中国ドラマ「宮廷の諍い女(きゅうていのいさかいめ)」の第6~10話のあらすじ・ネタバレの紹介記事です。
18世紀の大清帝国。第5代皇帝・雍正帝が即位。
漢軍八旗・甄遠道の娘・甄嬛(しんけい)は秀女に選ばれ、後宮入りすることになりました。でも甄嬛は後宮の争いに巻き込まれたくないのでわざと病気を長引かさていました。甄嬛が冷遇されていると思った太監は甄嬛のもとを去り。内務府も甄嬛をないがしろにします。
大晦日。甄嬛は病気のために夜の宴への出席を免除されました。
宴席の間、皇帝は梅の花を見て亡くなった純元皇后を思い出して倚梅園に向かいます。甄嬛は一人倚梅園に行き切り絵を枝にかけ「朔風如解意、容易莫摧残」という一節を唱え祈願しました。
そこに雍正帝がやってきました。甄嬛は彼が雍正帝だとは知らずに宮女だと嘘をつきました。
その後、皇帝は「朔風如解意」の次の句を言える女性を探すように大太監の蘇培盛に命じます。すると話を密かに聞いていた宮女の余鶯児が下の句を言い当て雍正帝は余鶯児をあの時会った宮女だと思い込むのでした。
番組情報
原題:甄嬛傅
2011年、中国
全76話
主な登場人物
甄嬛(しんけい)
演:孫儷(スン・リー)
ヒロイン、雍正帝の側室
雍正帝(ようせいてい)
演:陳建斌(チェン・ジュンビン)
清朝の第5代皇帝
沈眉荘(しん・びそう)
演:ラン・シー
雍正帝の側室
安陵容(あん・りょうよう)
演:タオ・シンラン
雍正帝の側室
華妃 年世蘭(ねん・せいらん)
演:蔣欣(ジャン・シン)
雍正帝から最も寵愛を受ける側室
皇后・烏拉那拉(ウラナラ)宜修(ぎしゅう)
演:蔡少芬(エイダ・チョイ)
雍正帝の皇后
果郡王(かぐんおう)
演:リー・トンシュエ
雍正帝の異母弟
第6話 その名は果郡王(かぐんおう)
甄嬛は余氏が自分の代わりに雍正帝の寵愛を受けたことを知りました。余氏は官女子から答応に出世。
皇后は気を利かせてまだ声のかからない安答応を雍正帝の夜伽の相手に選びますが。安答応は緊張しすぎて何もできず震えてしまいます。雍正帝は無理をさせたくないと思い安答応を返しましたが、安答応は宮中で笑いものになってしまいます。
雍正帝の寵愛を受ける余答応は華妃の後ろ盾を得てますます傲慢になり、沈眉庄と対立、純常在をばかにして、欣常在に勝手に罰を与えてしまいます。怒った皇太后は余答応に謹慎を命じました。
ある日、甄嬛がブランコで遊んでいると雍正帝がその姿をみかけました。雍正帝は身分を隠して果郡王と名乗り甄嬛と話をします。そしてまた会おうと約束するのですが。
第7話 御花園の導き
雍正帝は果郡王と名のり甄嬛と会う約束をしましたが当日は大雨が降りました。雍正帝は皇帝は甄嬛に会いに行こうとするのですが、途中で太后に呼び止められてしまいます。
甄嬛は御花園を舞っていましたが、約束した果郡王は来ません。甄嬛は失望して帰ってしまいました。
雍正帝はその後、急いで約束の御花園に行きましたがすでに甄嬛はいませんでした。雍正帝は風を引いてしまいますが。風が治ると雍正帝は華妃に内緒で一人で禁苑に向かいました。
余氏は雍正帝が尾行していると甄嬛に出会います。余氏は甄嬛を侮辱するのですが、雍正帝が甄嬛を庇い余氏は官女子に降格になりました。
甄嬛は驚いて呆然と立ち尽くしてしまいます。目の前の人は果郡王ではなく、皇帝だったのです。雍正帝は甄嬛を気に入って貴人にするのでした。
第8話 床入りの日
甄嬛は雍正帝に見初められ、湯泉宮で沐浴したあと床入りすることになりました。翌朝。甄嬛は皇后のもとに挨拶に行きました。皇后は雍正帝と甄嬛の相性が良いと感じて満足していました。
甄嬛は連続して七日間恩寵を受けましたが。華妃はますます嫉妬深くなります。仲の良かった沈眉荘も憂鬱になります。
甄嬛が皇帝の寵愛を受けたことを知った周囲の人々は掌を返して甄嬛に媚びるようになりました。麗嬪に仕えると言って出ていった太監の康祿海は甄嬛のもとに戻ろうとしました。それを知った麗嬪は康祿海を怒り、甄嬛にも敵意を向けます。
華妃はこの機会を利用して集まりの場で甄嬛を批判、他の妃たちの嫉妬心を煽りますが皇后に制止されます。
一方。降格になった余氏は、甄嬛を恨み甄嬛を呪っていたのでした。
第9話 四郞とケイケイ
寵愛を集める甄嬛は側室たちの嫉妬から身を守るため雍正帝にもっと他の妃のもとにも通って欲しいとお願いします。
華妃は甄嬛と沈眉荘を仲違いさせようとしますがうまくいかず。まずは沈眉荘を先に始末することにしました。
華妃は沈眉荘に六宮の事を学ばせるという口実で呼び寄せて嫌がらせをします。沈眉荘はそれでも耐えました。華妃はさらに計略を巡らせます。沈眉荘がようやく解放されて自分の宮殿に戻る途中。沈眉荘が池のそばで一人になってしまいます。すると華妃の側近の週寧海が彼女を池に突き落としました。沈眉荘は溺れかけましたが、救出されて宮中に連れ戻されました。敬嬪が看護し、皇帝も駆けつけました。華妃もやってきました。皆は華妃の様子をみて彼女の仕業だと気づきます。でもはっきりとした証拠がないので罰することができません。
翌日、沈眉庄は目を覚すと甄嬛に事情を明かしました。そして華妃への復讐を誓うのですが、甄嬛は不安なのでした。
第10話 成りすましの末路
沈眉庄は華妃を激しく憎んでいましたが軽率な行動は取れません。甄嬛も華妃に警戒します。しかし甄嬛は疲労感から眠ってしまうことが多く、どうもおかしいと思い始めます。
甄嬛が温侍医を呼んで調べてもらうと甄嬛の薬に誰かが毒を入れていることがわかりました。驚いた甄嬛が花穂と小印子を捕らえて尋問すると、2人は余氏に唆されたことを認めました。
華妃は2人が捕まったのを知って怒り、麗嬪は余氏を口封じするこよう提案しますが曹貴人は反対し、余氏を自害させるよう提案します。
甄嬛は雍正帝に余氏が自分を陥れたことを報告。余氏は冷宮送りになりました。さらに甄嬛は余氏が以前、大晦日の夜に倚梅園で自分になりすましたことを伝えます。雍正帝は大変怒って余氏に死を命じますが、余氏は死を拒んでいました。
皇帝が行幸に出かけている間、皇太后と皇后は病気のため余氏の問題は棚上げに。甄嬛もこれ以上は追及する気はありません。でも安陵容は冷宮に向かい蘇培盛にあることをするように言うのですが。
感想
余氏はウソをついたことがバレてとうとう悲惨な目に会ってしまいましたね。でも安陵容が甄嬛に受けた恩を返そうと行ったのですがやり過ぎたようですね。
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