中国ドラマ「後宮の涙」38・39・40・41・42話 感想とネタバレ・あらすじの紹介です。
陸貞がついに父の敵討ちを達成しました! これまで彼女の困難を思えばに胸が熱くなりますね。一つの大きな目標を達成して、ホッとしたのもつかの間、本当の親でないことが発覚これはこれでショックですよね。
母の身分は意外と高そうな事がわかりましたが、本当の父は誰なのでしょうか?
そして、もう婁青薔(ろうせいしょう)と沈碧(しんへき)の悪事の数々には見ているこっちがもう嫌になってしまいますね。早く痛い目にあってほしいと願うばかりです。
でも、沈嘉敏があんなにあっけない最期を迎えるとは驚きました。悪役なのに、もう少し粘るかな?と思ったのですが。
その一方で沈嘉彦の人の良さが際立っていて、同じ家族なのにこんなに違うものかと思います。
さらに沈碧の妨害で陸貞と高湛の関係が気まずいことに。なんでこうもすれ違うのでしょうか。
それでは38話からお楽しみください。
後宮の涙 登場人物・キャスト
・陸貞(りく・てい)
北斉の豪商・陸家の長女。
演:趙麗穎(チャオ・リーイン)
・高湛(こう・たん)/長広王
北斉の皇太弟
演:陳曉(チェン・シャオ)
・高演(こう・えん)孝昭皇帝
演:喬任梁(キミー・チャオ)
・婁昭君(ろうしょうくん)/皇太后
演:劉雪華(リウ・シュエホア)
第38話 忍耐の日々
沈碧の策略と陸貞の涙
陸貞は長広王 高湛(こうたん)が沈碧と一夜を共にしたという話を聞きました。これを聞いた陸貞は悲しみに暮れます。太后は将来 皇太子妃となる陸貞に、これくらいの度量が必要だと言いますが、陸貞は泣きながらその場を立ち去るのでした。
陸貞の苦悩と高湛の旅立ち
陸貞は実家へ帰るため休暇を皇帝に申請しました。皇帝は沈碧の件の噂を聞いたのかと尋ねましたが、陸貞は否定します。しかし元福が陸貞が知っていたと明かしてしまいました。
陸貞は皇帝にこれ以上知らないふりを演じ続けるのが無理だと泣きながら訴え、皇帝は彼女の出宮を許可します。
皇帝は高湛に自分の代わりに陳国へ行くよう命じます。高湛は見送りに来た陸貞を抱きしめ、心の病を治しに行くから必ず帰りを待っていてほしいと伝えるのでした。
第39話 驚愕の事実
沈碧(しんへき)の妊娠発覚
婁太后が仁寿殿に戻ると、貴妃をはじめとする妃嬪たちそして長公主が謁見に訪れました。その場で沈碧はわざと吐き気を催したふりをします。
婁青薔が劉姑姑を呼んで沈碧の体を検査さると彼女の妊娠が発覚。貴妃は沈碧を内侍局へ連れて行こうとしますが、沈碧は「長広王が認めなくても自分は…」と言いかけたところで気を失って倒れます。
貴妃は沈碧の偽装妊娠を疑うのですが。太医が脈を診た結果、太后に沈碧貴人は妊娠一ヶ月であると報告されました。
その後に妊娠が発覚する流れがあまりにも出来すぎてますね。沈碧が倒れる前に言おうとした言葉も、否定と見せかけて何かあったように見せかける悪意に満ちた言葉。性格の悪さがよく出てます。
沈碧の秘密と太后の次の手
沈碧の父 沈大人が宮殿に娘を訪ねてきました。沈碧は父に太后へ伝言を届ける方法を考えてほしいと頼みます。
長公主が宮殿の外から医者を呼んで自分の脈を診させているので偽装妊娠が長くは続かないと焦っていたのです。父が疑問を口にすると沈碧はあの夜、長広王とは何もなかったことを打ち明けました。
沈大人は医者の手配を約束しました。この知らせをすぐに知った太后は宮殿の太医を毎日沈碧の脈を診察に行かせるように手配、彼女を宮殿に留めておく計画を立てるのでした。
第40話 対決の結末
沈碧の告発と婁尚侍の最期
高湛は沈碧の妊娠が偽りの証拠を掴み朝廷で沈碧を告発しました。沈碧は証人として出廷。同時に高湛は複数の証人を用意して沈碧が現在も処女であることを証明しました。
沈碧の父は誰かに家族の命を脅されたために沈碧がこのようなことをしたのだと皇帝に訴えます。皇帝が激怒して犯人を問いただすと、沈碧は進み出て婁青薔が自分に指示したと告白。
捕らえられた婁青薔は全て太后の指示だったと叫びます。しかし婁青薔が主君に背き高湛を謀害しようとしたので皇帝に公正な対処を求めるという太后の言葉が伝えられます。
皇帝は婁青薔を即刻斬首するよう命じ、この件については二度と口にしないよう厳命するのでした。
結局、沈碧もその父も高湛の追求は逃れられませんでした。
太后の新たな陰謀
婁尚侍の処刑によって自身の立場が危うくなった婁皇太后は高湛と喚雲を陥れる陰謀を画策します。
太后は玲瓏に以前帳簿をすり替えた一件を暴露すると脅迫、自分に協力させ。自分はわざと氷水に飛び込みました。
陸貞は高湛に太后が病気で湯薬も飲めない状態だと伝えます。高湛は太后が皇帝の自分への警戒心を緩めようとしているのだと推測。
ところが太后の脅迫に耐えられなくなった玲瓏は自責の念から高湛に全てを告白。玲瓏は泣きながら太后が貴妃を陥れるために、貴妃の私庫に物を隠すよう命じたと話すのでした。
第41話 敵の反撃
陸貞の昇進、そして皇帝の病
皇帝は蕭喚雲を皇后に冊封し太后を宮殿から出すよう命じました。
その後、陸貞は司衣司で作った錦織物を皇帝と皇后に見せ、皇帝は喜び野蚕糸の全国普及と織染署の設立を命じました。皇帝は陸貞を三品昭儀に任命して織染署を任せます。
陸貞は大斉で最高の女官となり、朝廷では未来の皇太子妃だと噂されます。高湛と沈嘉彦は陸貞の昇進を喜びます。
しかし皇帝は咳が止まらず、喀血して倒れてしまいまうのでした。
太后の復権と陸貞たちの危機
皇帝が病床に伏し長広王 高湛も出征中のため皇后は朝廷で対応を協議します。
その時、宮殿から出されていたはずの太后が現れ、自分が監国を引き受けると言い放ちます。さらに沈碧が侍衛を連れて突入し、陸貞と王尚儀を取り囲みます。
太后は監国として政務を執ることを宣言。大臣たちは太后を非難しますが、太后は部下に命じて剣で大臣たちを脅迫。大臣たちは太后の言い分を認めるしかありません。
さらに鄭余江が魏国に寝返り沈嘉彦と高湛を策略にはめて追われる身にさせます。沈碧は鞭で陸貞を容赦なく打ち、太后が自ら尋問しようとするのでした。
第42話 反乱軍との戦い
反乱と犠牲、そして陸貞の覚悟
婁皇太后が率いる反乱軍によって皇宮が制圧され、高演と喚雲が軟禁されました。さらに太后は高湛をおびき寄せるため長公主と丹娘を午門の外で斬首しようとします。
長公主は婁氏が自身の母に毒を盛ったことを激しく非難。陸貞は危険を顧みず都に駆けつけました。
婁昭は慌てて太后に高湛が三千の精鋭部隊を率いて外城を包囲したと報告。太后は三人(長公主、丹娘、陸貞)の命を盾に高湛を脅迫。長公主は高湛に婁氏の言うことを聞かず仇を討つように叫び殺されました。
婁氏は陸貞を使って高湛を脅迫しようとしますが陸貞は剣で婁昭を刺殺し、城壁の上から飛び降りました。
皇宮が反乱軍に制圧されてしまうとは太后は恐ろしい人です!
さらに長公主が殺されてしまいました。嫌なときもあったけど、最終的には陸貞を認めていたのに残念です。
太后の敗走と陸貞の命の危機
高湛の部隊と婁氏の部隊が衝突、沈碧は慌てて防ぎきれないと訴えます。太后は病気の皇帝を置き去りにして一人で逃亡しました。
飛び降りた陸貞は重傷で手の施しようがない状態。高湛は絶望しますが、子供が産めなくなる可能性のある雪蟾での治療法が見つかり、命を優先する決断をします。陸貞は無事意識を取り戻し、高湛は妊娠できない事実を伏せるよう頼むのでした。
後宮の涙 42話までの感想
なんか途中までとは別のドラマを見てるのかと思うくらい凄いことになってます。
沈碧の偽装妊娠から始まって、太后や婁氏の陰謀、そして宮中の権力争い…次から次へと大変なことが起こって、見ているこっちまで気が休まりませんでした。
まさか太后が皇宮を制圧するまでの反乱が起きるなんて…。普通、子が皇帝なんだから太后が反乱起こしたりしませんよ。いったいこのドラマはどうなっているんでしょう。
子どもよりも自分の権力や一族の方が大事なんでしょうね。武則天に近いものがあるかもしれない。
長公主様が犠牲になったのは、残念です。終盤になって宮中の権力争いの犠牲になる人が多すぎて、心が痛みます。
今後は陸貞体が完全に回復するのか、子供を産めないという事実をどう受け止めるのかが気になります。高湛が皇位を辞退したいという意向を示していましたが、最終的にどのような道を選ぶのかも注目ですね。
そして、逃亡した太后がこのまま大人しくしているはずがありません。きっとまた何か企んでくるのではないかと予想しています。
いよいよラストが近づいてきました。この先の展開が気になります。
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