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韓国時代劇「コッパダン・恋する仲人」の登場人物紹介とネタバレ

韓国時代劇 1.2 韓国ドラマ紹介

韓国ドラマ「コッパダン・恋する仲人」は李氏朝鮮を舞台にしたコメディ時代劇。

主人公たちは媒婆(メパ)とよばれる結婚仲介人。

主人公のマ・フン、ト・ジュン、コ・ヨンスたちコッパダン(花婆堂)は都でも一番の成婚率を誇ります。

コッパダンの仲間になるのが、男よりも男らしいなんでも屋の女の子ケトン。

さらに、彼らに仲介を依頼するのが先代王のご落胤で鍛冶屋からいきなり王になったイ・ス。

スはケトンが好きになってマ・フンに仲介を依頼しますが、ケトンとマ・フンが恋におちてしまって三角関係になってしまうのです。

庶民が王になったり。両班の男子たちが結婚仲介をしたり。現実にはありえない設定のてんこ盛り。

そこがコメディドラマのおもしろいところ。

主な登場人物を紹介します。一部ネタバレ要素があるのでご注意ください。

 

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コッパダン(花婆堂)とは

コッパダン

出典:amazon

原題を直訳すると「花婆堂:朝鮮婚談工作所」かなり直球勝負なタイトルです。

日本語版タイトルの「恋する仲人」なんてどこにも入ってません。日本では言葉のイメージが大切ですからね。こうなったのでしょう。

劇中のコッパダン(花婆堂)は朝鮮で一番の成婚率が高い仲人集団。

メンバーは美男ばかり。町で評判のイケメン結婚仲介人です。

結婚仲介人のことを媒婆(メパ)といいます。

昔はおせっかいなオバサンが結婚話をもってきたりして。仲介人のようなことをするのが好きな人はいました。どこの国でも似たような事情だったようです。

もし、朝鮮王朝時代に結婚仲介を商売にする人がいたら?という架空設定の物語が「コッパダン」

コッパダンのメンバーたちが朝鮮で一番身分の低い賤民のケトンを朝鮮で一番身分の高い女性・中殿(チュンジョン=王妃)にするため。コッパダンのメンバーは大プロジェクトに挑みます。

ところが左重臣のカン・モングも自分の娘ジファを中殿にしようとしています。

さらには、領議政のマ・ボンドクはイ・スを王の座から引きずり降ろそうと企んでいたり。

前途は多難・・彼らの挑戦は成功するのでしょうか。

主要人物

登場人物はすべて架空。
実在した人やモデルになった人物はいません。

マ・フン(麻 勳)

 演:キム・ミンジェ

コッパダンのリーダー。クールで頭がよく。鋭い観察力と巧みな話術を使ってたくさんの縁談を成功させました。

父は領議政のマ・ボンドク。でも父とは仲が悪く対立しています。

縁談の仲介を仕事にしていますが、実は幼い頃の経験で「愛」が信じられない。目に見えるモノだけを信じる現実主義者。

ところがケトンと出会って「恋」を知ります。

ケトン(狗屎)

 演:コン・スンヨン

幼い頃に生き別れた兄を探して漢城までやってきて市場でなんでも屋をして働いています。男よりもたくましい。明るく元気ながんばり屋。金のためなら木を切ったり、米を運んだり、生きた魚をさばいたり、何でもします。

鍛冶屋として働いていたキム・スの求愛を受け入れますが、婚礼当日にスが失踪。

コッパダンが女の結婚仲介人=媒婆(メパ)を募集しているのを知り。応募します。「愛」を信じないマ・フンにバカにされますが見習いとして働くことに。コッパダンのメンバーと協力しながら、兄の行方を探しています。

イ・スに頼まれたマ・フンはケトンを中殿選び=揀択(カンテク)に参加させようとします。

ケトンは両班としての名前「ユン・スヨン」をもらい王の正体を知らされないまま揀択に出ることになります。

フンを好きになったケトンは揀択に出るべきか迷いますが。兄がカン・ジファに連れ去られ「令嬢として認められれば兄を渡す」と条件をつけられ揀択に出ることにます。その場でスが王であることを知りショックを受けます。

イ・ス(李 水)/キム・ス(金 水)

 演:ソ・ジフン

前王のご落胤。幼い頃にキム・ムンソクに引き取られ、王族であることを知らず「キム・ス」として育ちました。鍛冶屋をして暮らしています。市場で出会ったケトンが好きになり、マ・フンに仲介を頼みます。何度か断られましたがようやく成功。ところが結婚当日にさらわれて自分が王であることを知らされます。

なれない王宮で王として暮らし始める「イ・ス」。でも何もできないイ・スは領議政マ・ボンドクや大妃の操り人形に過ぎません。

幸せな暮らしがしたいスはケトンが忘れられず、ケトンを中殿にするため再びマ・フンに協力を依頼します。

中殿選びが始まり、ケトンも候補者にいれることに成功しますが。左議政カン・モングは自分の娘を中殿にしようとしています。ケトンとフンが好きあっていることを知り一時は、フンにケトンは渡さないと言いますが。

さらにマ・ボンドクたち重臣が別の王族をかついでイ・スを王座から引きずり降ろそうとしていることを知ります。ケトンに中殿候補から落ちたことを伝え、フンとの婚礼を許します。

そして謀反を企むボンドクたちとと対決することを決意するのでした。

ト・ジュン(都 晙)

演:ピョン・ウソク

コッパダンのメンバーその2。マ・フンにとっても頼りになる片腕。情報収集が得意。有益な情報を集める都一の情報屋。論語や経国大典、医書も読みこなす知識人。学問だけでなく、風流を愛し女性付き合いも得意です。妓楼に入り浸っているので遊び人のように見えますが、妓楼は情報収集の場。左議政の娘カン・ジファに興味をもっています。

コ・ヨンス(高 瑛修)

演:パク・ジフン

コッパダンのメンバーその3。ファッション担当。服や靴、装飾品のセンスは抜群。彼が付けた服や装飾品は人気になって売り切れてしまうほど。都のファッションリーダー的存在。

ところが語学が下手。いつもト・ジュンに言葉の間違いを注意されています。言葉使いの間違いは両班にとっては致命的ですが・・・だからこのような仕事をしているのでしょうか。

男勝りのケトンとは相性が悪く、何かとケンカしがち。

朝廷関係者と家族

マ・ボンドク(麻 奉徳)

演:パク・ホサン

マ・フンの父。領議政。スを探し出して王にした張本人。先代王の妃、大妃と手を組んで左議政カン・モングと勢力争いをしています。有能な長男の死後、次男フンが家出して媒婆になったのを家の恥だと思っています。

ところが自分で即位させたイ・スに不満をもち、別の王を即位させようと企みます。

大妃 尹氏(テビ ユンシ)

演:クォン・ソヒョン

マ・ボンドクの妻の姪。先代王の妃。16歳で継妃になりました。先代王には成長した世子がいたので子供を生むことはできませんでした。王と世子が相次いで死亡した後。スを法的な息子として迎えることになります。

マンドクに利用されています。

カン・モング(姜 朦玖)

演:チョン・ジェソン

左議政。カン・ジファの父。
ジファを中殿(チュンジョン:王妃)にしようと考えています。世子派の人物でしたが。清から帰国した世子がいきなり暗殺されて後ろ盾を失います。マ・ボンドクが担いだスが即位して、権力を奪われました。力を取り戻すため、娘のジファを中殿にしようとします。

カン・ジファ(姜 智畫)

演:コ・ウォニ

左議政カン・モングのひとり娘。高い知識を持ち、書画や刺繍、家事も得意。美人ですが父に似てプライドが高く身分の低い人を見下しています。野心を持っています。でもト・ジュンのことが気になりはじめます。ケトンが嫌い。

チュンシム(春心)

演:パク・ボミ

カン・ジファに仕える奴婢。
傲慢なジファに仕えていたせいで逞しくなりました。ケトンの兄・カンに片思いしています。

キム・ムンソク(金 文石)

演:イ・ユンゴン

イ・スの育ての親。先代の王命を受けて幼いスを保護して23歳まで育てました。
いきなり王になって宮殿暮らしに戸惑うスを助けます。重臣たちが謀反を起こしたときもスを守ります。

その他

ソムソム(纖纖)

演:キム・ヘジ

妓生。ト・ジュンの協力者。情報集めをしています。

チャン(張)内官

演:ハ・ヒジョン

イ・ス付きの内管。ムンスとともにイ・スを守る有能な人物。

ガン(姜)

演:チャン・ユサン

ケトンの兄。生き別れになっていましたが、カン・ジファの手下にさらわられしまいます。ジファが奴婢としてうったこところをフンが買い戻して奴婢の身分から解放されます。こんどは左議政につかまり命の危機に。

 

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