鄭道傳

3 高麗の重臣や人々

崔瑩(チェ・ヨン)傾く高麗を武力で守ろうとした名将

崔瑩(チェ・ヨン)は14世紀の高麗の将軍です。 当時の高麗は元に支配されていました。崔瑩は反乱軍や紅巾賊との戦いで手柄を立て、元が衰退すると恭愍王のもと元への反攻作戦を開始。元からの独立を勝ち取ります。 その後も、紅巾賊、倭寇との戦いで実績...
3 李氏朝鮮の王子

李芳碩・太祖の八男は世子になって芳遠たちに殺害された

李芳碩(イ・バンソク)は李氏朝鮮の建国者・李成桂(太祖)の八男。 朝鮮の建国後、世子(王位後継者)になりました。 ところが異母兄・芳遠(バンウォン)たちが怒って反乱を起こし、世子を廃されて殺害されてしまいます。 史実の李芳碩どんな人物だった...
3 高麗の重臣や人々

キル・テミのモデルになった高麗の武人:林堅味

林堅味(イム・ギョンミ)は高麗の重臣。 韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」に登場したキル・テミのモデルになった人物です。 ドラマでは派手な外見のニューハーフ的な剣士として描かれました。実在の林堅味(イム・ギョンミ)は剣士ではなく軍を指揮する武将です。...
3 高麗の重臣や人々

廉興邦(ヨム・フンバン)は挫折を味わい堕落した

廉興邦(ヨム・フンバン)は高麗の重臣。 恭愍王に仕え、若くして学問に優れ改革を目指す人物でした。元や異民族から高麗を守るために戦いました。 しかし恭愍王の死後、親元派の李仁任(イ・イニム)が力をつけると李仁任の腹心となり私腹を肥やしました。...
5 李氏朝鮮の重臣

李之蘭(イ・ジラン)李成桂の義弟は女真族の強者

李成桂の登場するドラマには必ずといっていいほど登場する李之蘭(イ・ジラン)。李成桂とは義兄弟の契を結んだ武将でした。 女真族出身で戦に強い武将です。李成桂とともに多くの戦を経験し、李成桂が「戦いで李之蘭より良い者はいない」と賞賛するほどでし...
3 高麗の重臣や人々

李芳雨(イ・バンウ)李成桂の長男は朝鮮建国に反対した

李芳雨(イ・バンウ)は李氏朝鮮を建国した太祖・李成桂の長男。 高麗への忠誠心が厚かった李芳雨は、父・李成桂が高麗王を排除し王の座につくと、父親に反発しました。都を離れ、田舎で隠居生活をおくってしまいます。 史実の李芳雨はどんな人物だったのか...
2 李氏朝鮮の妃・側室

神徳王后 康氏(カン氏)朝鮮最初の王妃は太宗によって降格になった

神徳王后康氏は李氏朝鮮最初の王妃です。  李成桂(イ・ソンゲ)には二人の妻がいました。2番の妻が康氏です。李氏朝鮮を建国したときには1番目の妻・韓氏は亡くなっていたからです。 自分の息子を王にしようとしました。韓氏の息子、李芳遠たちによって...
1 高麗の国王

高麗 禑王 は李成桂に殺害され高麗の滅亡を早めた国王

禑王(ウ王)は高麗の32代国王です。父・恭愍王の死後、若くして王になりました。 当時の高麗王朝は混乱の時期でした。元が倒れ明が新しくできたことで、高麗国内も元派と明派に分裂していました。古くから力を持っていた重臣たちと新しく台頭した士大夫(...
2 高麗の王族

明徳太后(ミョンドクテフ)元出身の妃と対立した高麗の王妃

明徳太后は高麗の27代忠粛王の妃です。諡から恭元王后ともいいます。忠恵王、恭愍王の母親でもあります。 元出身の王妃との不仲や、王位を継いだ子どもたちとの考えの違いもあってトラブルの多い王妃でした。それでも当時としては珍しく83歳まで生き、多...
3 高麗の重臣や人々

李仁任(イ・イニム)はイ・インギョムのモデルになった高麗貴族の首領

李仁任(イ・イニム)は高麗末期の政治家。李成桂(イ・ソンゲ)の最大の政敵とされ、奸臣ともいわれます。 李仁任は権門勢族とよばれる高麗に仕えた貴族の首領でした。高麗末期には権門勢族は富や権力を独占し高麗朝廷は腐敗が進んでいました。元にかわり力...
1 李氏朝鮮の国王

朝鮮 太祖:李成桂(イ・ソンゲ)は李氏朝鮮最初の国王

高麗を倒し、李氏朝鮮最初の王になった李成桂(イ・ソンゲ)。高麗時代は伝説的な活躍をみせた将軍でした。チョン・モンジュやチョン・ドジョンといった思想家やイ・バンウォンら息子たちとともに革命を起こします。やがて高麗王朝を倒し朝鮮王朝の最初の王と...
1 高麗の国王

恭譲王(コンヤン王)は李成桂に担がれ高麗最後の国王になった

高麗の第34代国王 恭譲王(コンヤンワン、きょうじょうおう)は高麗最後の王様です。 王族とはいえ王座とは縁のない生活をしていましたが、イ・ソンゲ達に担がれて国王になりました。 しかしその王座も短期間で終わってしまいます。 高麗王朝最後の王と...