中国ドラマ「山河令」の17・18・19・20話のあらすじとネタバレ紹介記事です。
英雄大会会場では高崇は裏切り者にされ、争いが始まりました。でも多勢に無勢、高崇は追い詰められついに琉璃甲を粉々に砕いてしまうと、自害しました。
周子舒と温客行は、これは高崇を陥れる何者かの策略だなと思い。張成嶺（ジャン・チョンリン）の安全のために彼を連れてその場を逃げました。
風剣派の莫懐陽（モー・ホワイヤン）は琉璃甲を持って帰路を急いでいました。実は高崇が壊した琉璃甲は偽物で、本物は莫懐陽に渡されていたのです。
番組情報
原題：山河令
英語：Word of Honor
2021年、中国
全36話
原作小説：天涯客
原作者： Priest
用語解説
琉璃甲（るりこう）
武庫を開けるための鍵。これを持つものは無敵の力を得ることができると言います。現在５つに分裂して各地に散らばっています。
天窗（てんそう）
朝廷が作った暗殺者集団。
一度入ったら「生きては」出られない掟があります。
七竅三秋釘（しちきょうさんしゅうてい）
天窗を抜ける手段。７本の竅（穴）を体に打つと武力を失い、五感が消え、３年後に死に至ります。
一度に7本打つと一気に力が消えますが。時間をかけて打つと武力の衰えも緩やか、そのかわり苦しみが永く続きます。
主要人物キャスト
周子舒（ジョウ・ズーシュー）/周絮（ジョウ・シュー）
演：張哲瀚（チャン・ジャーハン）
温客行（ウェン・コーシン）
演：龔俊（ゴン・ジュン）
顧湘（グー・シアン）
演：周也（ジョウ・イエ）
張成嶺（ジャン・チョンリン）
演：孫浠倫（スン・シールン ）
第17話 最も憎い敵
桃紅（タオホン）と緑柳（リューリウ）と戦いで怪我をした曹蔚寧（ツァオ・ウェイニン）は、于丘烽（ユー・チウフォン）の別宅で目を覚ました。曹蔚寧は怪我を治すためにしばらく滞在することにします。
桃紅と緑柳に捕らわれた高小怜（ガオ・シアオリエン）は小屋に閉じ込められていました。桃紅は高小怜の口に饅頭を詰め込みましたが。高小怜はそれを食べようとしません。桃紅たちが瑠璃甲について話すように脅迫されますが、高小怜は言いませんでした。
周子舒（ジョウ・ズーシュー）、温客行（ウェン・コーシン）、張成嶺（ジャン・チョンリン）、葉白衣（イエ・バイイー）たちは、龍淵閣を目指していました。周子舒たちは馬に乗っていますが、張成嶺だけは修行のため歩いての移動です。
張成嶺は厳しい修行を課せられ倒れそうになりました。温客行は張成嶺を支えると人とは違う優れた体質の持ち主だと気が付きます。周子舒はそれを知っていて厳しい就業をしていたのでした。
第18話 無限の暗闇
周子舒たちは龍淵閣の若閣主・龍孝（ロン・シアオ）を連れて罠の仕掛けられた森を抜け龍淵閣に向かっていました。うまく罠をかいくぐり前進すると吊り橋があります。もう龍淵閣は反対側に見えています。
周子舒たちは橋を渡ったのですが、橋に特殊な罠が仕掛けられていて発動。周子舒と温客行は谷底に落ちてしまいます。谷の底には薬人がいました。
龍孝は薬人の群れに周子舒と温客行を食べさせようとしました。しかし二人は協力して薬人を倒して崖を登ります。
一方、橋を渡った葉白衣と張成嶺は龍淵閣に潜入。ところが罠にかかって葉白衣が落ちてしまいます。孤立した張成嶺は龍孝に捕らわれました。
そこに危機を脱した周子舒と温客行がやって来て張成嶺を救うと、さらに奥に進みました。するとそこには鎖に繋がれた龍淵閣の閣主・龍雀（ロン・チュエ）がいました。
第19話 陰陽の逆転
葉白衣たちは龍雀に岳鳳児のことを訪ねました。龍雀は容炫と岳鳳児が結婚していたことを話します。それを知った周子舒たちは驚きました。
さらに龍雀は20年前のことについて話しました。容炫と仲間たち。容炫の妻・岳鳳児と神医谷の仲間たちは共に修行をしていました。容炫は仲間の中心的存在ではあったものの武器庫は彼だけのものではありません。５人の仲間が持つ瑠璃甲の他に容炫の持つ鍵が必要でした。
ところがあるとき。容炫は仲間と剣術の手合わせた時、高崇の剣で怪我をしてしまいました。高崇の剣には毒が塗っていたので容炫は倒れてしまいます。
そこで岳鳳児は「陰陽冊」に記された禁術を使って治療しました。岳鳳児は禁術を使ったので神医谷には戻れなくなり、容炫の持っていた鍵を甄夫妻に託して去っていきました。
ところが容炫は狂ってしまい、殺人まで働くようになりました。そこで五湖盟の盟主たちは容炫を倒したのですが、本当の目的は「鍵」でした。でも容炫を倒しても鍵は見つかりませんでした。そして鍵を持っている甄一家は行方不明のままでした。
第20話 天意
息も絶え絶えの龍雀は周子舒に龍淵閣の継承者を探して欲しいと頼みました。すると周子舒は張成嶺を推薦します。張成嶺も引き受けることにしました。龍雀は喜んで張成嶺を龍淵閣の継承者と認めました。こうし張成嶺は三大流派を背負うことになりました。
最後に龍雀は鎖を断ち切って欲しいと言うと、周子舒は鎖を切りました。
そして周子舒は温客行が甄如玉の息子・甄衍（ジェン・イエン）だと気づき、温客行を「師弟」と呼んで抱きしめました。温客行は周子舒が四季山荘にいたときに弟弟子だった甄衍だというのです。でも温客行はそれを認めようとはしませんでした。
周子舒は龍雀に甄如玉その妻・谷妙妙のその後の様子を伝え、その息子がここにいると伝えました。それを聞いた龍雀は満足したように息を引き取りました。
英雄大会での出来事を知った曹蔚寧は本物の瑠璃甲をもつ清風剣派が狙われると考え、清風剣派に戻ることにしました。顧湘も一緒に戻ることにします。
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