韓国ドラマ「太宗 イ・バンウォン~龍の国~」の第6・7・8・9・10話ネタバレとあらすじ感想の紹介です。
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1~5話では威化島回軍から禑王・昌王の廃位・処刑と恭譲王の即位まで一気に進みました。
このドラマはバンウォン(李芳遠)が主人公なのでバンウォンの動きが積極的。早くから父を王にしたいという野心が前面に出ています。
ところがわずか9歳の昌王を処刑させてしまったことから、父ソンゲ(李成桂)に非難が集まりまってしまいました。
さすがのバンウォンも自分のせいで父の名誉を傷つけたと反省します。
ソンゲと仲間たちは恭譲王に兵権を渡すように要求。
そんなソンゲたちにモンジュは怒り、ソンゲとの対決を深めるのでした。
いよいよソンゲも王になる決意を固めました。高麗の滅亡は間近です。
太宗イバンウォン 番組情報
原題:태종 이방원(太宗 李芳遠)
2021年 韓国、KBS 1tv
全33話
太宗イバンウォン 主要人物
・イ・バンウォン(李芳遠)
演:チュ・サンウク
・イ・ソンゲ(李成桂)/ イ・バンウォンの父。
演:キム・ヨンチョル
・ミン(閔)氏/ イ・バンウォンの正室。
演:パク・チニ
・神徳王后カン(康)氏/ イ・ソンゲの継室。
演:イェ・ジウォン
・イ・バンウ(李芳雨)/ イ・ソンゲの長男。
演:オム・ヒョソプ
・イ・バングァ(李芳果)/イ・ソンゲの次男。
演:キム・ミョンス
・イ・バンウィ(李芳毅)/イ・ソンゲの三男。
演:ホン・ギョンイン
・チョン・モンジュ(鄭夢周)
演:チェ・ジョンファン
・チョン・ドジョン(鄭道伝)
演:イ・グァンギ
・恭譲王(コンヤンワン)/ 高麗第34代国王。
演:パク・ヒョンジュン
第6話
(見出しは当ブログが独自につけたものです)
王座を狙うイソンゲ(李成桂)たちに対して、チョンモンジュ(鄭夢周)は高麗を守るため恭譲王の味方につきました。ソンゲは落胆しますが、彼にモンジュを殺すことはできません。そんなソンゲをチョンドジョン(鄭道伝)は不安に思います。
李成桂(イ ソンゲ)と鄭夢周(チョン モンジュ)・鄭道伝(チョン ドジョン)はよい国を作ろうと目的は同じでした。でもあくまでも高麗の中で国を良くしようとする鄭夢周と、高麗を壊して新しい国を作ろうとする李成桂・鄭道伝はすでに考え方が違います。もう彼らが一緒に国を作ることはできないのでしょう。
でも李成桂はまだ鄭夢周を諦めることができません。鄭道伝はそのせいで新しい国を作る目標が達成できないのではないかと心配なのです。
モンジュはイ・セクたちを釈放。さらにドジョンを弾劾させるのでした。
高麗を守ると決断した鄭夢周(チョン モンジュ)の動きは早いです。あっという間に鄭道伝と李成桂は追い込まれてしまいました。
第7話
チョンドジョン(鄭道伝)は弾劾されたものの死罪は免れ流罪になりました。イバンウォン(李芳遠)たちは激怒。
ところがバンウォンの母ハン(韓)氏が危篤。5人の息子たちが母のもとに駆けつけました。そして子どもたちに看取られつつハン氏はこの世を去ります。チョンモンジュ(鄭夢周)が弔問に訪れ、バンウォンは彼を殺そうとしますができませんでした。バンウォンとモンジュ決別。もう後には戻れません。
李芳遠兄弟の母・韓氏が亡くなりました。享年55。なんだかもっと歳をとってるような見た目でしたが意外と若かったのですね。
さすがに母の死の直後では鄭夢周を殺す気にはなりませんでしたか。
一方、ソンゲは元から戻る高麗世子を迎えに行きますが、その帰りに落馬して重傷。意識不明になってしまいます。すると早速、恭譲王が動き出しました。
こんなときに落馬しますか?かんじんなときにソンゲが意識不明とはついてません。
第8話
イソンゲ(李成桂)が負傷したとの報告を聞いたチョンモンジュ(鄭夢周)はソンゲ派の大臣たちを失脚させました。
イバンウォン(李芳遠)はすぐに父を救出に向かい、都に連れて帰ります。ソンゲはバンウォンの行動力を褒めましたが。これ以上軽率なことはするなと言います。
バンウォンも死ぬ可能性があった危険な行為ですが。ソンゲがいるといないとでは王に与えるプレッシャーがぜんぜん違うのでここはバンウォンのお手柄でしょう。おかげでおそれをなした恭譲王はソンゲ派の者をすぐには処刑できなくなりました。
でもバンウォンはモンジュが生きていたら、とられられた仲間が処刑され、ソンゲたちも危なくなるかも知れません。そこでバンウォンは父の命令に背いてモンジュを殺害してしまいます。
それを知ったソンゲは激怒してバンウォンを追い返すのでした。
鄭夢周も李成桂も良い国を作ろうとする目標は同じなのに。高麗か新しい李氏の国かで考えが分かれてしまいました。でもモンジュは決して高麗を裏切らないでしょう。バンウォンばかりを責められませんね。
第9話
イバングァ(李芳果)たちはチョンモンジュ(鄭夢周)の首を晒しものにして、さらに李成桂(李成桂)を怒らせました。
民や李成桂は怒っているのに、李芳果たちにはその怒りがわからないのでしょうか。逆効果になるばかりなのにね。ソンゲはハン(韓)氏の息子たちに失望、家に戻るのを禁止してしまいます。
それに対してカン(康)氏はしたたかです。ソンゲに息子たちを許すように言ってますが、本心ではないのですね。
チョンドジョン(鄭道伝)は大勢の臣下を引き連れ王大妃に恭譲王を廃するよう圧力をかけます。王大妃は圧力に負けて恭譲王と世子を廃しました。
そして李成桂に王になるよう頼み込むのでした。
鄭夢周がいなくなればもう李成桂を止めるものはいません。ついに高麗王朝の終わりのときが来ました。もともと恭譲王は廃する予定だったと思いますが、予想外の抵抗にあったかんじでしょうか。
第10話
イソンゲ(李成桂)はチョンドジョン(鄭道伝)たちの要請をうけてついに王に即位しました。でもソンゲはイバンウォン(李芳遠)たちハン(韓)氏の息子たちを即位式には出席させません。さらにカン(康)氏の息子 イバンソク(李芳碩)を世子にすると言い出します。
李成桂が王になれたのは息子たちが動いたおかげもあるのですが。李成桂にはそのやり方が気に入らないようです。したたかなカン氏に載せられてのも気づかすにバンソクを世子にしようとするとは。よほどバンウォンたちが気に入らないようです。
世子の決定に臣下たちは結論を躊躇しますが、カン氏は世子の決定を急ぎます。さらにはチョンドジョン(鄭道伝)もバンソク支持にまわっていました。
裏切られたことを知ったバンウォンは怒ってソンゲの自宅に押し入りカン氏を殺しそうになりますが。そんなバンウォンにソンゲは激怒するのでした。
カン氏の本性が明らかになりました。今までバンウォンの味方のように振る舞っていましたが。自分の息子を王にするためでした。当然といえば当然かも知れませんが、バンウォンたちは怒りが収まりませんよね。
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