韓国ドラマ「太宗 イ・バンウォン~龍の国~」の第11・12・13・14・15話ネタバレとあらすじ感想の紹介です。
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6~10話ではイソンゲ(李成桂)がチョンドジョン(鄭道伝)たちの要請をうけてついに王に即位しました。
でもソンゲはイバンウォン(李芳遠)たちハン(韓)氏の息子たちを即位式には出席させません。さらにカン(康)氏の息子 イバンソク(李芳碩)を世子にすると言い出します。
李成桂が王になれたのは息子たちが動いたおかげもあるのですが。李成桂にはそのやり方が気に入らないようです。したたかなカン氏に載せられてのも気づかすにバンソクを世子にしようとするとは。よほどバンウォンたちが気に入らないようです。
カン氏の本性が明らかになりました。当然といえば当然かも知れませんが、バンウォンたちは怒りが収まりませんよね。
この記事は全33話のバージョンで書いてます。
全36話版では12~16話になります。
ご注意ください。
太宗イバンウォン 番組情報
原題:태종 이방원(太宗 李芳遠)
2021年 韓国、KBS 1tv
全33話
太宗イバンウォン 主要人物
・イ・バンウォン(李芳遠)
演:チュ・サンウク
・イ・ソンゲ(李成桂)/ イ・バンウォンの父。
演:キム・ヨンチョル
・ミン(閔)氏/ イ・バンウォンの正室。
演:パク・チニ
・神徳王后カン(康)氏/ イ・ソンゲの継室。
演:イェ・ジウォン
・イ・バンウ(李芳雨)/ イ・ソンゲの長男。
演:オム・ヒョソプ
・イ・バングァ(李芳果)/イ・ソンゲの次男。
演:キム・ミョンス
・イ・バンウィ(李芳毅)/イ・ソンゲの三男。
演:ホン・ギョンイン
・チョン・ドジョン(鄭道伝)
演:イ・グァンギ
(見出しは当ブログが独自につけたものです)
第11話 カン氏が王妃・バンソクが世子になる
イ・バンウォン(李芳遠)は父のイ・ソンゲ(李成桂)からも狂っていると言い放ち、バンウォンは落胆します。
方法はともかく、バンウォンも頑張ったのにね。
その後、バンウォンとミン氏の子供が死亡。二人は声を上げて泣き崩れるのでした。
イ・バンウォン(李芳遠)の子供といえば世子になった讓寧大君や世宗が知られています。でも讓寧大君以前にも3人の子が生まれ、いずれも幼くして亡くなりました。
王になった李成桂は功臣たちに多くの恩賞を与え、カン康氏を中殿(王妃)、八男 イ・バンソク(李芳碩)を世子に任命しました。
その間も李芳遠と閔氏は山で息子を埋葬するのでした。
ミン氏が痛々しいよ。
カン氏の狙い通りに進んでいますね。モンジュ殺害で父の機嫌を損ねたイ・ソンゲはバンウォンたちハン氏の息子たちには冷たくなっているようです。そこまでしなくても、と思うのですが。
カン氏の影響力がますます強くなっていきますね。
第12話 カン氏の挑発にバンウォンは?
イ・ソンゲ(李成桂)はカン氏の説得もあり、ハン氏の息子たちに役職を与えます。そしてイ・バンウォン(李芳遠)には精鋭部隊の家別抄の兵士を任せました。
でもそれはカン氏は策略でした。三男 イ・バンウィ(李芳毅)と四男 イ・バンカン(李芳幹)はバンウォンが特別待遇を受けていると不満をもつのでした。
カン氏も嫌らしいね。
カン氏はハン氏の息子たちを仲違いさせようとしているのですね。
バンウォンは長兄 イ・バンウ(李芳雨)に会いました。そこでバンウォンは兄がカン氏からある手紙をもらっていたことを知ります。
カン氏は怒ったバンウォンが挙兵すると考えましたが、ミン氏のおかげでカン氏の計画は失敗になります。
カン氏はそこまでする?
史実ではさすがに李芳雨が高麗よりの態度をとったのはカン氏のせいではないと思います。このドラマのカン氏はやけに積極的に動いてますね。
ソンゲは明国から王子を派遣するよう要求され、悩んだ末にバンウォンを行かせるのでした。
歴史上も1394年。李芳遠は使者となって明に行き洪武帝 朱元璋や朱棣(後の永楽帝)に会ってます。朝鮮に実際に明を見た王子はいませんからいい経験になったでしょうね。
第13話 王妃カン氏の最期
イ・バンウォン(李芳遠)は半年間の務めを終えて朝鮮に戻りました。
イ・ソンゲ(李成桂)はバンウォンが務めをはたしたことには満足ですが冷たい態度です。カン氏はさらに厳しい態度でした。
生きて帰ってほしくなかったのんじゃないの?
そうでしょうね。世子がバンウォンに心を寄せているのは救いですが。
バンウォンからみれば「なんでお前が世子なんだよ」というのはあるでしょうし、二人の関係を思うと心中複雑ですね。
カン氏が病に倒れました。バンウォンはカン氏を見舞い世子は害さないと言うもののカン氏は信じずバンウォンを絞め殺そうとするのでした。
あのカン氏がこんなにあっけないとは!
いやいくらなんでも病気のカン氏にそんな力はないでしょう。結局、カン氏は死亡してしまいますが、なんだか唐突な感じです。
バンウォンの挙兵を正当化するための演出みたいでわざとらしいですね。
第14話 バンウォンが挙兵の決意
王妃カン(康)氏の死をめぐりイ・ソンゲ(李成桂)はイ・バンウォン(李芳遠)は口論に。帰ってきたバンウォンから事情を聞いた妻のミン(閔)氏は父やバンウォンに挙兵を勧めるのでした。でもバンウォンは決意はできません。
ミン氏は過激でね
確かに、いくらなんでも今挙兵するのは無茶でしょう。でも史実でも挙兵を勧めたのですから気の強い人です。
ミン氏役の女優さんはイェジンよりミン氏の方が合ってる感じがします。
やがてバンウォンに息子が誕生。バンウォンは挙兵の決意を固めます。ミン氏一族の強力で兵を集め訓練するのですが。イ・ソンゲに兵を見られてしまいます。激怒したソンゲはバンウォンを殺しそうになるのでした。
このドラマではミン氏とその一族の存在が大きく描かれています。さすがのソンゲもバンウォンの挙兵の計画を見逃すことはできませんね。
第15話 私兵廃止に王族が反発
明で朝鮮の使者が殺害され一人だけ戻ってきました。臣下たちは怒ってチョン・ドジョン(鄭道伝)に明に行って何とかするよう求めます。
明はヒドいな。
従属国のつらいところですね。
チョン・ドジョンは自分が明に行くとバンウォンが挙兵すると思い拒否、イ・ソンゲ(李成桂)も同じ思いでした。
バンウォンは挙兵の準備を急ぎますが。イ・ソンゲは私兵の所有を禁止。兵士と武器を三軍府に集めるよう命じるのでした。
史実ではこのころ鄭道伝は遼東征伐を目的に王族や支配階級の私兵の所有を禁止。それらの兵を国の軍に集める計画をたてました。その計画が明に漏れて、怒った明が鄭道伝の引き渡しを要求する事件が起きています。遼東攻撃=明への攻撃だからです。
本気で明を攻撃するつもりだったのかな?
現実に鄭道伝がどこまで本気で明の遼東軍を攻撃するつもりかは分かりません。
私兵を廃止するの口実ともいわれますし。ドラマのように王子たちの争いをなくすためだったのかも知れません。王族に兵は持たせたくなかったのは確かでしょう。
当然、李芳遠や王族たちは私兵を取られることに反発。いよいよ反乱が起きそうな雰囲気になってきましたね。
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