夢織姫（ゆめおりひめ）11・12・13・14・15話あらすじとネタバレ

第11話　私は高嶺の花？

班婳は厳甄の求婚を拒否しました。でも一族の将来がかかっている厳家は諦めません。その後も、厳夫人は班家におしかけてきます。大長公主はきっぱりと断りますが厳家は諦めません。

厳家は噂を流し、それに対抗して容瑕も噂を流します。その噂は皇帝の耳にも入って皇帝は怒り出しました。

巌暉が雲慶帝のところにやってきてとなりしを求めますが。雲慶帝も関わりたくありません。

ようやく噂が収まると容瑕は雲慶帝から班婳を娶る気があるのかと尋ねられます。すると容瑕は、班婳のことを「高嶺の花」だと言って縁談を断ってしまいます。

それを聞いた班婳は怒り出すのでした。

第12話　ライバル出現

厳甄は班婳との婚姻を認めてもらうため絶食。厳夫人は衰弱した厳甄と棺を用意して班家におしかけました。

厳夫人は、厳甄は命をかけて求婚しているのに、それができなければ自害する。私も棺に入ると班家を脅迫します。そのころ。宮中では厳暉が皇帝に厳甄と班婳の結婚を認めてもらうように懇願していました。

朝堂では班婳の父・班淮が厳暉の売官の証拠を提出。皇帝は激怒して厳暉を投獄。二度と求婚するなと叱りつけます。

ある日。班婳はまた夢を見ました。白い毛皮の外套を着た自分が何者かに撃たれる夢です。班婳は黒衣の男が石晋かもしれないと思い、石晋に近づこうと試みるのですが。

第13話　心づくしの返礼

容瑕と班婳はお互いの想いを確かめ合いました。班家の人々も班婳の恋を応援して盛り上がります。

ところが大長公主は容瑕を呼び出して班老将と容瑕の父の様子を話しました。おどろく容瑕に対して班家には関わるなと忠告します。

大長公主の体調は日に日に悪化していました。そんなとき、雲慶帝は石崇海が大長公主から盗んだ虎符が偽物だったことを知り激怒。石崇海は偽物を用意して謀反を起こすつもりなのでは。と言いますが。虎符がなくなったことに気がついた大長公主が宮中にやってきて、偽物の虎符が無くなったこととそれを作った理由を説明します。

班家で宴が開かれました。大長公主は班婳と石晋の仲を取り持ちたいと思い、石晋を招待。容瑕と鉢合わせします。石晋と容瑕のまわりには険悪な雰囲気に包まれ・・・

第14話　異邦人からの求婚

雲慶帝の生誕宴がひらかれました。艾頗（がいは）国の人たちもお祝いに来ています。そこで艾頗国と大業国の者たちで「生き残り競争」をすることになりました。

人数をあわせるため、班婳は艾頗隊に加わりました。班婳は艾頗国の阿克斉（アクチー）王子と共に大業隊と戦いました。蒋洛や石晋などがお互いのメンバーが次々に脱落。残ったのは班婳と容瑕、阿克斉王子だけになりました。

班婳は容瑕に遭遇。すると突然名前をよばれてドキドキしますがそれは容瑕の作戦でした。怒った班婳は仕返しをしました。

生き残り競争は艾頗隊が勝ちました。阿克斉王子は班婳に求婚しますが、班婳は断ります。それでも阿克斉王子は引き下がらず義兄妹になってほしいと言うので班婳は認めました。

第15話　守るべきもの

大長公主からの救済金が紛失する事件が連続して起きました。そこで容瑕は雲慶帝の命令をうけて大長公主を警護するため寧寿府にやって来ました。容瑕は警護の名目で寧寿府の仲を捜索。すると生母の形見の数珠を見つけました。

容瑕は驚くとともに、大長公主になぜこの数珠があるのかと問いただしました。でも大長公主は見覚えのないものを突きつけられ怒りのあまり吐血してしまいます。

大長公主は日に日に衰えていきました。死期を悟った大長公主は何かを決意して雲慶帝のもとへ向かいます。

一方、班婳はまた夢を見て大長公主が何者かに刺されることを知り、急いで宮中に向かいます。途中で衛兵に止められますが。容瑕がやってきて一緒に中に入りました。

班婳と容瑕が大長公主と雲慶帝のいる場所まで来ると、すでに大長公主が倒れ、瀕死の状態で班家を守ってほしいと皇帝に懇願していました。