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永楽帝 大明天下の輝き 第1・2・3・4話あらすじとネタバレ

永楽帝 f あらすじ

中国ドラマ「永楽帝~大明天下の輝き~」の第1・2・3・4話あらすじとネタバレ紹介記事です。

明朝の初期を舞台に壮大な夢を持ち明朝最大の領土を獲得した第3代皇帝 永楽帝。

その永楽帝の激動の生涯をドラマ化した時代劇。

14世紀の終わりごろ。

明の建国者 洪武帝 朱元璋(しゅ・げんしょう)の四男、燕王 朱棣(しゅ・てい)は名将 徐達(じょ・たつ)とともに戦場で戦い、有能な武将になりました。朱棣は宮廷での争いを経験して政治家としても成長するのでした。

 

永楽帝 ドラマのネタバレとあらすじ 全話一覧
中国ドラマ「永楽帝~大明天下の輝き~」あらすじとネタバレの紹介です。 明朝の初期を舞台に壮大な夢を持ち明朝最大の領土を獲得した第3代皇帝 永楽帝 その永楽帝の激動の生涯をドラマ化した時代劇。 永楽帝 朱棣(しゅ てい)を演じるのはウィリアム...

 

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番組情報

 

原題:山河月明
別名:江山紀
英題:The Imperial Age
2022年、中国
全45話

 

時代背景

14世紀後半。元王朝は皇帝の継承争い、朝廷内では権力争いが続いていました。国内で災害が起きても朝廷は満足に対処できません。困窮した人々が各地で反乱。

反乱を起こした白蓮教の幹部に朱元璋(しゅ・げんしょう)がいました。彼は農民の出身で親を亡くし生活に困り白蓮教の反乱に参加しました。

やがて白蓮教団で出世した朱元璋は軍団を率いるまでに成長。

朱元璋は1656年に南京を占領。各地の勢力を配下に置きました。そして1368年。朱元璋(しゅ・げんしょう)は南京で皇帝に即位。「明」が建国。その年の間に北京から元朝を追い出しました。

しかし元(モンゴル)は北京からは撤退したもののモンゴル高原では大きな勢力を保っています。歴史上この勢力を北元と呼びます。洪武帝 朱元璋は北元を討つため何度も遠征軍を派遣していたのでした。

 

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主要人物

・朱棣(しゅ・てい)/燕王
 演:馮紹峰(ウィリアム・フォン)
 子役:成毅

・徐妙雲(じょ・みょううん)
 縁:穎児(イン・アル)
 子役:雨婷児

・朱元璋(しゅ・げんしょう)/洪武帝/太祖
 演:陳宝国(チェン・パオグオ)

・馬皇后/孝慈高皇后
 演:王姫(ワン・ジー)

・朱標(しゅ・ひょう)/皇太子
 演:何晟銘

・朱樉(しゅ・そう)/秦王
 演:錢泳辰 

・朱棡(しゅ・こう)/晋王
 演:李雨軒

・徐達(じょ・たつ)
 演:張豊毅

・ココテムル(擴廓帖木児)/王保保 北元の斉王
 演:張光北

・バヤルンハイベ(伯雅倫海別)
 演:張芷溪

 

第1話 血塗られた漠北

 

明朝の初期。洪武帝 太祖 朱元璋は北元を完全に滅ぼすため、何度も大軍を派遣していました。雪深い季節、遠征軍の兵士たちは漠北に向けて過酷な旅を続けていました。皇宮では第四皇子の朱棣が木の上に立って北方を見つめていました。弟が彼に何を見ているのか尋ねると、朱棣は笑って漠北を見ていると答えるのでした。

漠北では両軍が対峙しており、北元の斉王 ココテムル(拡廓帖木児)と明朝の将軍が対戦しています。ココテムルは明軍を撃破。両軍は激しい闘いを続けていました。

洪武5年(1372年)。明の将軍・藍玉(らん・ぎょく)は軍を率いて北上。元軍を破りました。

草原で斉王妃 チュウンチムゲ(朱雲其木格)と娘のバヤルンハイベ(伯雅倫海別)が焚き火をしていると、突然、藍玉と耿炳文(こう・へいぶん)がやってきて包囲し彼女たちを捕らえました。藍玉はチュウンチムゲを尋問しますが答えません。その夜、藍玉は酔ってねていましたが。チュウンチムゲが死んだと聞かされます。次に藍玉はバヤルンハイベを呼び出しました。怒ったバヤルンハイベは藍玉を隠し持っていた短銃で撃ちました。

その頃、北征軍の大将軍・李文忠(り・ぶんちゅう)は北元軍の奇襲に遭って敗北。報告を受けた洪武帝 朱元璋は徐達(じょ・たつ)派遣を決めますが、勝った場合にこれ以上どう報いればいいのか悩んでいました。すると馬皇后は結婚させればいいと言います。朱元璋は悩んだ末、四男の朱棣を徐達の娘と結婚させることにするのでした。

 

感想と解説

中国で公開前から期待されていた「永楽帝(原題:山河月明)」ですがちょっと演出が古いかも。オープニング曲が古臭い中国ドラマみたい。今どきこういうのは流行らないと思う。とはいえ久々の王道路線の時代劇。

斉王ココテムルの妃が藍玉に捕まって尋問を受け。場面が変わったらいきなり死亡しています。後には血溜まりと血のついたナイフ。一体何があったのでしょうか。「現場」はドラマではまるごと削除されたみたい。史実では藍玉はモンゴルの妃を襲ったことがあります。それをモチーフにしてるのは間違いない。そのとき犠牲になったのはココテムルの妻ではありません。

バヤルンハイベが短銃を討ってますが。1370年代の中国やモンゴルにピストルはないでしょ。

ちなみに藍玉は生きてます。

 

漠北(ばくほく)=モンゴル高原の中国での呼び方。ゴビ砂漠から北の地域。ほぼ現在のモンゴル国のあたり。

 

第2話 婿殿への洗礼

 

徐達の遠征が決まり、徐家では準備に追われていました。徐達は娘の徐妙雲(じょ・みょううん)を呼ぶと、第四皇子 朱棣との結婚が決まったと言います。徐達は大事な娘を乱暴者の朱棣と結婚させたくありません。でも徐妙雲は冷静でした。彼女は父ほど朱棣を見下していません、見どころはあると思っていました。

皇太子 朱標と第四皇子の朱棣は仲が良かったのですが。朱棣は突然、知らない娘との結婚を決められたのが嫌で逃げ出してしまいます。朱標は弟がいなくなったのを知り大慌て。宮殿の内外を探しましたが、朱棣は見つかリませんでした。洪武帝 朱元璋は朱棣が逃亡したのを知ると太子に門を閉じるよう命じ、朱棣を捜索させるのでした。配下には口止めさせました。

そのころ朱棣は秦王府にいました。朱棣は秦王妃に無理を言って腰牌と鎧を用意してもらいます。

遠征に出た徐達は玄武湖軍と合流。徐達は秦王府の兵士・朱四郎と会いますが、彼は朱棣でした。

 

 

第3話 公主の密命

 

明の耿炳文(こう・へいぶん)の軍は、元のココテムル(拡廓帖木児)の軍に包囲され食料がほとんど尽きていました。部下たちは耿炳文に包囲を突破するように勧めますが、耿炳文はココテムルの罠だと考えました。

耿炳文はココテムルと捕虜の解放と引き換えに包囲を解くよう交渉をすることにして、張玉と盛庸に命じました。2人はココテムルの娘・バヤルンハイベ(伯雅倫海別)から密命を受けていました。自分を人質にして捕虜の交換の際に2人の弟を連れ出す計画だというのです。ココテムルは考えた末にこれを認め、明朝に人質の交換を伝えるよう命じました。

人質の解放後。耿炳文は夜になってバヤルンハイベを救おうとするスパイを捕まえ。これらの人々を利用してココテムルに包囲を解かせることに成功しました。

一方、皇宮では馬皇后が徐妙雲を招き入れ、彼女を慰めました。でも徐妙雲は朱棣の行いを怒ってはいません。それを聞いた馬皇后は喜ぶのでした。

 

 

第4話 飴と鞭

 

朱棣と徐妙雲の結婚をしたた臣下たちが続々と、徐妙雲に贈り物をしています。徐妙雲はそれらをチェックして監視していました。洪武帝 朱元璋は徐妙雲の有能さに満足していますが。太子の朱標が逆に徐妙雲が有能すぎて弟が心配になるのでした。

洪武帝は空位になっている丞相を選ぶ準備を始めました。大臣たちも密かに話し合っています。洪武帝は明の建国時に共に戦った淮西派の勢いを抑えるため重臣の李善長(りぜんちょう)に警告を与えました。そして胡惟庸を左丞に任命します。 朱標は劉伯温が丞相になると思っていたので、驚いて劉伯温に声をかけました。すると劉伯温は今の中書省は大きな棺桶だと言います。朱標から劉伯温の言葉を聞かされた洪武帝はさすがだと感心するのでした。

ココテムルは徐達に捕虜交換の提案、交換場所も決まりました。徐達はココテムルがなぜ3日後に捕虜を交換しようとするのか疑問に思います。そこで徐達はその日の間に元軍の本陣を襲撃することに決めました。李文忠が兵を率いて出撃。しかし多くの犠牲者を出しましたが、決着は就きません。王五七が朱棣の命を救うために命を落とし、朱棣は戦場の残酷さを思い知るのでした。

 

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