こんにちは、フミヤです。
中国ドラマ「独孤伽羅~皇后の願い」6・7・8・9・10話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します。
序盤の基盤を経て三姉妹の絆が揺らぎ始めそれぞれの恋や野心が大きく動き出す見どころ満載の期間でしたね!
それでは6話からお楽しみください。
第6話 命懸けの帰還 ネタバレ感想
伽羅の縁談が決まる
第6話は伽羅に突然持ち上がった縁談から一気に物語が加速しました。
伽羅は隴西郡公の息子 李澄との縁談が決まってしまいます。焦った伽羅は宇文邕に手紙を出しました。
この縁談なのですけど、一度会っただけでトントン拍子に決まってしまうとは現代から見るとかなり強引ですよね…。独孤信も娘の気持ちより家の繋がりを優先してますし。この時代の厳しさを感じますね。
宇文邕の帰還
伽羅の手紙を読んだ宇文邕は許されていない都への帰還を強行。病弱な体に鞭打ってまで戻ろうとします。また無茶な…と思いますけれど、伽羅を思う気持ちがどれだけ強いのか彼の必死さが伝わってきますね。
雨の中を体調を崩しながらも駆けつける姿は見ていて切なかったです。
宇文護の意外な行動と宇文邕の余命宣告
宇文邕は都に着いたものの、早々と投獄されそうになります。命令違反ですからね。
ですがここで宇文護が助け舟を出す展開には驚きました。あの宇文護が宇文邕を助けるとは…意外です。彼の心にもどこか人間的な部分があるのでしょうか?それとも何か別の思惑でも?
そして宇文邕が医者から余命を知らされるシーン…。あんなに命懸けで伽羅のもとに駆けつけたのに、待っていたのが自身の短い余命だったとは…。残酷ですね。彼の苦悩を思うと胸が痛くなります。
第7話 結納の日 ネタバレ感想
伽羅の悲しみと楊堅の優しさ
伽羅は宇文邕に突き放されてしまい、李澄との縁談を受け入れるしかなくなります。宇文邕の態度の急変に傷ついて泣き崩れる伽羅の姿は可哀想でしたね。
彼の気持ちも分かりますけど。結局、宇文邕は何しに戻ったのでしょう。
楊堅が優しく慰めるシーンは彼の誠実さが伝わってきます。伽羅には楊堅がいる…という安心感もありますね。
曼陀の虚栄心と嫉妬が全開
そして迎えた伽羅と曼陀の同時結納の日! 二人とも郡公家の世子と婚約とは独孤家にとっては喜ばしいことなのでしょう。けれどそれぞれの胸の内は全然違います。
ここで露呈するのが曼陀の強烈な見栄と伽羅への僻みでした。楊堅からの結納品も豪華でした。でも、李澄からの品がそれを上回ったので曼陀は完全にメンツを潰され激怒!
側室の子として身分にコンプレックスを抱えてきた曼陀の気持ちも分からなくはないです。でもその僻みから伽羅を陥れようと宇文邕に接近するとは…!もうこの辺りから曼陀のキャラクターがどんどん怖い方向に進んでいきますね。
般若が自分の嫁入り道具を分け与えたり、立場の違いによる現実を突きつけたりするのですけれど。この場面は姉妹間の愛情と同時に越えられない身分の壁の厳しさも感じて切ないですね。
曼陀の歪んだ感情が今後の騒動の火種になるのが見て取れてゾッとします。
第8話 ほどけた絆
曼陀の悪女っぷり炸裂
第8話は曼陀の悪女っぷりが炸裂する回でしたね。
曼陀は宇文邕を誘惑しよう企むのですけれど、伽羅は宇文邕本人の協力を得て知ってしまいます。宇文邕が証拠として曼陀との会話を伽羅に聞かせるなんて、なかなか大胆な方法ですよね。
曼陀は何と楊堅との婚約を破棄して宇文邕との結婚を平然と言ってのけました。それを聞いた伽羅が怒って飛び出すシーンは見てる側としても同じ気持ちになりますよね。
自作自演の嘘
それに対して曼陀が伽羅に訴えられないようにとった行動が凄い…自分で水に飛び込んで「突き落とされた」と嘘をつくなんて怖すぎます!
伽羅が助けようとした優しさにつけ込んで、そんな嘘をつくなんてもう性根が腐ってる…としか思えません。
駆けつけた楊堅まで騙されそうになって…。伽羅が弁解できないまま悔し涙を流すシーンは見ていて本当に歯がゆかったです。
独孤信の苦渋の決断
独孤信は伽羅を信じてくれていました。
でも独孤家の面目と姉妹二人の縁談を守るために伽羅に嘘を受け入れるよう言うのです。辛い決断とはいえ伽羅が気の毒でなりませんでした。
般若の脅し
そこで登場するのが般若姉さんです。曼陀の恐ろしい本音を聞いて、崖の淵に連れて行って突き落とすそぶりを見せて脅します。やり方は強引ですが、あの曼陀にはあれくらいしないと響かないだろうなとも思います。
姉妹の亀裂
般若の厳しさが少しでも曼陀を改心させてくれると良いのですが…。でも、それで改心するような曼陀ではなく。
残念ながら、この一件で曼陀の般若と伽羅への恨みは決定的に深まってしまったようです。姉妹の絆がほどけていく様子が切なかったですね。
第9話 新婚初夜
般若と宇文毓の婚礼
般若と宇文毓の婚礼の夜の場面。ここでまたもや衝撃的な展開を迎えます。
寧都王妃となった般若の美しい婚礼衣装姿は本当にかっこよかったです!自ら政略結婚を選んででも独孤の天下を目指す般若のぶれない覚悟が伝わってきました。
宇文護の乱入
そんな二人の初夜に…まさかの宇文護が乱入! 愛する般若が他の男と結ばれるのが許せない、という彼の激しい感情が爆発したシーンでした。
宇文毓を突き飛ばして「俺の女だ」なんて…宇文護の独占欲と狂気を感じましたね。
般若の覚悟
しかし、それに対する般若の態度がこの回の個人的なハイライトの一つです! 慌てず騒がずに宇文護との関係は終わったこと宇文毓の妻となったことを毅然と告げ、宇文護の目の前で宇文毓の靴を脱がせ床につくとは…。
言葉よりも行動で関係の終わりと自分の覚悟を示す般若の強さには痺れますね。
宇文護はそれを目の前で見せつけられて怒りと同時に絶望を感じたようです。まるで生きる屍のようになってその場を去るしかありませんでした。そんな姿に宇文護の苦悩が描かれているようです。、ただの悪役ではないなと感じました。
なんとも壮絶な初夜でしたね…。
伽羅と宇文邕の再会 そして修羅場
一方そのころ、少し飲みすぎた伽羅が庭で宇文邕に出会います。
宇文邕が伽羅の髪を優しく撫でるシーン…。余命を知って一度は伽羅を突き放した宇文邕ですが、やはり彼女への気持ちは捨てきれていなかったんですね。
伽羅をこうさせた理由の一部は彼にもあるのですけどね。切ないのだか未練がましいのか。
ところがこのシーンを曼陀と楊堅に見られてしまいます。よりによってあの二人に見つかるとは最悪。曼陀がここぞとばかりに「不倫だ!」と騒ぎ立てて。
本当にもう!と言いたくなりました。
宇文邕は伽羅の名声を心配して曼陀に秘密を守るよう迫ります。この場面は彼の優しさと必死さが伝わってきて切なかったです。楊堅も曼陀の妹を陥れようとする態度に失望。二人の関係が壊れていくのも見ていて辛かったですね。
この一件が伽羅と李澄楊堅と曼陀そして宇文邕の関係にどう影響していくのか心配でたまりません。
第10話 王妃の里帰り
般若の政治手腕と野心
寧都王妃となった般若は早速政治の手腕を発揮し始めます。婚礼の寄付金を被災民救済に充てることを皇帝に進言。民心を得つつ宇文護の勢力を削ごうとする策略は見事でした。
宇文毓にも野心を隠さず語り、彼を皇位に押し上げようとする姿は皇后になるという般若の執念を感じさせました。宇文毓はちょっと流されてる感があってこの先大丈夫かな…?と少し心配になります。
曼陀の陰湿な策略
そして曼陀の企みは止まりません。楊堅の機嫌を取りながらも裏で李澄に接近。李澄を狩りに誘い出し、伽羅と宇文邕の過去を匂わせる嘘を聞かせます。曼陀によって伽羅との仲を誤解した李澄は伽羅への印象が最悪に…。
伽羅が被災民を助けている裏で曼陀がこんな陰湿なことをしていると思うと腹がたちますね。李澄ももう少し自分でしっかり判断してほしい! と思いますね。
里帰り宴での暴言と伽羅の涙
そして迎えた般若の里帰りの宴! 主要キャストが一堂に会する場は何か起こる予感しかありませんでした。
案の定、宇文邕が祝いに来て伽羅と親しげに話していと、それを見た李澄が曼陀に吹き込まれた嘘を真に受けて激怒!
宇文邕を罵倒し伽羅を「恥知らずな尻軽女」と公然と侮辱…。李澄も短絡的な。
伽羅が黙っていないで言い返す姿は頼もしかったですが、曼陀は仲裁に入るふりをして火に油を注ぎます。伽羅が曼陀の仕業だと気づきながらも証拠がなく涙を流すシーンは気の毒でした。
父の独孤信が曼陀を厳しく叱ってくれたのはスカッとしましたが、李澄の暴言で伽羅の李家への気持ちは完全に冷めてしまったでしょうね。
独孤伽羅 10話までの感想
三姉妹の運命の行方
第6話から第10話は三姉妹の運命が大きく動き出しました。それぞれの人間関係が複雑に絡み合っていて見応えがありましたね。
般若は王妃になって独孤の天下という目標に向かって権謀術数を巡らせ始めました。冷酷な一面を見せつつも宇文護との過去の絆に苦しむ人間らしさも垣間見えます。彼女の今後の選択が気になりますね。
曼陀は身分への劣等感と姉妹への強い嫉妬からどんどん破滅的な行動に出ていきます。手段を選ばないその姿は見ていて怖いですが彼女がなぜそこまで歪んでしまったのか背景にあるコンプレックスを思うと少しだけ同情してしまう部分も…。
とはいえ伽羅や他の人を傷つける行為は許せませんが。
伽羅は宇文邕への想いを断ち切れず、李澄との縁談にも悩まされます。曼陀の陰謀に巻き込まれて辛い立場に置かれますが、正義感が強く自分の意見をしっかり持っている彼女は応援したくなりますね。
宇文邕の切ない片思いや楊堅の人の良さも印象的でした。
今後の展開への期待
李澄の件で伽羅の李家への縁談はどうなるのか? 曼陀の次の企みは? 般若は宮廷でどう立ち回るのか? そして宇文邕の病状は…?
気になることが尽きない「独孤伽羅」この先の展開から目が離せませんね!
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