中国ドラマ「宮廷の諍い女(きゅうていのいさかいめ)」の第16~20話のあらすじ・ネタバレの紹介記事です。
18世紀の大清帝国。第5代皇帝・雍正帝が即位。
甄嬛と雍正帝は頻繁に沈眉荘のもとを訪れ。彼女の子が順調に育っていると思っていました。華妃はかつてのような寵愛は戻っていません。
ところがある日。沈眉荘の寝殿に怪しい者が現れました。捕まったのは沈眉荘の世話をしている茯苓でした。彼女は血の付いた下穿きを持っています。実は沈眉荘は妊娠していなかったのでした。
妊娠が偽りだと知った雍正帝は怒って沈眉荘を幽閉。貴人から答応に降格させました。茯苓は殺され、劉侍医は逃げました。
甄嬛はこの出来事が華妃と曹貴人の仕業だと知りますがどうすることもできません。仕方なく沈眉荘の冤罪を晴らすために父に劉侍医を探すようにお願いします。甄嬛は雍正帝に沈眉荘の無実を訴えようとしますが華妃の妨害を受けるのでした。
番組情報
原題:甄嬛傅
2011年、中国
全76話
主な登場人物
甄嬛(しんけい)
演:孫儷(スン・リー)
ヒロイン、雍正帝の側室
雍正帝(ようせいてい)
演:陳建斌(チェン・ジュンビン)
清朝の第5代皇帝
沈眉荘(しん・びそう)
演:ラン・シー
雍正帝の側室
安陵容(あん・りょうよう)
演:タオ・シンラン
雍正帝の側室
華妃 年世蘭(ねん・せいらん)
演:蔣欣(ジャン・シン)
雍正帝から最も寵愛を受ける側室
皇后・烏拉那拉(ウラナラ)宜修(ぎしゅう)
演:蔡少芬(エイダ・チョイ)
雍正帝の皇后
果郡王(かぐんおう)
演:リー・トンシュエ
雍正帝の異母弟
第16話 過ぎゆく海棠(かいどう)の季節
沈眉庄は寵愛を失い、窮地に陥っていました。甄嬛は芳若に助けを求め、寵愛を失った沈眉庄を助けるように芳若に依頼します。
華妃は自分の地位が危うくなったと感じ、甄嬛を激しく憎んで彼女を排除しようと考えました。
甄嬛は沈眉庄の手紙を受け取りました。そこには安陵容を支えるようにと書かれています。そこで甄嬛は安陵容のもとを訪れると皇帝の寵愛を得るように助言。散歩中の雍正帝に安陵容の歌を聞かせて安陵容が見初められるように仕向けます。
甄嬛と安陵容の策はうまくいき、陵容は雍正帝の寵愛を受けました。甄嬛は一抹の寂しさを覚え、華妃は憎しみを募らせます。それまで安陵容を見下していた者たちは一斉に彼女に媚を売るようになりました。皇后も安陵容を気に入り目をかけるようになります。
しかし浣碧はそんな安陵容に不満を募らせるのでした。
第17話 及時雨登場
中元節の夜。宮中では宴が行われていました。酒の弱い甄嬛は静かに席を立ち、酔い醒ましのために外に出ました。すると偶然、桐花台で果郡王と出会います。允礼は彼女に母親の舒太妃の出自を明かすと、ため息をつきました。甄嬛は允礼に好感をもち、遠回しに助言しました。
甄嬛が宴席に戻ると、宮女が曹貴人の娘・温宜公主が乳を吐いと報告。皇帝や皇后らは驚きました。華妃は皇帝が温宜公主を特別にかわいがっていることを利用して策略を巡らしました。
太医は温宜公主が食べた物を調べた結果、くわい餅に入っていた木薯粉が原因だと分かります。華妃は誰かが故意に木薯粉を混ぜたと訴え、甄嬛に疑いを向けました。
皇帝は甄嬛が宴席で長い間、席を外したことを問いただします。甄嬛は果郡王と一緒にいたとは言えず、窮地に立たされた。しかし病気の端妃が甄嬛のために証言。甄嬛は助かりました。
皇帝は皇后に処分を任せます。一方、曹貴人は娘が華妃に利用されていると不満に思うのでした。
第18話 妹の裏切り
第19話 切り絵に籠めた想い
甄嬛は密かに雍正帝に人を送り経緯を知らせると、怒った皇帝は華妃を叱責し。温宜公主の養育権を奪って曹貴人に返しました。
夜。甄嬛は沈眉庄を訪問。沈眉庄は皇帝の冷たさに失望していましたが、甄嬛は彼女を助けると約束するのでした。その帰り道。甄嬛は果郡王に出会いました。巡回に見つからないように小舟に一緒に乗ると、ふとしたことで彼が持っている小袋の中身を見てしまいます。なんと彼は甄嬛の小像を持っていたのでした。
夜。甄嬛は浣碧に自分が彼女の同父異母の姉であることを告げました。今までの浣碧の行いは咎めないと言うと、浣碧も反省して涙を流すのでした。
紫禁城に戻った最初の夜。皇帝は規則に従って皇后の宮殿に泊まるのですが。皇帝の心は甄嬛にありました。皇后は将来的には甄嬛は華妃よりも脅威になるのだと気付きます。
第20話 西北からの逆風
雍正帝は華妃を抑え、後宮のバランスを保つために甄嬛に高価な蜀錦で作らせた履物を送りました。
華妃は地味な服を着て皇太后に挨拶。皇帝が甄嬛を贔屓していると告げます。皇太后は華妃を慰めると、雍正帝を呼び。後宮の妃嬪の扱いについて注意し、華妃にも気を使うように言います。
年羹堯が西域を鎮圧。朝廷に帰還しました。年羹堯は自分の功績に奢り、自分が朝廷の功臣だと自慢。皇帝に対しても偉そうな態度を取っていました。華妃は兄の傲慢さにヒヤヒヤしますが。年羹堯の力を必要としている雍正帝は我慢しました。後宮でも華妃のもとを訪れるようになります。
皇后は年氏の勢力が強力なことを改めて思い知り悔しい思いをします。華妃は雍正帝が安陵容を寵愛しているのが気に入らず、あることをたくらむのですが。
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