PR

赤い袖先(テレビ版) 第1・2・3・4・5話あらすじとネタバレ感想

赤い袖先 0 あらすじ

韓国ドラマ「赤い袖先」の1・2・3・4・5話あらすじとネタバレ感想記事です。

 

「イ・サン」でおなじみ朝鮮 第22代国王 正祖とその側室 宜嬪成(ウイビン ソン)氏の物語。

没落両班の娘 ソン・ドギム(演:イ・セヨン)は見習い宮女になりました。あるときドギムは上司のチョ尚宮(演:パク・ジヨン)に言われて今は亡き 暎嬪(ヨンビン)李氏の住まい弔問しに行きました。

一方、幼い世孫のイ・サン(演:ジュノ)は祖父の英祖には内緒で祖母の暎嬪の元いた住まいに向かいました。

ふとしたことがきっかけてサンはドギムに想いを寄せるようになります。二人が会うことはありませんでした。

数年後。成長した二人は再開するのですが・・・

この記事はテレビ版(地上波・BS)を元に書いています。DVDや有料チャンネル・ネット配信版では異なる場合があります。

 

PR

番組情報

原題直訳: 袖先 赤い鑲辺(クットン)
英語名:The Red Sleeve
2021年、韓国MBC
オリジナル、DVD版 全17話
TV版 全27話

 

主要人物

イ・サン(李祘)/正祖
 演:ジュノ(2PM)
 子役:イ・ジュウォン

ソン・ドギム(成徳任)/宜嬪 成氏
 演:イ・セヨン
 子役:イ・ソラ

ホン・ドンノ(洪徳老)
(諱:グギョン(国栄))
 演:カン・フン
 子役:チェ・ジョンフ

英祖 イ・グム
 演:イ・ドクファ

 

第1話

 

見習い宮女のソン・ドギムは本を読んで聞かせるのが得意でした。その話がとてもすばらしかったので、宮女たちは話を聞くために金銭や物支払っていました。でもドギムがなぜお金をためているのかは誰も知りません。

あるとき尚宮がそれを聞きつけ調査に来たました。ドギムは3人の友達と一緒に隠れましたが見つかってしまいます。ドギムは尚宮に叱られ罰として、夜一人で亡くなった暎嬪の弔問に行かされることになりました。

世孫イ・サンは書斎に閉じこもって本を読んでいましたが、祖母・暎嬪の訃報を聞いて東宮伝を抜け出して一人で後宮に向かいました。

サンは後宮に行く途中、道に迷ったドギムと出会いました。ドギムはサンに暎嬪の遺体が安置されている場所まで連れて行ってほしいと頼みます。2人は無事、後宮にたどり着きました。

祖母の遺体を目にしたサンは生前、父の死を巡って祖母と口論になったことを思い出し涙します。サンを慰めるドギム。サンがドギムの名を聞こうとしたとき、そこに王がやって来ました。慌てる2人でしたが。

 

感想

ソン・ドギムは後の/宜嬪 成氏。宜嬪 成氏は公主たちと小説を作ったという逸話があるので、物語が好きな少女の設定になっているのでしょうね。ちょっとした伏線が用意されているのも面白いです。

あと。朝鮮王は妃嬪の葬儀には立ち会わないという規則があります。英祖はその規則を破って実母の葬儀を行ったりしてるのですが。そんな慣習にとらわれない人間的な面があるのも英祖らしい。でも一方ではとても厳しいのも英祖の特徴です。イ・ドクファという強面の役者さんが配役されているように、このドラマの英祖も厳しめです。これからどうなるのでしょうか。

 

PR

第2話

 

都の漢城に虎が出没。犠牲者が出ました。世孫イ・サンは人々のため自ら虎退治に乗り出しました。将兵たちを集めて作戦を練っていました。ある日。ドギムは足を滑らせ斜面を転がり落ち、サンにぶつかってしまいました。サンとドギムは池の中に落ちてしまいます。なんとか助かったもののサンはドギムに反省文を書くように命令するのでした。その筆跡からサンはドギムが書庫にいる宮女だと気づきます。

夜。東宮殿に黒衣の男が現れ矢文を撃って逃げました。その矢文には「罪人の子は王にはなれない」と書いていました。罪人とはサンの父・思悼世子です。思悼世子は英祖の命令で死亡していました。それを見たサンは怒って東宮殿の兵を集めます。するとサンに仕えるホン・ドクロは王の命令を待つべきだと答えるのでした。

ドギムが東宮殿の書庫の番をして書物の書き写しをしていると兼司書と名乗る者が現れます。それはサンでした。兼司書はお金を渡して最近特別な出来事があったかどうか聞き出そうとしますが。ドギムは自分は世孫に仕える者だと言って、規則を守らない兼司書にお金を投げつけ書庫から追い出すのでした。

感想

世孫を池に落として反省文だけですむなんてラッキー。手討ちになってもおかしくないところですが。まあ、サンとドギムの不思議な縁ということなのでしょう。結局、サンはドギムが気になって正体を偽って会いにいってますし。

思悼世子の死については諸説ありますが。記録に残る思悼世子は殺人を行うDV夫で、世子にはふさわしくないほど素行の悪い人だったようです。そのため英祖は世子を廃そうとしたのですが。いろいろあって殺すことになってしまいました。英祖はサンを罪人の子にしないために、公式には処刑の記録が残らない方法で思悼世子を殺害したのです。

でも世孫の即位を阻止したい人たちは王の命令で殺されたというだけで思悼世子を罪人扱いしてその子の即位を邪魔しようとするんですね。

 

第4話

 

宮中に虎が侵入しました。ドギムがサンの頼みで朗読会をするという口実で宮女たちを集め、仲間と協力して宮女たちを逃がそうとします。しかしそこに虎がやって来て犠牲者も出ました。虎が飛びかかろうとしたときイ・サンが部下とともにやって来て矢を放ち虎を退治。ドギムたちを救いました。

翌朝。ドギムは兼司書に会おうと舞っていると、本物の兼司書ホン・ドンノがやって来ました。世孫が勝手に兵を動かして虎を退治したことで王から罰せられると聞かされます。ドギムはホン・ドンノに自分の会った兼司書の安否を聞きました。その特徴からドギムが会った兼司書はサンだと気づきます。でもホン・ドンノは知らないと言いました。

左議政たちは勝手に兵を動かして虎を捉えた世孫なら謀反を起こすことも出来ると英祖に訴えていました。英祖は重臣たちの訴えを退けましたが、世孫への不信感もありました。

一方、ドギムは虎退治に参加した兼司書(サン)にも罰が下ると知って公主たちとともに王妃の元に行き世孫が許してもらえるようにお願いします。王妃にもどうにもなりませんが。王妃の提案で筆写した本をドギムが英祖に届けることになりました。

感想

朝廷の者たちが虎の被害を無視して放置するからサンが動いたのですけど。朝廷の重臣たちは虎の被害よりも勝手に兵を動かしたことを問題にして騒ぎます。

これはドラマのお話ですが、似たような出来事は現実にもあります。平安時代の日本でも北九州を襲った海賊を撃退した現地の役人が「朝廷の許可なく兵を動かした」という理由で処罰された例があります。

文民統制(シビリアンコントロール)の形だけにこだわる役人や政治家は現実を無視して自分の頭の中だけで考えるから現実の問題に対応できない。だから阪神淡路大震災のときに自衛隊が動けず被害が大きくなった。という問題が現実に起こります。決して昔やドラマの中だけの出来事ではないんですね。

でもまあこの場合のサンは英祖に相談する時間はあったはずですけどね。

 

第5話 

 

ドギムは英祖に会う機会を得ました。機嫌をよくした英祖にドギムは世孫を許して欲しいとお願いします。それを聞いて激怒した英祖はドギムに死を命じました。そして最後に言い残すことはないかと聞きます。ドギムは泣きながら幼い頃の話をしました。それを聞いた英祖は顔を和らげると、生意気な宮女を脅しただけ死を命じたりはしないとドギムを帰らせます。

その後、ドギムは清顔公主から兄の世孫を紹介されるのですが。ドギムが世孫だと紹介された人物は自分の知っている「兼司書」でした。兼司書の正体が世孫だと知ったドギムはショックを受けます。騙されたと思ったドギムはその後、サンと会おうとしません。

一方、サンはホン・ドクロと会い、虎退治の最中に自分を狙って矢を放ったものがいると話します。

ドギムたちは見習いの期間が終わり、正式な宮女になって配属される日が近づいてきました。ドギムの配属先は東宮殿と決まりました。でもドギムは正式に東宮殿に配属されるのは嫌だと友達に話します。

書庫での最後の務めの日。ドギムはサンへの不満を口にしていました。そこに突然サンがやって来たのでドギムは跪きました。サンはああするしかなかったと言って去ろうとしますが。ドギムが塩を投げようとしたところをサンに見られてしまいます。サンはドギムに本心を言うように促すとドギムは自分の思っていることを言うのですが。

 

感想

正体を偽っていた王子の身分がばれて、ヒロインが戸惑う場面。よくあるシチュエーションですが。ドギムは自分を騙したサンに会うのが嫌な様子。他のドラマほど甘々なかんじにはなりませんね。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました