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玉骨遥(ぎょっこつよう)のキャストと登場人物紹介

 

中国ドラマ「玉骨遥(ぎょっこつよう)」のキャストと登場人物を紹介。

この記事では中国ファンタジードラマ「玉骨遥」のキャストと登場人物 をわかりやすくご紹介。視聴前の予習やドラマを見ながらの確認にぜひ役立てくださいね。

 

この記事でわかること
  • 登場人物とキャスト:ドラマの中心となるキャラクター設定と俳優情報。
  • 世界観の紹介

 

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玉骨遥(ぎょっこつよう)の主要な登場人物・キャスト紹介

 

時影(じえい)

 宿命に翻弄され、愛と使命を貫く孤高の神官
  • 演:シャオ・ジャン(肖戦)
    • 1991年10月5日
    • 他の出演作:「陳情令」魏無羨/莫玄羽、「狼殿下」疾沖

時影とは?

  • 『玉骨遥』の主人公。
  • 地位:空桑の世子→九嶷山の司徒。
  • 父:北冕帝
  • 母:白嫣皇后
孤独な神官

空桑の皇太子として生まれた時影は、父である北冕帝から冷遇され、幼少期から孤独を抱えて生きてきました。幼いころに陥れられ死を偽って九嶷山で暮らすことになります。

九嶷山で大司命の教えを受け雲荒で最も優れた仙術の使い手になりますが、誰にも心を開くことはありませんでした。「成人するまでに世子の死を悼む者と出会えばその者に殺される」と予言を受けます。18歳で少司命となり神に仕えることに。

朱顔との出会いと愛

幼い頃に出会った赤族の郡主 朱顔との再会いが彼の人生を変えます。母の死を知って闇に堕ちそうになるものの、朱顔によって救われました。彼女の明るさに惹かれ、次第に惹かれ合っていきます。彼は朱顔の師父として彼女を見守り、その愛は二人にとってかけがえのないものとなります。

朱顔との対立

しかし止淵を海皇だと勘違いして殺害。朱顔とも敵対することに。激しい戦いの末、彼は命を落としました。その後、星回血誓よって蘇り万劫地獄をさまよいつつ俗世に戻る決意をします。

玉骨遥 時影(じえい)

玉骨遥 時影(出典:amazon)

 

(個人的なコメント)
シャオ・ジャンといればもう「陳情令」でしょう。切ない役回りの「狼殿下」の疾沖も印象深い。哀愁のあるヒーローが良く似合いますね。今回はさらに悲惨な境遇の人物ですが。自分を犠牲にしそうな雰囲気があるので結末が心配。

 

朱顔(しゅがん)

宿命を乗り越え、愛を貫く赤族の郡主

  • 演:レン・ミン(任敏)
    • 1999年12月17日生
    • 他の出演作:「孤城閉」趙徽柔、「大理寺少卿游」上官檎

朱顔とは?

  • 『玉骨遥』のヒロイン
  • 地位:赤族の郡主
  • 父:赤王
時影に惹かれる赤族の公主

赤族郡主。赤王の一人娘。

情熱的で義理堅い性格から「絳珠飛焰」という愛称で呼ばれています。初めて会った時から時影に惹かれています。

彼女は九嶷山で時影の最初の弟子になりました。最終テストで白雪鷺に勝利、弟子の中で287番目の席を勝ち取ったほどです。

止淵の絆を優先して時影と対立

でも彼女の行動は常に時影のためだけではありませんでした。鮫人の「止淵」を救うため時影に嘘をついてしまいます。そのことから、止淵は彼女を200年前に愛した赤珠翡麗の生まれ変わりだと誤解してしまいます。

その結果、朱顔は時影と対立してしまうことに。彼女は時影や止淵との関係にどのような波乱をもたらすのでしょうか?

玉骨遥 朱顔と時影

玉骨遥 朱顔と時影

 

(個人的なコメント)
演じるレン・ミンは個人的には「孤城閉」趙徽柔のイメージが印象に残ってますね。わがままお嬢様、トラブルメーカーが似合う人だと思います。この人がヒロインするとは思ってなかったので意外でした。今作でのブレイクに期待です。

 

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空桑 九嶷山

時鈺(じきょく)

  • 演:ハン・ドン(韓棟)
  • 1980年11月11日生
  • 他の出演作:「長安賢皇伝」蕭承睿、「花様衛士」巌世蕃

九嶷山大司命。空桑皇族の北冕帝の弟。時影の叔父にあたる人物です。若いころ兄の皇后だった白嫣に想いを寄せていました。

白嫣皇后から時影の世話を託され、時影の師父となって成長を見守りました。時影が空桑の皇太子として復帰することを強く願っていましたが、氷族の「十巫」による侵攻を止めるために命を落としてしまいます。

時影の師父として、また叔父として、彼の成長を誰よりも願っていた大司命。その悲劇的な最期は、時影の運命に大きな影響を与えます。

 

(個人的なコメント)
演じるハン・ドンは「長安賢皇伝」蕭承睿、「花様衛士」巌世蕃など悪い役が多いです。いつ裏切るのかと気になるんですよね。今回は大丈夫と思いたいです。

 

赤淵(せきえん)/止淵(しえん)

  • ファン・イールン(方逸倫)
  • 1992年12月26日生まれ
  • 主な出演作
    「獨孤皇后」楊瓚、「万華楼」李昭、「長歌行」魏叔玉

鮫人。朱顔に仕える家職。彼は朱顔が幼い頃からそばに仕え何でも相談できる兄のような存在。朱顔への想いは家職というだけでは説明できません。実は鮫人は長寿で200年前に愛した朱顔の高祖母、赤珠翡麗への変わらない愛があるのです。

彼はかつて「止淵」の名で呼ばれ、海皇を補佐する「左権使」でした。本物の海皇を守るため、一族を守るために命を犠牲にしました。でもその魂は龍神が体内に植え付けた龍息(龍の吐息)によってかろうじて保たれています。

 

(個人的なコメント)
ファン・イールンはいろいろ出てますが、いい人なのに恵まれない役が多い印象です。不幸体質な脇役美男子のポジションが固まりつつあるように思います。今回も損な役回りに一直線。

 

白雪鷺(はくせつろ)

  • ワン・チューラン(王楚然)
  • 1999年1月21日生
  • 主な出演作
    「燕雲台」玉簫、「孤城閉」張貴妃、「尚食」蘇月華

白族郡主。白王の庶長女。白嫣皇后の姪。

才色兼備ですが目的のためなら手段を選ばない強烈な野心家です。彼女の行動のすべては冷遇された母親の無念を晴らし、その位牌を白府の祠堂に入れること。ただそれだけでした。

母親の願いを叶えるため、時影の世子妃の座を狙います。嫡子の妹・白雪鶯を敵視。第二皇子・時雨の母・青妃に取り入ろうとします。たとえ本心に反する行動でも、母親のためなら躊躇しませんでした。

でも彼女の人生は青罡との出会いによって狂ってしまいます。彼を好きになってしまうのでした。

(個人的なコメント)
演じるファン・イールンは「尚食」の蘇月華。妬みで何かしでかしそうな雰囲気が漂っています。今回も何かやってくれそうですね。

 

白雪鶯(はくせつおう)

  • ユー・ユーシアオ(盧昱曉)
  • 1999年9月27日生
  • 主な出演作
    「玉昭令」 旗穆衣羅、「七時吉祥」 錦蘿

白族の郡主。白雪鶯は優しくて純粋な心の持ち主です。彼女は時影の弟子になりますが、首徒の座を争うことはなくその道を放棄しました。

そんな彼女が選んだのは時影の兄・第二皇子時雨との愛でした。

 

青罡(せいこう)

  • ワン・ズーチー(王子奇)
  • 1996年2月25日生
  • 主な出演作
    「宮廷恋仕官」蕭瑾瑜、「ロマンスは結婚のあとで」尹司宸

青族の将軍。青族傍系の庶子として生まれました。人の良い正直な性格の持ち主。似た境遇の白雪鷺に惹かれていきます。彼は六部で最高の武術の腕を持ち、精鋭部隊「影武士」の首領として活躍します。

ところが青罡は政治的な陰謀に巻き込まれ、青妃の命令で九嶷山に弟子入り。時影の素性を探るという密命を受けます。青王と青妃に利用され、時影を毒殺しようと企むことになるのでした。

 

玉骨遥の世界観

玉骨遥世界のイメージ画像

玉骨遥の世界観を表すイメージ画像

山海経がもとになった世界観

ドラマ『玉骨遥』は中国ファンタジー文学の元祖ともいえる『山海経』からがもとになっています。

物語の舞台になるのは、広大な土地と四方を海に囲まれた「雲荒大陸」。これも『山海経』に描かれる世界観がベースになっています。

九嶷山

九嶷山は主人公・時影が修行に励む仙山。空桑で最も法術が発達した場所とされています。この山は『山海経・海内経』に記述されている九嶷山から着想を得ています。

九嶷山には大きく分けて二つの階級が存在します。

  • 神官:法術の修行が許された者たち。
    法術の功力は低い方から「司徒」「司馬」「司空」「司命」の4つの階級に分かれています。
  • 神僕:法術の修行が許されない者たち。

 

十巫

この世界には様々な勢力がいます。中での主人公たちに敵対する氷族の「十巫」は、『山海経・大荒西経』に登場する存在をモチーフにしています。

 

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ドラマ人物
この記事を書いた人

執筆者:フミヤ(歴史ブロガー)
京都在住。2017年から韓国・中国時代劇と史実をテーマにブログを運営。これまでに1500本以上の記事を執筆。90本以上の韓国・中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを史料(『朝鮮王朝実録』『三国史記』『三国遺事』『二十四史』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。類似サイトが増えた今も、朝鮮半島を含めたアジアとドラマを紹介するブログの一つとして更新を続けています。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールページをご覧ください。
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