中国ドラマ「後宮の涙」8・9・10・11・12話 感想とネタバレ・あらすじの紹介です。
陸貞は継母から逃れ、高湛からもらった玉佩のおかげでついに宮中へ入ることができました。
一方、高湛も刺客に狙われるという大変な目に遭いましたが陸貞に助けられ無事に宮中に戻ることができました。
宮中に入った陸貞はさっそく嫌がらせを受けています。それは陸貞が貴妃に似ているから。
陸貞は周太妃のいる青鏡殿に配属されました。陸貞は青鏡殿で女官たちにいじめられるが、太妃の世話をすることで信頼を得るのですが。
何蕊と柳絮によってそこからも追い出され、青鏡殿に送られてしまうのでした。
これから陸貞は宮中でどのように生きていくのでしょうか。
後宮の涙 登場人物・キャスト
・陸貞(りく・てい)
北斉の豪商・陸家の長女。
演:趙麗穎(チャオ・リーイン)
・高湛(こう・たん)/長広王
北斉の皇太弟
演:陳曉(チェン・シャオ)
・高演(こう・えん)孝昭皇帝
演:喬任梁(キミー・チャオ)
・婁昭君(ろうしょうくん)/皇太后
演:劉雪華(リウ・シュエホア)
第8話 仕掛けられた罠
静心院から青鏡殿に戻る陸貞
陸貞は静心院の女官・杜司儀と話し合って取引しました。陸貞は病気の杜司儀の代わりに『漢書注』と『史記注』の二冊の整理と書写を手伝い、そのかわりに杜衡が陸貞を青鏡殿に戻してもらうのでした。
陸貞が昇進
高湛は監視の目をくぐり抜け密かに陸貞と会いますが、柳絮に目撃され陸貞は尋問を受けてしまいます。
しかし周太妃が機転を利かせ、高湛のマントを太上皇のものだと言い陸貞を庇いました。
さらに太妃は陸貞を二等女官に昇格させるのでした。
周太妃毒殺未遂
柳絮は薬に毒を盛り。そして陸貞の命も奪おうとしていました。陸貞は何蕊らが周太妃に毒を盛っていることを知るのですが。周太妃の病を治すため契胡のシャーマンが呼ばれますが。肉を食べれば治ると言います。結果として柳絮が自分の肉を提供することに。
実は中国では人肉を食べる文化があり「弱った親に自分の体の肉を食べさせて元気にさせた」という話が「美談」として伝わっているのです。だからこの時代の中国ではおかしな話ではありません。
第9話 最期の願い
婁昭君の思惑
周太妃は命をとりとめ体調が良くなりました。
柳絮は手紙を持って太后のところに行き太妃が契胡可汗と共謀していると非難。婁昭君は柳絮にある指示をだすのでした。
周太妃の最期
証拠隠滅
第10話 通じあう想い
高湛が陸貞を救出
陸貞たちは青鏡殿に集められ、毒酒を飲まされさらに青鏡殿は火に包まれました。そこに長広王 高湛が陸貞がかけつけて陸貞を救い出しました。
皇帝 高演も到着。高湛は中にいるのは皇帝だと思ったので必死で飛び込んだと伝え高演は感激します。高湛は重傷のため意識を失ってしまいました。
高湛が目を覚ましました。見舞いに来た高演は高湛がそこまでする陸貞とは何者かと聞きます。高演に陸貞には自分の正体は内緒にして欲しいと頼むのでした。高演は陸貞を高湛に与えようとしますが、高湛は断るのでした。
街でデート
回復した陸貞は周太妃の法事のため外出の許可をもらいました。そこで珠児が李誠の結婚を見て悲しくなります。
そこに彼女を追いかけてきた高湛が合流。楽しい時間を過ごすのでした。
第11話 愛の証
沈碧が陸貞を告発
沈碧は刑部の役人をしている父と会い、陸貞は指名手配犯だと確認。陸貞は父のアドバイスを得て証拠を揃え陸貞を告発するのでした。
陸貞は司正司に連行され沈碧の執拗な追及を受けます。官籍を用意できない陸貞が苦しい立場になりました。
すると丹娘が陸貞の官籍を持って現れました。司正司は沈碧が官籍をもつ陸貞を誣告したのを非難し、杖打ち十五回の刑を命じるのでした。
陸貞に冷たくする高湛
高湛は陸貞に彼女が宮殿に入った初日から官籍を用意していたと伝えました。陸貞は感激して帯を送りました。
夜、陸貞と高湛は密かに会いました。ところが高湛は蕭貴妃の部下が覗き見ていることに気づき、わざと陸貞に冷たくあたります。
陸貞は怒って帯を水の中に投げ込み、泣きながら立ち去るのでした。
第12話 女官への道
試験に遅刻
陸貞は高湛に冷たくされて傷つき、青鏡殿で一人酒を飲み続けました。
翌朝、試験があることを忘れて寝過ごした陸貞は慌てて試験会場に向かいますが王尚儀に受験を拒否されます。
筆記試験ができなくなった陸貞は実技試験での参加を主張しますが、王尚儀はそれも認めません。そこで陸貞は賭けを王尚儀に提案、王尚儀はそれを認めます。
実技試験で挽回
陸貞は七宝瓔珞を作ると言いますが失敗。貴重な材料がないため朱爾庭と相談して次に青磁観音浄瓶を作って提出しました。
しかし王尚儀は七宝瓔珞といいながら磁観音磁瓶を作ったので不合格にしようとします。
ところが婁尚侍は昇格を主張。両者の意見が対立してしまいます。
後宮の涙 12話までの感想
冷宮と言われている青鏡殿に配属された陸貞はさっそく嫌がらせを受けました。
どこに行っても嫌な目に会うのですね。
でも青鏡殿では周太妃、静心院では杜司儀。それぞれの場所で協力者がいるのが陸貞にとっては救いです。陸貞が有能なのはもちろんですが、前向きに頑張っているので、助けてくれる人も現れるのでしょう。
その周太妃が亡くなってしまい残念です。
それにしても飲み過ぎで試験に遅れるのはまずいでしょう。陸貞は平気でルールを破ったり、図々しいところがありますが。そういうところを直さないといつかもっとひどい目に会うかも。
とはいえ、今回も助けてくれる人が現れるのでひとまずは安心でしょうか?でもその先はどうなるかわかりません。
今後の展開が楽しみです。
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