中国ドラマ「夢華録(むかろく)」第11・12・13・14・15話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。
趙盼児は欧陽旭を問い詰めるために東京開封府にやってきました。孫三娘と宋引章も一緒です。
欧陽旭は重臣 高鷂の娘・との結婚が決まっていました。趙盼児は婚約取り消しののため3つの条件を出しますが、欧陽旭は達成することができません。
趙盼児たちは欧陽家の前で抗議しますが欧陽旭は役人を使って排除しようとします。
その後、趙盼児は都に戻ってきた顧千帆と再会。陳廉の紹介で趙盼児たちは空き家に住まわせてもらうことになりました。空き家と言っても立派な家でした。
それから宋引章は顧千帆に頼ろうと言いますが、趙盼児は他人に希望を託すのはよくないと注意するのでした。
夢華録(むかろく)の登場人物
・趙盼児(ちょうふんじ)ヒロイン
演:劉亦菲(リウ・イーフェイ)
・顧千帆(こせんはん)皇城司
演:陳曉(チェン・シャオ)
・孫三娘(そんさんじょう)/趙盼児の親友。
演:柳岩(リウ・イエン)
・宋引章(そんいんしょう)/趙盼児の親友。
演:林允(リン・ユン)
・欧陽旭(おうようきょく)/趙盼児の婚約者
演:徐海喬(シュー・ハイチャオ)
・高慧(こうすい)
演:嘉澤
第11話 苦肉の策
顧千帆は気を利かせて東京で一番美味しい江南料理を差し入れしますが。趙盼児にとっては普通でした。
趙盼児たちは江南料理の本場で客相手の商売をしていた人間ですからね。無理もありません。
東京なんだから都の料理でもてなすべきだよ。
それにしても顧千帆はやけに趙盼児を気遣っていますね。
孫三娘は料理が得意、趙盼児はお茶の淹れ方が優れているので宋引章が酒楼を開こうと提案します。
でも趙盼児はそれどころではないようです。
趙盼児は陳廉を連れて欧陽旭の家に殴り込み。「夜宴図」を3日以内に返すように要求しました。
困った欧陽旭は皇帝が道教にハマっているとの情報を入手。役人に賄賂を渡して西京(せいけい=洛陽)の道観の仕事をもらいます。
道観(どうかん):道教の神を祀るお堂。仏教の寺みたいなもの。
ところが高鵠(こうこく)は激怒。婚約を破棄しろと言い出すのでした。
そりゃそうだよ。
まあ、欧陽旭は高家側が一方的に日取りを決めたり自分の仕事まで決めようとしているのに不満でしたからね。
自業自得なんですけどね。
でも、欧陽旭にとって今は高慧との結婚より、趙盼児から逃げることが重要なんでしょう。これが苦肉の策ですか。
身勝手なヤツ。
ちなみに、道教にハマっている皇帝とは3代皇帝 真宗です。
第12話 東京の茶坊
顧千帆は忙しくなったので、趙盼児たちの手伝いと欧陽旭の監視を命じました。
でも陳廉は趙盼児の手伝いばかりしています。
陳廉は誰の部下なの?
それにしても趙盼児たちは全財産を東京で出店する店に賭けていました。もう後戻りはできません。
趙盼児たちの店「趙氏茶坊(ちょうしさぼう)」が開店。
茶坊=喫茶店・カフェ
やったね!繁盛するといいね。
それにしても首都でお店をもてる資金があるなんて、どんだけ稼いでいたでしょう?この時代の独身女性にそのような経済力があるのでしょうか……
最初はあまり客が来ませんでしたが、何四たちのおかげで客が来るようになりました。
でも顧千帆は趙盼児が目立つ行動をするのは不安です。
そこで1ヶ月でどくらい売上があるのか試して、店を続けるかどうか決めることにするのでした。
顧千帆は仕事が忙しくて趙盼児が店を開こうとしているのを知らなかったんですね。
陳廉はホウレンソウ(報告・連絡・相談)が出来てませんよ。
第13話 女子の商い
宋引章は教坊司を訪れ、琵琶の腕前を認められ掌声(教官)に任命されました。
宋引章は官妓の身分は変わりませんが、所属が地方から都になったということですね。にしても、そんなに簡単に移籍できるものでしょうか。
というか官妓のわりには自由すぎない?
趙盼児は宋引章の独断に不満ですが、孫三娘はむしろ茶房にはいいかも知れないと思います。
宋引章は教坊司で沈如琢(しんじょたく)に出会いましたが、彼に怯えてしまいます。
周舎がトラウマになってるんだろうね。気の毒。
一方、皇城司では遼の間者を拘束。しかし顧千帆は間者が西夏人だと見抜きます。西夏は宋と遼を戦わせようとしていたのです。
この時代。澶淵の盟が結ばれて間もない頃。宋と遼(契丹)の関係は落ち着いていました。
でも遼が宋と戦ってくれないと西夏(タングート)は困ります。西夏が単独で宋と戦うことになってしまうからです。
趙氏茶坊の売上は悪化。顧千帆は趙盼児に理由を説明します。
東京は区画ごとに業種が決められて。趙氏茶坊のある区画は労働者の多い地区。そこで上品な物を出してもあまり売れないというのです。
店のサービスと客のニーズが合ってないんだな。
趙盼児、孫三娘、宋引章は経営の立て直しを検討するのでした。
そして茶坊を「半遮面」と改名。業務内容も一部変えて店を再開するのでした。
第14話 恋心と憂い
趙盼児、孫三娘、宋引章は店の役割分担することにしました。そうしないといずれトラブルになってしまうと考えたからです。
その役割とは。
趙盼児:茶坊の経営担当
孫三娘:厨房と仕入れ担当
宋引章:芸術と装飾担当
意見がまとまらないときは多数決で決めることにします。
共同経営はトラブル起きやすいからね。あらかじめ予防策を考えるは大切です。
損得の前には友情は脆いもんだよ。
趙盼児たちの店・半遮面(はんしゃめん)が新装開店。様々な趣向を凝らしたもてなしに客の入りは上々です。
中国時代劇って商売ものは多いですが。簡単に繁盛したり。そうかと思うと急に客が来なくなったりして極端ですよね。
帰り道。趙盼児は顧千帆に会って心がときめいてしまいます。でもその感情を受け入れられず、すぐに態度を変えてしまうのでした。
一方、于忠全(うちゅうぜん)は顧千帆に復讐しようとしていました。
忘れてたよ于忠全。皇城司の中の敵だよね。
さて、顧千帆は大丈夫でしょうか。
第15話 危機一髪
于忠全(うちゅうぜん)は蕭謂(しょうい)と協力。趙盼児を利用して顧千帆を陥れようとしました。
孫三娘は陳廉に連絡、宋引章は沈如琢(しんじょたく)に助けを求めます。
趙盼児は于忠全の思惑を理解、先手をうって于忠全の計画を阻止しました。
そこに顧千帆と陳廉が到着して趙盼児を助けました。
顧千帆は于忠全を凄まじい方法で処刑。見せしめにします。
さすが「生き閻魔」。
でも顧千帆は趙盼児と赤の他人のふりをしたので趙盼児はガッカリ。
顧千帆は趙盼児を守るためだったのですが。そうとは知らない趙盼児はイライラします。顧千帆も説明が下手なのでよけいに趙盼児を怒らせてしまうことに。
顧千帆は改めて趙盼児への想いが強いことに気づき、陳廉に趙盼児を守るよう指示するのでした。
なんか中国ドラマってこういう展開多いような気がしますが気のせい?趙盼児はとくに自立心が強いのでなおさらですかね。説明しない男と感情的な女の揉め事は永遠になくならないのでしょうね。
一方、孫三娘も趙盼児が何でも自分で解決しようとするのが不満でした。でも三人はすぐ仲直りします。
一方、他店では早くも半遮面をマネしたサービスを安価で提供。早くもピンチに。
さすがパクリの国
昔は日本もそうでしたけどね。商売はそういうものでしょう。
いったい趙盼児たちの店はどうなるのでしょうか?
そして顧千帆との関係は?
次が楽しみです。
次のエピソードを見る>
<前のエピソードを見る
コメント