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朝鮮弁護士 カン・ハンス 4・5・6話 あらすじとネタバレ感想

朝鮮弁護士カンハンスあらすじネタバレ感想 f あらすじ

韓国ドラマ「朝鮮弁護士 カン・ハンス ~誓いの法典~」 4話5話6話のあらすじとネタバレを感想付きで紹介します。

カン・ハンスは訴訟を扱う外知部(ウェジブ)。金儲けを一番に考えているように見えますが、弱い者を救うため巧妙な策を巡らせ、時には悪人であっても利用する。ちょっと代わって主人公」

身分を隠しソウォンと名乗って民を助ける王女イ・ヨンジュ。彼女は優しいだけでなく、裏では若い王と協力して朝廷を牛耳る勲旧派から王の主導権を取り戻そうとしているようです。

そんなソウォン(ヨンジュ)のもとにパク・ジェスの妻ヨン氏が訪ねてきました。夫のひどい仕打ちを受けているようですが。

 

今回の記事ではドラマ「朝鮮弁護士カンハンス」の4話から6話までの内容を紹介しながら印象に残ったシーンや筆者の感想、今後の展開への期待を語っていきたいと思います。

ネタバレを含みますので、まだ視聴されていない方はご注意くださいね。

 

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朝鮮弁護士 主な登場人物・キャスト

  • カン・ハンス 演:ウ・ドファン
    金儲けを追求する外知部。両親を失った過去と復讐心が隠されています。
  • イ・ヨンジュ(ソウォン) 演:キム・ジヨン
    王女の身分を隠し、旅館を経営しながら貧しい人々を助ける女性。
  • ユ・ジソン 演:チャ・ハギョン
    朝廷の役人。清廉潔白で真面目な性格。
  • ユ・ジェセ 演:チョン・ホジン
    院相大臣。権力志向が強く、ハンスやヨンジュの前に立ちはだかる。
  • イ・ヒュル 演:ソン・ゴンヒ
    若き国王。優柔不断な面もあるが、民を思う心は強い。
  • チョ・チョルチュ 演:チェ・ムソン
    張家商団の幹部。冷徹な人物。
  • ドンチ 演:イ・ギュソン
    カン・ハンスの助手。

これ以外のキャストはこちらの記事で詳しく紹介しています。
・【朝鮮弁護士カンハンス】主要キャスト一覧

 

ヨンジュがハンスに協力

提調大人が罷免され、 チョ・チョルチが商団の新しい主人になりました。ハンスの思惑通りといったところでしょうか。でもチョ・チョルチもハンスを警戒しているようですね。

ヨンジュがハンスの仕事を手伝うことを決めました。でも親切心からではありません。彼女は国王イ・ヒュルを助けるためにハンスが役に立つと思っているようです。彼女も王女として国を良くしたいと思っているのですね。

 

隠された法典とヨンジュの計画

過去の出来事。

ヨンジュは父王の死を知りました。机の上には法典(大典)が置かれていたのに気が付き、法典をこっそり持ち出します。この場面は彼女の賢さと父の遺志を継ぐ決意が強く感じられました。

ユ・ジェセに見つかりそうになりますが、別の本を掴ませて難を逃れたのはさすがといったところでしょうか。

実はヨンジュはイ・ヒュル、ユ・ジェセを倒す計画をたてていました。裏で政治的な動きもしているのは意外な一面です。ヨンジュは単に優しい王女ではないのですね。

イ・ヒュルは国王ですが垂簾政治を強いられています。彼にはまだ力がないのです。ヨンジュがイ・ヒュルに法典を渡して法を使うよう促してました。彼女は法の力を信じているようですね。

ハンスの助手となったヨンジュと新たな依頼人

ヨンジュは自分とイ・ヒュルを助けてもらうために、ハンスの助手になることを決意しました。いきなりの弟子入り志願にハンスが拒否するのも無理はありませんが、ドンチの言葉とヨンジュの熱意でハンスが折れる形になったのは面白かったです。

旅館の一番広い部屋と食事、宿泊を提供なんてハンスにとっては願ってもない条件でしょう。

ハンスがヨンジュに資格があることを証明するよう機会を与えたました。ヨンジュの真剣さを認めたからなのでしょうね。ヨンジュもハンスのことをよく知ろうとしているようです。これからの二人の関係がどう進展するのかも期待したいです。

隠された腐敗と提調の悪行

チョ・チョルチュチュ・ヨンウの関係性も徐々に明らかになっています。チュ・ヨンウがチョ・チョルチュを気に入っているというのも、彼がチョ・チョルチュの弱みを握る心配がないからというのも、なかなか闇が深い話です。

ユ・ジソンが朝廷で昇進したのは彼が不正を行わない行動が認められたからなのですが。父はあのユ・ジェセです。親のやり方に反発しているのでしょうか?

ハンスは大臣たちの祝宴会場に潜入。薬を仕込んだ酒を渡して皆を毒殺しようとかんがえますが、でも思いとどまります。彼の復讐心が暴走しているわけではないようで、少し安心しました。

大臣たちが勲旧派の勢力を拡大しようとしています。ユ・ジェセが有力者を高い地位に就かせようとしているのもその活動の一つ。

 

 

 

 

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朝鮮弁護士 第4話

財産目当ての結婚

ハンスはパク・ジェス夫人の離婚訴訟を引き受けることにしました。

ハンスは妓楼にパク・ジェスがまもなく娶るという女を訪ねまます。ところがその女はパク・ジェスを愛しているのではなく財産目当てだと分かりました。しかもその財産はパク・ジェスの岳父(妻の父)のものでした。

いつの時代も財産目当ての結婚はあるものですよね。しかもパク・ジェス本人のものというならともかく、夫人の父の物とはひどい話です。夫人を監禁してでも財産を奪い取ろうとするなんてひど過ぎます。

 

ソウォンの怒りとハンスの目論見

ハンスは蓮心夫人に「離婚訴訟」を起こすことを提案。当時の儒教社会では離婚は女性にとって極めて不名誉なことです。でもハンスは蓮心夫人の命と財産を守るためには、名誉を犠牲にするしかないと冷静に判断しています。ドライといえばドライですが、現実的な選択肢を提案するところは、ハンスの外知部としての手腕なんでしょうね。

さらにハンスは蓮心夫人に足を折ってさらにパクジェスの罪を重くするように提案。それを知ったソウォンは怒ってハンスを解任して他の外知部を探すというのです。

これはさすがにやりすぎでは? と思ってしまいました。ソウォンが怒るのも当然です。でもハンスはソウォンのやり方ではすぐに立ち行かなくなると確信しているようです。当時の司法制度や権力構造を考えれば、真っ当な方法だけでは太刀打ちできないことも多かったでしょうから、一概にハンスを責めることもできない気がしますね。

 

パク・ジェスの罠と明月の死

パク・ジェスはハンスを呼び出しますが、これは罠だと気が付きます。そこでハンスがうまく立ち回り、パク・ジェスに誤った助言を与える場面はハンスの頭の回転の速さを感じさせました。

でもそれが明月の死に繋がってしまうのとは。さらにハンスに偽装工作まで命じる冷酷さにはゾッとしました。パク・ジェスが何の躊躇もなく明月を殺害するような恐ろしい人物だというのがよくわかります。それでソウォンが雇おうとした外知部が逃げ出してしまいます。

結局、ハンスの思い通りになるのが素直に喜べない。そういう過酷な社会で生きているのでしょうけど。

 

 

朝鮮弁護士 第5話

奇跡の生還とパクジェスの最期

海に沈みかけたハンスは自力で泳ぎ戻り、ソウォンの助けで裁判に間に合いました。ハンスが「国法は提調大人の道具である」と主張。さらに、夫婦間の道義に反した場合に離婚が許される例外があると主張。そして、死んだと思われていた明月が生きていて、提調大人の悪事を暴く証言をします。提調大人は自身の罪を認めてしまい投獄されるのでした。

確かにこの国の法律は両班や男に都合のいいものですからね。ハンスの言うことももっともです。明月が生きていると知ったらパク・ジェスも驚きますよね。あまりの驚きに理性を失ってしまうとは。でもこれで終わりではないのですよね。

 

婚約者としてのジソンと父の影

ユ・ジソンはソウォンを見つけて驚きました。ソウォンは見なかったことにしてほしいと言いますが、ユ・ジソンにはできません。ソウォン(ヨンジュ)はユ・ジソンの婚約者だからです。

先王はジソンを駙馬にすることで、ユ・ジェセの悪事を阻止しようとしていたのです。ジソンがパク・ジェスの死が他殺だと知り、すぐに父親の関与を疑うのでした。

先王もユ・ジェセには頭を悩ませていたのでしょうね。それで止められるかどうかはわかりませんが。ジェセも父だとわかってしまうあたり、心中複雑ですよね。それにしてもユ・ジェセの冷酷さもパク・ジェス以上です。

 

龍の置物と故郷

ハンスはドンチとともにパク・ジェスの家を調べました。パク・ジェスは勲旧派の売買人だったのです。さらに龍の置物を発見。その置物はかつて父親に罪をなすりつけたものでした。その出所が清山県監であると突き止めるのでした。

ここでハンスの父を陥れた物が出てくるとは、復讐に関わる重要な手がかりになりますね。でも故郷に戻ってもつらい記憶しかないのは悲しい。かつての幸せな家族の思い出と、現在の廃墟となった家との落差がさらに悲しみを強調するようです。

 

朝鮮弁護士 第6話

新たな殺人事件と奇妙な村

清山へと向かう道中でハンスとソウォンは殺人事件に遭遇。ハンスはそれが復讐だとわかったのですが、その被害者はハンスが探していたパク・ヨインでした。

奇妙なことに、この村の人々はかつて彼らがハンスにしたように官に届け出ず、私刑に処していたのです。

ヨンシルはパク・ヨインを殺害した理由が夫を亡くした復讐だと打ち明けるのでした。

手がかりが…それにしても何この村?それだけ役人が信用できないということなんでしょうね。ヨンシルが言うにはパク・ヨインは死んで当然ということですが。確かにひどいやつです。ヨンシルの行動も理解できなくはない、と思ってしまいますね。

 

法と人情の狭間で

ハンスはヨンシルために訴訟を起こすことを決意。国法では死刑になるところですが、ハンスは無罪にすると言います。しかし村長は訴訟を拒否。ヨンシルの弟に金を渡し訴訟を辞めさせようとしました。ヨンシルも乗り気ではありません。でも自分の妊娠を知ってしまい、訴訟を起こす気になるのでした。

この国の法律ではヨンシルが助かりそうにありませんけど、ハンスはよほど自信があるのでしょうか。しかし、村長が訴訟を拒む理由が、冤罪で他の人が巻き込まれることを恐れるというのが闇が深い。ハンスの「法律は人を救うためにあるのであって、殺すためではない」という言葉はその通りなのですけど。この国ではそうでなないということですよね。いったいどうなるのでしょうか。

 

 

朝鮮弁護士 カンハンスの感想

一見するとカン・ハンスの復讐劇と関係なさそうに思えた離婚訴訟が陰謀に繋がっているとは。こんなに都合よく向こうからやってきます?いやまあ、だからハンスも引き受ける気になったのですけど。

それにしてもハンスのやり方は非情とも思える策略を使ってきますね。でも彼の心の底には民を救いたいという強い思いがあるのでしょうね。正攻法ではダメだから非情な手段も使うということなのでしょうか。

でも彼の正義が必ずしも全ての人々に受け入れられるわけではないのですよね。この国で民の訴訟を扱う難しさを感じさせます。

あとユ・ジソンというハンスの正反対のような人物が関わってきました。今までは父との関わりが中心でしたが、彼がどのような形でハンスたちに絡んでくるのでしょうか。

ハンスがどのようにして真の黒幕にたどり着き、どのような形で復讐を果たすのか気になりますね。

 

 

 

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