赤い袖先 第5・6・7・8話(TV版7~12話)あらすじとネタバレ感想

赤い袖先0 あらすじ

韓国ドラマ「赤い袖先」の5・6・7・8話あらすじとネタバレ感想の紹介記事です。

テレビ放送版は7~12話の内容になります。

 

「イ・サン」でおなじみ。朝鮮 第22代国王 正祖とその側室 宜嬪成(ウイビン ソン)氏の物語。

ドギムが世孫だと紹介された人物は自分の知っている「兼司書」でした。兼司書の正体が世孫だと知ったドギムはショックを受けます。騙されたと思ったドギムはその後、サンと会おうとしません。

一方、サンはホン・ドクロと会い、虎退治の最中に自分を狙って矢を放ったものがいると話します。

ドギムたちは見習いの期間が終わり、正式な宮女になって配属される日が近づいてきました。ドギムの配属先は東宮殿と決まりました。でもドギムは正式に東宮殿に配属されるのは嫌だと友達に話します。

書庫での最後の務めの日。ドギムはサンへの不満を口にしていました。そこに突然サンがやって来たのでドギムは跪きました。サンはああするしかなかったと言って去ろうとしますが。ドギムが塩を投げようとしたところをサンに見られてしまいます。サンはドギムに本心を言うように促すとドギムは自分の思っていることを言うのですが。

その後。ドギムは正式に東宮殿に仕えることになりました。不満をかかえつつ東宮殿で働くドギムでした。

その後。笄礼を控え、宮女たちは久しぶりに実家へ戻ることになりました。でもドギムが向かったのは養母父母のもとではありません。ドギムはサンの生母・恵嬪に呼び出されました。恵嬪はドギムにサンの動向を伝えるように指示するのでした。

 

 

この記事はオリジナル・DVD版をもとに構成しています。
ネット配信版やテレビ放送版は話数がズレていますのでご注意ください。

 

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番組情報

原題直訳: 袖先 赤い鑲辺(クットン)
英語名:The Red Sleeve
2021年、韓国MBC
オリジナル、DVD版 全17話
TV版 全27話

 

主要人物

イ・サン(李祘)/正祖
 演:ジュノ(2PM)
 子役:イ・ジュウォン

ソン・ドギム(成徳任)/宜嬪 成氏
 演:イ・セヨン
 子役:イ・ソラ

ホン・ドンノ(洪徳老)
(諱:グギョン(国栄))
 演:カン・フン
 子役:チェ・ジョンフ

英祖 イ・グム
 演:イ・ドクファ

 

第5話 秘密の会合

(TV版 第7・8話)

ソン・ドギムはい・サンの母 恵嬪ホン氏の命令でサンを尾行。「同徳会」という世孫派の秘密会議のために妓楼に行こうとするサンのあとをつけました。ところがホン・ドンノに見つかって殺されそうになります。そこをサンが助けました。

サンはドギムに主の自分を裏切り母の命令に従うのかと怒りましたが。ドギムは慌てて取り繕ってサンにお世辞を言います。結局、サンはドギムを使いっぱしりということにして同徳会への出入りを許しました。

その帰り。サンとドギムは本屋に寄りました。サンはドギムに本を買い与え、本を読んでわからないことがあったら聞くようにと言います。ドギムはそれが罰だと思って今いたが。サンの好意でした。

提調尚宮は英祖がサンに代理聴政させようとしているのを知りました。サンの反対派たちはサンの代理聴政を阻止しようと動き出しました。

叔母・和緩翁主(ファワンオンジュ)はサンが妓楼に出入りしているのを英祖に伝え、サンに厳罰を与えるように言いました。サンは否定するのですが。英祖は怒り、サンを禁足にしてしまいます。

 

感想

ドギムが母の命令で動いていると知ったサンはショックだったでしょうね。でもやっぱりすぐに許してしまう。サンはドギムのことがかなり気に入っているようです。

 

 

第6話 障子越しの想い

(TV版 第8・9話)

イ・サンは英祖の怒りをかって禁足になりました。サンは同徳会に出ることができません。そこでドギムはサンの代わりに出席することになりました。ドギムは同徳会に出席するとサンの指示を伝え、サンの力になれるように考えて欲しいと訴えます。会議の後。ホン・ドクロはドギムと話し彼女が普通の宮女とは違うと感じます。

ドギムはサンの力になるためには王妃の協力が必要と考えました。そこで王妃主催の親蚕礼のため恵嬪から派遣されたと偽って王妃に接近します。

ドギムがサンを助けて欲しいと懇願すると、王妃は王の娘なのをいいことに王妃をないがしろにする和緩翁主を懲らしめる方法を考えるように言います。

ドギムと友人たちが話していると和緩翁主がやって来たのでドギムたちは慌てて隠れました。そこで提調尚宮が和緩翁主派なのを知ります。

親蚕礼が始まりました。清国製の豪華な衣装を着て出席した和緩翁主を王妃は叱りつけました。その後、翁主のしつけが出来ていなかったと英祖に侘びに行きます。英祖は王妃の行いを理解。そして王妃は世孫を許すように懇願します。それはドギムのアドバイスでした。

 

感想

王妃に目をつけ、和緩翁主との対立を利用したのは良かったですね。イ・サンと貞純王后金氏は対立していたように思われていますが、実際にはいつも対立していたわけではありません。少なくとも表向きはお互いを思いやるような言動をしています。どこまで本心はわかりませんけれど。

親蚕礼:朝鮮王朝ドラマで何度か出てきますね。もともとは唐の時代に皇后が行っていた儀式です。古代から機織りは女性の重要な仕事でした。そこで女性の代表の皇后が大切な糸を作る蚕を祭る儀式を行いました。後の中国王朝も受け継ぎました。中国王朝の周辺国にも伝わり朝鮮では行い。日本でも皇后陛下が蚕を育てる習慣があります。

 

第7話 ときめく気持ち

(TV版 第10・11話)

イ・サンはソン・ドギムとホン・ドンノが親しそうに話しているのを見て不機嫌でした。サンはドギムを呼び出すと沐浴の世話をするように命じます。ところがドギムが湯を継ぎ足そうとして浴槽に落ちてずぶ濡れになってしまいます。ドギムは慌てて宮女の服を用意して着替えました。

それ以来。サンはドギムのことで頭が一杯になり、勉強にも集中できなくなりました。サンが本を読んでいると、外で宮女たちのおしゃべりが聞こえてきました。するとドギムが世孫をお慕いしていると言うのが聞こえました。サンは大喜びするのでした。

街にでかけたドギムはある青年と出会います。ドギムはそれが生き別れの兄だと気が付きます。

ドギムは堤調尚宮からサンの側室になるよう言われますが、ドギムは宮女のままでいいと断ります。サンは英祖からもらった珍しい果物の密柑を持ってドギムにプレゼントしました。ところがドギムは受け取るのを断りました。サンはどうして拒むのか聞きますが。ドギムの答えにサンの心は傷つきます。

その後、サンは王宮の門の前で親しそうに男と話すドギムを見かけました。その男はドギムの兄でしたが、サンは不機嫌になってしまいます。

 

感想

史実でも成氏はサンの求めを断っています。宮女が世孫の求めを断るのは罰を覚悟です。

ドラマのドギムもサンのことが好きなのですが。ドギムにも断らなければいけない事情があるのですね。

 

第8話 あの日の思い出

(TV版 第12話)

ドギムの言葉に怒ったサンは、お前の事は俺が決めると言って立ち去りました。

その後。サンはホン・ドンノが連れてきた御医から英祖の処方箋を見せられました。サンは英祖は認知症になっているのを知ります。

ドギムは提調尚宮から再び呼ばれてサンの側室になるよって自分の目や耳になるようにと言われます。でもドギムは賢明な世孫様を信じてほしいと断るのでした。

翌日。尚宮たちはドギムの部屋から亡くなった暎嬪の遺品が見つかりました。その件は王妃に伝わり、暎嬪の朱印があったので遺品に間違いないとわかりました。ドギムは暎嬪の遺品を盗んだと疑われます。

ドギムは英祖の前に呼び出され、遺品を手に入れた経緯を話します。すると英祖もドギムに与えたことを思い出しました。ドギムの疑いは晴れました。

そしてその話を聞いたサンはあの日。弔問で訪れた日に会った少女がドギムだったと気が付きます。

 

感想

英祖の認知症が発覚。実際に英祖の晩年は認知症の症状が出ていたようです。ドギムの疑いが晴れてよかった。英祖の記憶が戻らなかったら大変でしたよ。

 

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