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ドラマ 武則天第49・50・51・52話の感想とネタバレ・あらすじ

武則天あらすじ f あらすじ

中国ドラマ 武則天 The Empress 第49・50・51・52話の感想とネタバレ・あらすじ紹介記事です。

武媚娘は李牧への想いと李世民への愛の間で悩んで末に李世民の元へ戻ることを決意しました。李牧も武媚娘と李世民を守って命を落としました。

宮中で力を手にした徐慧はかつての彼女とは別人のようで、韋貴妃以上に怖い存在になってしまいます。

絶対的な存在だった李世民にも陰りがみえ、物語は新たな展開がおこりそうです。

徐慧の策略や高陽公主の問題などもあり、今後の展開から目が離せません。

それでは武則天 第49話からお楽しみください。

武則天 The Empress 登場人物

・武如意(ぶ・にょい) 演:范冰冰(ファン・ビンビン)

・李世民(り・せいみん)/太宗 演:張豊毅(チャン・フォンイー)

・徐慧(じょ・すい) 演:張鈞甯(チャン・チュンニン)

・韋貴妃(いきひ) 張庭(チャン・ティン)

 

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第49話 大臣たちの嘆願

長孫無忌が脅迫

袁天罡(えんてんこう)は李淳風(りじゅんぷう)の墓参りのため長安に戻ってきました。

長孫無忌(ちょうそんむき)は絶好の機会だと考え、李淳風の墓前で袁天罡を待ち伏せ。李淳風の家族を人質に取り、袁天罡に宮中に参内して媚娘(びじょう)のために卜占をするよう脅迫するのでした。

うわー、いきなりきましたね!長孫無忌のまさかの人質事件に発展するとは……。長孫無忌、やり方がエグいです!自分の目的のためなら手段を選ばない感じ。
袁天罡も家族の命がかかっているなら従うしかないですよね。
袁天罡がどんな卜占をするのか、そしてそれが媚娘にどう影響するのでしょうか。

 

瑞安が徐慧の犯行を確信

瑞安は徐慧の居殿で長い間探し求めていた燭台を発見しました。その燭台を見た瑞安は、徐慧こそが文娘(ぶんじょう)を殺害した真犯人だと確信します。そしてそのことをすぐに媚娘に報告しました。

ついに証拠が見つかりましたね!無駄と言われても瑞安が執念深く証拠を探し続けていたからこそ、この発見に繋がったのですね。報われた気がします。
一方、徐慧ですよ……あの穏やかな物腰からは想像もできないほどの悪女っぷり。
 

媚娘、李義府(りぎふ)を利用する

臣下達たちが太宗 李世民(りせいみん)の御前に長く跪き続け、袁天罡に媚娘の卜占をさせるよう主張しています。

一方、武媚娘は李治(りち)から貧しい家柄の李義府という者は権力にすり寄って出世しようとしていると聞きます。そこで媚娘は李義府を利用できると考えました。

李義府は最初は媚娘に利用価値がないと思って見向きもしませんでしたが、彼女の話を聞いて心を動かされるのでした。

武媚娘はただ状況に流されるのではなく冷静に周りの人間を観察して利用できるものは何でも利用しようとする姿勢がすごいです。
成り上がりたいという李義府の野心を見抜き、それを上手く利用する媚娘の手腕は見事。後の武則天の片鱗がでていますね。
李義府は武則天の即位に貢献した人物。「李猫」というあだ名で呼ばれていますが、物腰は柔らかいのに実際には裏で策略を考え人に危害を加えることからこう呼ばれています。

 

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第50話 涙の決別

武媚娘が自ら宮廷を離れることを決意

甘露殿に到着した武媚娘(ぶびじょう)は、多くの人々が跪いている光景を見てショックを受けます。

彼女は太宗 李世民(りせいみん)に高陽公主(こうようこうしゅ)の嫁入りに付き従う侍女となり皇宮を離れたいとお願いしました。

李世民は彼女の提案を認め。房玄齢(ぼうげんれい)や長孫無忌(ちょうそんむき)も譲歩するのでした。

うわー、切ない展開!媚娘が自分の身を引く決断をするなんて。結局こうなってしまうのですね。自ら宮廷を離れる道を選ぶなんて彼女の強さと優しさが滲み出ているようです。
房玄齢や長孫無忌もこの提案に同意したってことは、さすがに宮殿を出れば影響はないと思ったのでしょうか。この別れが今後の二人にどんな影響を与えるのか、気になります。
 

徐慧の嫉妬と転落

武媚娘は徐慧(じょけい)を問い詰め、戦地に行ったことをバラしたことや、文娘を殺害したのかと尋ねます。

全ての企みが見抜かれたことを悟った徐慧は媚娘への激しい嫉妬心を露わにしました。

その時、近くにいた李世民が現れ二人の会話を全て聞いていたと告げます。徐慧は自分がいたからこそ李世民は安らかでいられたと言い放ちますが、激怒した李世民は彼女を錦楽宮に軟禁します。そして、もし自害すれば一族を皆殺しにするとまで言い渡すのでした。

問い詰められた時の彼女の豹変ぶりには、ゾッとしますね。あんなに穏やかそうに見えたのに、内にはドロドロとした嫉妬心を抱えていたとは……。それでも自分が李世民にとって必要だったと言い張るあたりに彼女の歪んだ愛情を感じます。
李世民の怒りも当然ですよね。最後の一族皆殺しの宣告は李世民の怒りの深さをよく表現していますが、同時に徐慧の悲しい末路を表しているようにも感じます。彼女の嫉妬が全てを壊してしまったのですね。
徐慧のモデルになった徐賢妃は李世民の寵愛を集め、賢くて皇帝に的確な助言下できて、唐代の女性詩人としても有名だった人です。
それにしても徐慧はなんでこんなキャラになったのでしょう。ドラマとしては面白いのですけどね。
 
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第51話 募る想い

長孫無忌の執念と新たな策略

房玄齢(ぼうげんれい)は一年以上経っても、武媚娘(ぶびじょう)を亡き者にしたいという強い思いがありました。彼女が再び宮中に戻るのではないかと不安に思っているのです。

そこで長孫無忌は房玄齢の協力を得て武媚娘を殺害する計画を立てようとします。

でも房玄齢は「武媚娘は房府で静かに老いて死ぬだろう」と言って協力しません。房玄齢の協力が得られなかった房玄齢は怒って蕭瑀(しょうう)と協力、に接近するのでした。

長孫無忌の執念深さには本当に驚かされますね!一年以上経っても、まだ媚娘のことを危険視しているなんて。唐のためとか言っても結局は彼の権力への執着ではないでしょうか。
でも、房玄齢が彼の企みに乗らないのは、何か考えがあるのでしょうか。単に面倒事を避けたいだけではない気がします。
そして、ついに蕭瑀まで巻き込もうとする長孫無忌。彼の行動はどんどんエスカレートしていきますね。次はどんな手を使って媚娘を陥れようとするのでしょうか?

 

武媚娘と高陽公主、それぞれの悩み

高陽公主は結婚後も弁機(べんき)に強い愛情を持ち、会っていました。

武媚娘は高陽公主に弁機は出家者でなので、生涯共にいることはできないから、もう無茶な振る舞いはやめるようにと忠告します。

でも高陽公主は激しい恋をしたいと譲りません。しかも高陽公主の夫である房遺愛(ぼういあい)とは、互いの私生活には干渉しないと約束しているのです。

高陽公主の恋、本当に情熱的だけど、ちょっと危ういですよね。相手が出家者だって分かっているのに、それでも諦められないとは。政略結婚で結ばれた夫婦関係の寂しさから、抜け出せないのかもしれませんね。
高陽公主に仕える武媚娘が心配するのは当然でしょう。相手は僧侶だし、公主は既婚者ですから。
そして、房遺愛との間に「私生活には干渉しない」という約束があるというのも、二人の関係の歪さを表していますね。それぞれの抱える心の闇が今後の物語にどう影響してくるのか気になります。

 

武媚娘の反撃と長孫無忌の策略

武媚娘は李義府に、長孫無忌が党派を組み私腹を肥やしている証拠を何としても掴むよう指示します。それこそが長孫無忌を失脚させる唯一の機会だからです。

一方、長孫無忌は李義府が訴え出る前に自ら鴻臚寺少卿の不正を訴え出て皇帝の信任を得ました。身内を粛清することで、自身の潔白さを示すための策略でした。

武媚娘が反撃に動き出しましたね!李義府は低い家柄の出身者のためには、長孫氏など貴族が力を持っていては困るのですが。武媚娘はそれを見抜いて利用しようとしています。改めて感心させられます。
実際の武則天もこういう低い家柄の人を味方につけて力を伸ばしました。そのために科挙を利用して人材を集めています。
でも長孫無忌もただでは終わりません。仕方がないとはいえ、自分の息のかかった人物を自ら告発して、皇帝からの信頼をさらに厚くするとは。なんと計算高いのでしょうか。

 

第52話 駆け落ちの結末

病に垂れる李世民

太宗 李世民が意識を失い、李治が慌てて太医を呼びます。房玄齢は急いで入宮。武媚娘もそれを聞いて心配します。

皇帝が倒れた原因は過去の傷と西の国から献上された長春丹という薬でした。

その後、李世民は一時意識を取り戻しますが、長孫無忌が房玄齢を呼びに行ったところ、彼はすでに息絶えていました。

李世民もかなり危なくなっていますね。しかも原因が昔の傷と怪しげな薬って、なんだか年老いた感じがしますね。武媚娘が心配する気持ちもすごくよく分かります。
そして房玄齢まで亡くなってしまうなんて、ここでいなくなってしまうとはびっくりです!史実では李世民の死後も生きてるのですけどね。高宗時代に高陽公主と一緒に謀反計画して処刑されますが。なんでこういう展開にしたんでしょう?高宗・武則天のイメージを悪くしないため?
 

高陽公主と弁機の駆け落ち未遂

高陽公主は愛する弁機との駆け落ちを計画していました。

武媚娘は彼女を止めようとしますが、高陽公主の決意は固く武媚娘は二人を助けることになってしまいます。

しかし長孫無忌の密偵によって計画は筒抜け。高陽公主と弁機は捕らえられ、宮中に連れ戻されます。

李世民は激怒。高陽公主を叱責。弁機を死罪にすると宣告します。高陽公主は弁機の命乞いをしますが叶わず、父娘の縁を切ると言い放ち、弁機と共に死ぬとまで言うのでした。

高陽公主は危ない感じでしたけど、ついにやってしまいましたか。高陽公主の熱い気持ちは伝わってくるけど、高陽公主は皇帝の娘で既婚者だし、相手は僧侶だしやっぱり無理でしょう。

皇帝の怒りも理解できますが、もうちょっと情をかけても……。

 

弁機の最期

高陽公主とのやり取りの後、皇帝は再び意識を失い今度は頭を強く打ち付けます。以前からの病もあって、回復は絶望的でした。

一方、捕らえられた弁機は斬首となりました。弁機の死後、高陽公主の側近たちも罪に問われ、捕らえられます。

意識を取り戻した皇帝は褚遂良(ちょすいりょう)を呼び寄せ、李勣(りせき)、長孫無忌と共に李治を補佐するよう命じるのでした。

ついに李世民にもいよいよ最期のときが近づいてきました。高陽公主との決裂が、皇帝の容体をさらに悪化させてしまったのでしょうか。
弁機は命令通り処刑されてしまいました。高陽公主にとってどれほどの衝撃だったか想像もできません。  
高陽公主と弁機の密通事件は実際にあった出来事です(駆け落ちではありませんが)。愛人の弁機を処刑された高陽公主は父・李世民を激しく恨んで、父が死んでも喪に服さなかったと言われます。
 
 

ドラマ 武則天52話までの感想

いやー、今回の展開も目が離せませんでしたね!

長孫無忌の武媚娘への執着が凄い。手段を選びませんね。ここまでいくとストーカーレベルのしつこさ。そんなに気になりますかね?ちょっと理解できません。

でもまさかの媚娘が宮廷を離れる決断をするとは……。彼女の強さと賢さには改めて感心しました。

そして、ついに徐慧の悪事がバレましたね!瑞安の執念が実を結んで本当に良かったです。最初はいい人だと思ったのですが、あんな恐ろしいことを企む人になってしまったとは信じられません。嫉妬って本当に怖いですね。李世民の怒りも当然です。

そんな中、武媚娘はしたたかに李義府を利用しようとしていますね。成り上がりたい男の野心を見抜くとはさすがです。後の武則天を彷彿とさせます。

李世民の容態が悪化したり、房玄齢が亡くなったりと、衝撃的な展開が続きますね。高陽公主と弁機の駆け落ち未遂も、悲しい結末を迎えました。二人の激しい恋は理解できるけど、立場を考えるとやっぱり無理があったのかな……。

次はいよいよ李世民が亡くなってしまうのでしょうか。残された媚娘や李治、そして長孫無忌たちがどう動くのか、本当に気になります!

 

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