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楚喬伝(そきょうでん)1~4話あらすじとネタバレ

楚喬伝 0 あらすじ

中国ドラマ「楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~」1・2・3・4話のあらすじとネタバレ紹介記事です。

6世紀の中国南北朝時代の混乱期には多くの民間人が奴隷にされその命は獣のように扱われました。奴隷の少女・楚喬(そきょう)は西魏軍に捕らえられ貴族の娯楽として「人間狩」の狩場に送り込まれました。彼女は仲間の悲惨な死を目の当たりにします。それでも楚喬は驚異的な能力で生き残りました。

西魏の貴族・宇文家の子息・宇文玥(うぶん・げつ)は皇帝直属の諜報機関・諜紙天眼(ちょうしてんがん)を率いています。宇文玥は楚喬の能力に目をつけ、「星児」の名を与え間者として訓練しました。

 

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番組情報

原題:特工皇妃 楚喬傳
英語:Princess Agents
2017年、中国
全58話

原作小説:11處特工皇妃
原作者:瀟湘冬児

 

主要人物 キャスト

楚喬(そきょう)/星児(せいじ) 演:趙麗穎(チャオ・リーイン)
宇文玥(うぶん・げつ) 演:林更新(ケニー・リン)
燕洵(えん・じゅん) 演:竇驍(ショーン・ドウ)
元淳(げん・じゅん)/淳公主 演:李沁(リー・チン)

 

第1話 女戦士

 

囚われの荊小六は夢を見ていました。覚えているのは血と誰かが自分を「楚喬」とよんだことだけ。小六はある場所に連れ出されました。

西魏の皇城。燕北の世子 燕洵、西魏の十三皇子 裕王 元嵩、魏氏門閥の嫡子 魏舒燁、趙氏門閥の次男 趙西風、そして宇文門閥の宇文懐が馬に乗って出てきました。

兵士に追い立てられて女奴婢が狩り場につれていかれました。残忍な宇文懐は狼だけでく奴婢も狩りの対象だというのです。

そのころ。都では宇文玥の命を女刺客が狙っていました。しかし宇文玥は刺客を始末して狩り場に向かいました。

狩り場では貴族の子弟たちによる残酷な「狩り」が行われていました。小六は驚異的な戦闘力で狼を倒し、仲間の奴婢たちを逃がそうとしました。そんな小六を宇文懐が狙います。燕洵はやめさせようとしますが間に合いません。なんと小六を救ったのは宇文玥でした。

 

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第2話 謀(たばか)りの宴

小六は夢の中で男と争い水に落ちた光景を見ました。目が覚めると姉の汁湘(じゅうしょう)が小六の世話をしていました。

小六はまだ怪我は癒えませんが宇文府で働かされることになりました。小六をかばおうとする汁湘ですが、叱られます。

2日後に宇文府で燕北の世子(せいし)・燕洵(えん・じゅん)の誕生祝いの宴が行われる事になりました。執事の朱順は失敗すれば処刑だと言いいます。

宴の当日。宇文懐は朱順に命令して宇文玥の毒殺を企てました。汁湘を使って宇文玥に酒を勧めさせます。宇文玥は何か怪しいと思い酒を飲もうとはしません。

なかなか酒を飲もうとしない宇文玥に対して宇文懐は苛立ちました。そして主人が酒を飲まないのなら昔の人のように汁湘を殺すと言い出します。それでも宇文玥は飲もうとしません。

その様子を見た小六は腹が立ち酒杯を倒して皆の注目を集め。自分が身代わりになるというのですが。

解説:酒を飲まないと美人が殺されるエピソードの元ネタ

ここで昔の人の逸話とは。次のエピソードのことだと思います。

4世紀前半。五胡十六国時代の東普の国でのできごと。「普書·王敦傳」によると。

東普の重臣・王愷が宴会を開いて王敦と王導を呼びました。王愷は美女の奴婢に命令して王敦と王導に酒を勧めさせました。客人が酒を飲まなかったらその奴婢は殺す。というのです。

奴婢が殺されるのが可愛そうな王導は無理して酒を飲みました。でも王敦は酒は嫌いなので飲みません。王敦が酒を飲まなかったので美女は殺されました。ところが美女が殺されても王敦は黙って見ていました。

王導が「殺される美女が気の毒じゃないか」と言うと、王敦は「他人の奴婢なのに何で自分が気を使わないといけないのだ」と答えたといいます。

王愷の残酷さ、王敦の冷たさ、王導の寛容さを表現したエピソードとされます。
王愷は太原王氏、王敦、王導は琅琊王氏。いずれも東普を牛耳った名門貴族。

ただし似たような話は他にもあります。

西魏の時代の200年くらい昔の話です。

 

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第3話 憎しみの炎

 

宇文灼(うぶん・しゃく)が殺され。臨惜(りんせき)は濡れ衣を着せられ殺されてしまいます。小六は兄の臨惜の胸に宇文玥の剣が刺さっているのを見て崩れ落ち、宇文玥が無実の者を虐げていると非難しました。宇文玥は罰として小六に傷を負わせました。打ちひしがれて戻った小六は臨惜の死を伝えマました。妹の小八は兄が死んだのは小六のせいだと罵しるのですが、小六も言い返し。二人はそれぞれに強い悲しみとやりきれなさを感じるのでした。

宇文玥の主催で宇文灼の葬儀が行われました。そこに宇文懐が衛兵を押しのけてやってきて、棺の蓋を開けて中を確かめさせろと横暴な態度で言います。宇文玥が止めに入り二人は争いになります。

するとそこに魏貴妃が現れました。魏貴妃はなぜ争っているのかと訪ね、宇文懐に青山院への出入りを禁止するのでした。宇文懐はその決定が不満でした。

一方、落ち着きを取り戻した小六は汁湘が持ってきた薬湯を最初は飲みませんでしたが。汁湘から声をかけられると薬湯を飲み干して兄の死は無駄にしないと誓うのでした。

 

第4話 夜伽(よとぎ)役選び

 

宇文玥の所に宇文席がやってきました。宇文玥の夜伽の相手を勧めようとしますが、自分の配下の者を宇文玥に送り込もうと思っていました。

宇文玥も宇文席の考えはお見通し。そこで夜伽の相手は下女から選抜試験をして選ぶと提案します。

小六は侍女たちがその話しているのを聞きました。小六は宇文懐の毒牙から妹を守り、兄・臨惜の仇を討つためには宇文玥に仕えるしかないとひらめきました。小六は選抜試験にでることを決意しました。ところが下等の下女の小六には選抜に出る資格はありません。門前払いをされるのですが、宇文玥の居室の前でひざまずきます。宇文玥は小六を無視しました。小六は炎天下でも耐え続けました。

やがて宇文玥は小六になぜ選抜に出たがるのか、意味を知っているのかと聞きます。小六の答えにしばらく考えた宇文玥は選抜に出ることを許可するのでした。

 

 

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