明の皇帝・皇子

燕王 朱棣(しゅ てい)は明の太祖 洪武帝 朱元璋の四男。後の永楽帝です。洪武帝 朱元璋は息子たちを藩王にして各地を守らせました。四男の朱棣も国を守ることを期待されていました。朱棣は藩王になると北平（北京）を任されました。北平は元の首都・大...

洪武帝 朱元璋は明の建国者です。朱元璋は生涯で多くの人を粛清したことでも有名です。即位直後から何度も粛清を行いました。10万人近い人達が犠牲になったとも言われます。朱元璋の考えで行なったものもあるでしょうし、派閥や組織の争いで犠牲になった人...

洪武帝（こうぶてい） 朱元璋（しゅ・げんしょう）は明の初代皇帝。太祖ともいいます。元朝の末期に貧しい農家の子として生まれ、紅巾軍に入り出世。華南の地で勢力争いに勝ち残り。皇帝になり、明を建国しました。明から皇帝一代につき年号は一つと決められ...

朱元璋（しゅ・げんしょう）は明の初代皇帝。太祖。洪武帝（こうぶてい）ともいいます。元朝の末期に貧しい農家の子として生まれましたが。親を失い僧侶になっていたところ、紅巾軍に参加。その後は、紅巾軍の中で出世して軍団を率いるまでになりました。華南...

懿文太子 朱標（しゅ・ひょう）は明の初代皇帝・洪武帝の長男。母は馬皇后。朱標の長男で将来を期待されていました。厳しすぎる洪武帝と違い、穏やかな朱標は父と意見が対立することもありましたが。洪武帝は朱標を後継者と認めていました。でも視察から戻る...

衛王 朱瞻埏（しゅ・せんえん）は15世紀の明の皇族。第4代皇帝 洪熙帝 朱高熾の第十皇子。宣徳帝 朱瞻基（しゅ・せんき）の異母弟です。病弱だったため領地には行かず生涯都で暮らしました。病気のためか若くして亡くなっています。史実の衛王 朱瞻埏...

朱瞻圻（しゅ・せんき）は15世紀の明朝の皇族。永楽帝の次男・朱高煦 漢王の息子です。朱瞻圻は父の朱高煦のことを恨んでいたようですが。北京にいて父に朝廷の情報を漏らし謀反を促すような手紙を送ったりしています。その行動がバレて庶人に落とされるの...

明憲宗 成化帝（せいかてい） 朱見深（しゅ・けんしん）は明朝の第９代皇帝です。英宗（6・8代皇帝）の息子。幼くして皇太子になりました。父親がオイラトの捕虜になって皇帝の座を追われたので、朱見深も皇太子を配されてしまいます。父が皇帝に復帰後。...

朱見済は明朝の皇太子。第7代皇帝 景泰帝 朱祁鈺の息子です。父の景泰帝は皇帝になる予定ではありませんでしたが、正統帝がオイラトの捕虜になったので急遽皇帝に即位しました。父が皇帝になったものの、しばらくは皇太子は正統帝の息子 朱見深でした。そ...

漢王 朱高煦（しゅ こうく）は明朝の４代皇帝 永楽帝の次男です。永楽帝に似て武勇に優れた人物でした。長男の皇太子 朱高熾は太っていて脚が不自由、性格も大人しく戦いには向いていません。朱高煦を皇太子にしてはという意見あったのですが。朱高煦は性...