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華の出陣23・24・25・26話のあらすじとネタバレ:激化する皇位争いに商易之が巻き込まれる

華の出陣 19-22話あらすじ |華の出陣19-22話あらすじ ▶

中国ドラマ「華の出陣~麗将・阿麦の仇討~」の23・24・25・26話のあらすじとネタバレを紹介。

趙忠は阿麦が女だと知って情報を漏らし、さらに賀超を殺害。趙忠は死に追いやられました。皇帝は石達春を死罪にして商易之をけん制。

ところが皇太子と康王の後継者争いが激化。事態は思わぬ方向に。

23~26話のあらすじとネタバレを紹介します。

 

華の出陣 あらすじ

登場人物とキャスト

  • 阿麦 (演:チャン・ティエンアイ)…主人公。南夏の靖国公の娘。
  • 商易之/斉渙(演:チャン・ハオウェイ) … 定南侯の世子、実は亡き皇太子の息子。
  • 常鈺青(演:ワン・ルイチャン) … 北漠軍の将軍。
  • 唐紹義(演:ガオ・ゴー) … 南夏の将軍。

さらにくわしいキャスト情報は【華の出陣】キャスト・登場人物紹介をご覧ください。

 

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華の出陣23話 あらすじとネタバレ

簡単要約

  • 趙忠は阿麦が女だと漏らし、さらに賀超を殺害。
  • 軍師の徐静が趙忠を自害に追い込み、商易之と対立。
  • 商易之を恐れた皇帝が石達春を処刑する勅令を出す。

あらすじ

阿麦の秘密と趙忠の暴挙

趙忠は阿麦が女だと知り、好奇心で新居を覗いで自分の目で確かめました。動揺した趙忠は偶然通りがかった賀超に阿麦の秘密を話してしまいます。でも、すぐに後悔して口封じのため賀超を殺害すると言う暴挙に出てしまいます。

 

軍師 徐静の冷静な判断

軍の将校でもある賀超が殺され、趙忠の処分が問題になります。趙忠を軍法で裁くべきという意見が多いものの、商易之は彼を殺したくありません。でも軍師の徐静は趙忠に自害を促す話を聞かせました。徐静は徐静の言葉に従い自害します。

商易之は盟友を失い、剣を手に徐静に詰め寄ります。でも徐静は「大義のため、長公主と多くの犠牲を払った兵士たちのために、私情を捨てよ」と冷静に商易之を説得するのでした。

石達春の犠牲

皇帝は商易之の功績と彼が率いる青豫大軍の勢力を警戒。その力を弱めようとします。そこで皇帝はかつて偽装降伏した石達春を「国家反逆罪」で処刑しました。これは表向きは石達春への罰ですが、本当の標的は商易之でした。

 

感想:商易之を警戒する皇帝の思惑

石達春の処刑は「国家反逆罪」が表向きの理由ですが、本当の理由は商易之へのけん制でした。皇帝は直接、商易之を罰すれば反乱を招くリスクがあるので、まずは彼の忠実な部下を処刑しました。「皇帝に逆らえば、どんなに功績があっても許さない」という警告です。

また皇帝は軍内部の分断も狙っています。石達春が処刑され兵士たちは「功績が認められない」と動揺。軍の結束力を弱めるたり、商易之に従わない方がいいのではないか?と思わせる効果がありました。

商易之の軍事力を実質的に無力化しようとするこの策略は、中国史によく見られる功臣粛清の一環であり、皇帝が自身の権力を絶対的なものにするための非情な手段だったのです。

 

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華の出陣24話 あらすじとネタバレ

簡単要約

  • 康王が商易之に接近、自身の陣営に引き込もうとする。
  • 商易之は皇太子の広い心に感銘を受け、康王ではなく皇太子を選ぶ。
  • 盛都に戻った商易之は皇太子と対面するが康王の妨害にあう。

あらすじ

皇帝と康王の思惑

商易之の動きが皇帝と康王のスパイに監視されていました。皇帝は康王が父親の悩みをよくわかっていると喜びます。そして病気を装って皇太子に政務を任せ、商易之を盛都に呼び戻すよう命じます。

康王は商易之に接触。皇帝が彼を排除しようとしていると伝え、自分に味方するよう持ちかけました。

商易之の選択

軍師・徐静は康王の誘いを予想していました。しかし商易之は康王ではなく皇太子を選びます。以前も城下で会ったとき皇太子は個人的な恨みは捨てて国のために商易之に北漠への出兵を命じました。その公正さに感心したのです。

盛都への帰還と不穏な再会

商易之は少ない護衛と阿麦だけを連れて盛都に戻りました。長公主は久しぶりに息子に会い喜びます。

皇帝は商易之が青豫大軍を外に残してきたと知り様子を見ることに。一方、皇太子は商易之を歓迎。同席した康王は皇太子がかつて商易之に死罪の勅令を伝えようとしたことを持ち出し、不穏な空気になります。そのとき、皇太子の息子・齊鈺が通りがかり経書を朗読。その場はなんとか収まったのでした。

 

感想・見どころ

いよいよ本格的な皇位継承争いが始まりました。皇帝は商易之の存在ばかり気にしてますが。息子たちも争っているのですよね。

二人の有力な皇子の争いに第三の人物がからむのは『琅琊榜』を思い出します。

どちらのドラマも継承争いでは本命とは思われていない傍流の皇族が鍵になりました(『琅琊榜』の靖王、『華の出陣』の商易之)。靖王も商易之も最初は自分が皇帝になるとは思っていません。しかも彼らには身分を偽る主人公が関わり助けているというのも似てます(『琅琊榜』の梅長蘇、『華の出陣』の阿麦)。

商易之は冷遇どころではなく命を狙われているのが違いますけれど。

靖王は皇帝になりましたが、商易之も皇帝になるのでしょうか?

 

華の出陣25話 あらすじとネタバレ

簡単要約

  • 太子は康王の陰謀で謹慎に追い込まれるも皇孫の働きかけで復権。
  • 商易之は阿麦の復讐相手が自身の父親だと知り事実を隠そうとする。
  • 阿麦は父の仇の手がかりを得るが、商易之に邪魔される。

あらすじ

皇太子の謹慎と復権

康王は皇太子の息子が皇帝に可愛がられていることや青豫軍が皇太子に味方したことに危機感を持ちました。そこで嘘の情報を流して皇太子を謹慎に追い込みます。徐静は商易之の身を守るため唐紹義に出兵の準備を命じます。

しかし皇太子の息子の忠誠心に心をうたれた皇帝は皇太子の謹慎を解き、逆に康王に領地へ戻るよう命じるのでした。

商易之の苦悩と阿麦への嘘

康王は商易之を自陣営に取り込もうと画策。商易之は康王からもらった玉佩を使って兵部文書館で康王軍の名簿を手に入れます。その情報は皇太子に伝えられ、皇太子からの信用を失わずに済みました。

阿麦は皇太子から阿麦の父親の仇が玄武軍の老七という手がかりを得ました。しかし商易之は長公主から阿麦の両親を殺害したのが商易之の父である盛国公だと聞かされ、老七は死んだという偽の手紙を偽造。阿麦の追跡を阻止しようとするのでした。

深まる因縁

商易之の思惑通りにはいかず、阿麦は諦めずに老七の子供を探し続けようとします。

そのころ皇帝は父を思う孫の心にうたれて太子の謹慎を解き、康王に領地に戻るよう命じるのでした。

 

感想

22話で阿麦の家を襲ったのが玄武軍というのは陳起から聞かされていましたが。ここで具体的に玄武軍の老七が怪しいことがわかりました。これは阿麦も俄然やる気になったでしょう。

でも阿麦の父を殺した張本人は商易之の父・商維だったという衝撃の事実。阿麦が知ったら絶対、商維を許しませんよね。商易之が隠したくなるのもわかりますが。いずれバレるでしょう。そのとき二人はどうなるのでしょうか。

それにしてもなぜ商維は靖国公を襲撃したのでしょうね。そちらも気になります。

 

華の出陣26話 あらすじとネタバレ

簡単要約

  • 長公主が林相と面会、息子・商易之と林相の娘・林澤柔との縁談を進めようとする。
  • 康王が皇太子の息子・齊鈺を誘拐、皇太子を脅迫して印鑑を奪おうとする。
  • 阿麦と商易之が齊鈺の救出に奔走するが、康王は齊鈺の出生の秘密を皇太子に突きつける。

 

あらすじ

康王の暴挙と阿麦の活躍

康王は皇太子を脅すため内通者を使って皇孫を誘拐。彼は皇太子に皇帝の印章を渡さなければ皇孫の命はないと脅迫します。

皇太子は阿麦と商易之に皇孫の救出を依頼します。阿麦は皇孫の居場所を突き止め、多数の兵を率いて無事救出に成功しました。

皇太子の死と皇帝の病

皇孫の救出を待つ間、皇太子は康王と会っていました。ところが康王は皇孫の身分が偽りであると暴露、さらに印信の引き渡しを迫ります。

しかし、皇太子は「皇孫の身元が偽りであるなら、ますます印信を渡すわけにはいかない」と啖呵を切り、康王の脅しには屈しません。阿麦が皇孫を救出したという知らせを受け取ると、皇太子は自ら毒を飲み、康王に毒殺されたように見せかけました。

皇帝は皇太子が死んだことを聞きショックのあまり倒れてしまいます。

林宰相の変わり身

皇帝が倒れ朝廷は大混乱に。康王は林宰相に接近しますが、林宰相は愚かなことをした康王は相手にしません。

林宰相が接近したのは商易之でした。長公主は林宰相に娘を皇后にし、戸部の構成員は彼が決められると約束。こうして林宰相は密かに商易之の謀反を助け始めるのでした。

 

感想・見どころ

太子の子の素性が怪しいというのは大きなスキャンダルです。太子の態度からして、康王の言ってることは本当なのでしょう。でもそこからの太子の行動が大胆というか、驚きです。

太子は康王に息子の出生の秘密を握られてしまいピンチになりますが。自分が死んで「父が子のために命を捧げる」というストーリーを作り上げました。これでは康王は太子の息子を奪って死に追い込んだ卑劣な奴。になってしまいます。

太子が命を犠牲にしたのですから皇帝も康王の言い分を聞くはずありません。これで康王は帝位争いから脱落。太子の捨て身の作戦ですね。

 

華の出陣23~26話まとめと感想

阿麦の父の仇が誰なのがわかり。皇位継承でも大きな動きがありました。

阿麦の父・靖国公を殺したのは玄武軍。その老七が怪しいという情報が得られて大きな前進と思ったら。実は商易之の養父・商維が玄武軍の指揮をしていたことも判明。

これは商易之にとってはショックでしょう。阿麦が知ったら許しませんよね。

皇位継承争いでは皇太子の息子の素性が怪しいと言うのも驚きですが。康王に秘密を握られた太子が自害して罪を康王に擦り付け、息子の秘密を守ったのはそれ以上に驚きです。

皇太子の死と皇帝の病で朝廷は混乱。目ざとい林宰相は太子の子を担ぐのではなく、商易之に接近。

これで商易之が次の権力争いの中心になってしまいますね。

後継継承争いと、商易之と阿麦の関係どちらも気になります。

 

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この記事を書いた人

執筆者:フミヤ(歴史ブロガー)
京都在住。2017年から韓国・中国時代劇と史実をテーマにブログを運営。これまでに1500本以上の記事を執筆。90本以上の韓国・中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを史料(『朝鮮王朝実録』『三国史記』『三国遺事』『二十四史』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。類似サイトが増えた今も、朝鮮半島を含めたアジアとドラマを紹介するブログの一つとして更新を続けています。

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