヒョン
声:合田絵利
高句麗の王女
・オン・ダル(タル)
演:ナ・イヌ
声:三木眞一郎
オン・ショプ将軍の息子
・コ・ゴン(コン)
演:イ・ジフン
声:河西健吾
王族のエリート将軍
・平原(ピョンウォン)王
演:キム・ボムレ
声:楠見尚己
25代高句麗王
・コ・ウォンピョ
演:イ・ヘヨン
声:宮内敦士
権力を独り占めにする王族
・トゥ・ジュンソ
演:ハン・ジェヨン
声:谷昌樹
天誅房の頭
3話
ドゥクを助けるため天誅房に戻ったカジン
カジン(ピョンガン)は平原王暗殺の任務に失敗。刺客仲間から父のヨム・ドゥクが刺客の頭に捕らえられていいること。父と思っていたヨム・ドゥクが養父だったこと、そして「実の父を探せ」という伝言に驚きました。
カジンは養父のヨム・ドゥクを助けるために天誅房に戻ってきました。頭のジュンソに会いに行ったピョンガンはドゥクを助けて欲しいと言います。ジュンソはドゥクを解放、改めて王の暗殺を命令しました。
カジンが自分が何者か教えてほしいと言うと、ジュンソはあいまいに答えカジンを薬で眠らせて、牢に監禁してしまうのでした。
カジンが危ないと聞いたダルは天誅房に向かいました。途中で出会ったタラ・サンとタラ・ジンとともに潜入。カジンを助け出します。ドゥクは首飾りを渡しました。
カジンは自分が何者か知るために行動を起こす
カジンは自分が何者か知るために都に向かいました。
コ・ゴンは、国王を殺そうとした暗殺者の似顔絵を消奴(ソノ)部の部族長、ヘ・ジウォルとへ・モヨンに見せ、刺客を探すように指示するのでした。
モヨンは薬草店を経営。コ・ウォンピョとも取引があり、王に飲ませる薬も調合していました。
カジンとタルはモヨンの薬草店の前で薬を売っていたところ。モヨンたちに捕まってしまいます。指名手配書を見たモヨンがカジンがゴンが探している刺客だと気づきます。カジンは自分を知っているかもしれない女官に会うため王宮に潜入したと言います。
モヨンはモンソン夫人の居場所を教えてもらい、会いに行きます。その間は、カジンが逃げないようにタルが人質になりました。
4話
自分が王女だと知るカジン
カジン(ピョンガン)はコンソン夫人から王の娘だと知らせれます。カジンは王宮に潜入。かすな記憶を頼りに思い出の部屋に行きました。
するとそこに偶然、平原(ピョンウォン)王がやってきます。カジンは「なぜ私を捨てたのですか?」と王に問いかけます。
コ・ゴンがやってきてカジンを発見。ゴンは刺客がピョンガンだと気づきました。カジンはゴンに逃がしてくれるように頼みます。ゴンは王女として戻るように忠告しながらも逃げるのを助けました。
オン・ダルはヘ・モヨンの人質になってカジンが帰ってくるのを待っていました。モヨンはカジンは戻ってこないと思っていましたが、カジンが戻ってきてタルは解放されます。
タルの素性を知ったカジンは罪悪感を感じて
タルはカジンを順奴(スンノ)部族の生き残りが暮らす幽霊谷に連れて行きました。村人たちはガジンを歓迎して家を用意します。
ところがカジンは、タルが父・平原王のせいで多くの順奴(スンノ)部族とともに命を落としたオン・ヒョプ将軍の息子だと知ります。
カジンは申し訳ない気持ちで罪悪感を感じるのでした。
5話
ヨム・ガジンの正体を知ったオン・ダルは
8年前のことをすべて思い出したヨム・ガジン(ピョンガン)は、オン・ダルや順奴(スンノ)部族の人たちへの罪悪感から身投げしようとしました。
一方、タルと幽霊谷の村人たちは、姿を消したカジン(ピョンガン)を必死に捜すのでした。
そのころ。コ・ゴンはカジン(ピョンガン)を王宮に連れ戻すために、兵士を率いて幽霊谷を捜していました。
ピョンガンを探していたタルはコンと出くわしてしまいます。コンはタルにカジンがピョンガン王女だと話します。タルはその話を聞いて驚きます。
タルは崖から飛び降りようとしているカジン(ピョンガン)を発見。慌てたタルは「お前の命はお前のものじゃない、勝手に死ぬな」と言ってカジンを止めました。
カジン(ピョンガン)はコンに村人に手を出さないようにと頼むと、コンは兵を率いて刺去りました。
王宮の者たちはピョンガンが行きていると知って
都に戻ったコンはピョンガンのことをどうしたらいいか悩んでいましたが。平原王に会ってピョンガン王女が行きていたことを話しました。「命令があれば連れ戻します」と告げるのでした。
それを聞いた王は薬や酒を飲まず正気のまま寝所に戻りました。それを見たチン王妃は危機感を覚えコ・ウォンピョに相談。王が正気に戻るとまずいと考えたコ・ウォンピョは息子のコンにピョンガン王女を必ず殺せと命令するのでした。
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