中国ドラマ「楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~」21・22・23・24話のあらすじとネタバレ紹介記事です。
6世紀の中国南北朝時代。奴隷の少女・楚喬(そきょう)は西魏軍に捕らえられました。
西魏の貴族・宇文家の子息・宇文玥(うぶん・げつ)は皇帝直属の諜報機関・諜紙天眼(ちょうしてんがん)を率いています。宇文玥は小六に「星児」の名を与え魏の間諜(スパイ)にしました。
しかし星児は自分が宇文家に利用されていると思い、燕洵ともに長安から脱出することにしました。
そのころ魏の皇帝は定北侯一家の抹殺を決定。定北侯は宇文懐の軍に襲撃されて命を落としてしまいます。
星児は脱出の前に極楽閣に潜入、宇文席を暗殺するのでした。
番組情報
原題:特工皇妃 楚喬傳
英語:Princess Agents
2017年、中国
全58話
原作小説:11處特工皇妃
原作者:瀟湘冬児
主要人物 キャスト
楚喬(そきょう)/星児(せいじ) 演:趙麗穎(チャオ・リーイン)
宇文玥(うぶん・げつ) 演:林更新(ケニー・リン)
燕洵(えん・じゅん) 演:竇驍(ショーン・ドウ)
元淳(げん・じゅん)/淳公主 演:李沁(リー・チン)
第21話 宇文府(うぶんふ)脱出
星児は宇文席(うぶん・せき)を暗殺。宇文玥(うぶん・げつ)に暗殺の責任をなすりつけました。
宇文懐(うぶん・かい)は城外で定北侯 燕世城(えん・せいじょう)を討ち取っていました。そこに宇文席が殺害されたという報告が届きます。宇文懐は朱順(しゅ・じゅん)を連れて極楽閣に戻りました。すると星児のしかけた罠が発動。宇文懐はためらうことなく朱順を盾にして身を守りました。朱順はあっけなく最期を迎えます。
そのころ、星児は極楽閣の高見櫓から逃げようとしていました。そこに宇文玥が現れます。星児は今まで自分が利用されていたと思っているので怒りがこみ上げてきます。青山院と縁を切ると宣言して飛び降りました。
そこには燕洵がいて星児を受け止めました。そして二人は待ち合わせ場所へと向かいます。
そこに趙西風(ちょう・せいふう)と魏舒燁(ぎ・じょよう)がやってきて燕洵を捉えようとします。しかし星児は魏舒燁の手下を人質にしてその場を脱出するのでした。
第22話 悲しみの氷雪箭(ひょうせつせん)
星児は燕洵に助けられ逃亡。燕洵の仲間たちと合流、ひとまず休息をとります。一瞬、打ち解けますがそこに宇文懐たちが追ってきました。激しい戦いになりますが、二人は協力して戦いました。その様子を宇文玥は高みから眺めていました。
宇文懐は一瞬、星児の動きを止めます。しかし星児たちはスキをついて宇文懐を叩き落として脱出。燕洵と共に馬に乗って脱出しようとします。
長安を出ようとしたそのとき、氷雪箭が跳んできて燕洵の肩を貫きました。星児と燕洵は宇文懐たちの兵に囲まれました。氷雪箭は宇文玥が使っている武器です。驚いた宇文玥が振り向くとそこには宇文灼が派遣した者たちがいました。
そのころ皇帝は寝殿で定北侯の首と対面。泣き崩れます。定北侯は皇帝の命を救ったこともある仲間でしたが、皇帝の猜疑心には勝てませんでした。
星児と燕洵は捕まり投獄されてしまいます。星児は隠し持っていたナイフで壁に隙間を作り隣の独房の燕洵に話しかけました。父の死を知らない燕洵はまだ希望を持っていました。励まし合う二人。燕洵に心を許した星児は自分の本名が楚喬だと明かすのでした。
第23話 囚(とら)われのふたり
趙東亭(ちょう・とうてい)は燕北攻めから戻ってきました。燕洵の姉が逃げたと報告が入ります。弟の趙西風(ちょう・せいふう)が追撃を志願。趙東亭は趙西風を向かわせました。
趙西風はかつて星児に負傷させられ、逆恨みで燕洵も恨んでいました。そこで身重の燕洵の姉・燕紅絹を容赦なく殺害します。そして趙西風は部下に燕紅絹の首を切断させました。するとそこに矢が跳んできます。宇文玥がやってきて趙西風のあまりに酷いやり方に怒って趙西風の足を剣で刺すのでした。
その後、宇文玥は皇帝に呼び出され、燕北の謀反人の処刑を命じます。そこで燕洵に情けをかければ青山院を取り潰すと脅すのでした。
獄中の星児と燕洵は外で一族に起きていることを知りません。燕洵は故郷の燕北のことや幼いころのことを星児に話して一緒に燕北へ行こうと誘います。
やがて燕洵の処刑のときが迫ってきました。燕洵は処刑台に連れ出されます。連行される燕洵はまた戻ってくると言いますが。星児は自分も一緒に行くと言い出します。そして二人はそろって処刑台に連行されるのでした。
第24話 九幽台(きゅうゆうだい)の惨劇
燕洵と星児は手を取り合い処刑の場である九幽台に連行されました。処刑場には各門閥の貴族たちが並び燕洵たちの処刑を待っています。そして処刑の執行を行うのは宇文玥でした。彼は本心では行いたくありませんが皇帝の命令で仕方なく従っていました。
燕洵は刑場に連れ出されました。壇上では宇文懐が皇帝の命令が読み上げられています。
定北侯 燕世城は謀反を起こしたが、燕洵は人質になっていたので謀反には加担していない。首実検と一族の火刑を見届ければ罪を軽くするというのです。
そして兵士たちが箱を持ってきました。宇文懐は母以外の一族全員がここにいると言います。燕洵はここで初めて、一族の者たちが殺害されたことを知り気が狂いそうになって泣き崩れました。燕洵は皇帝の命令に従うのを拒否、跪くのにも抵抗しました。
宇文懐は燕洵を謀反人と断定、兵士たち燕洵の処刑を命じます。抵抗する燕洵。
宇文玥は見るに耐えず、首実検を省略して火刑するよう提案。するとそこに白笙がやってきて自分が首実検をすると言うのでした。
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