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鶴唳華亭外伝・別雲間 登場人物キャスト紹介

別雲間 1 ドラマ紹介

中国ドラマ「鶴唳華亭外伝・別雲間」の登場人物キャストの紹介記事です。

 

南斉国の皇太子・蕭定権(しょう・ていけん、演:ルオ・ジン)は政略結婚で生まれ、母の顧皇后を失った彼は父から愛情を受けることなく育ちました。異母兄の斉王 蕭定棠との後継者争いに勝ち、皇帝の信頼を得た蕭定権は想い人の陸文昔(りく・ぶんせき、演:リー・イートン)を側室にしました。

二人は穏やかに暮らしていましたが、やがて新たな陰謀に巻き込まれます。

そして長州で敵と戦っていた伯父の顧思林(こ しりん)が戦死。その報告を受けた蕭定権は急いで長州へ向かうのですが。なんと従兄弟の顧逢恩(こ ほうおん)が反乱を起こそうとしていたのでした。

 

「外伝」とはなっていますが。「鶴唳華亭」の本当のエンディングといえるのはこの作品です。

 

 

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番組情報

原題:別雲間
2020年、中国
全12話(BS版は10話)

原作小説:鶴唳華亭
原作者:雪滿梁園

時代背景

架空人物のドラマ。
舞台になる国は南斉(なんせい)。皇帝一族が蕭氏。5世紀の南北朝時代に存在した南斉のように思えますが、そうではありません。

ドラマで再現されている衣装・組織・役職名・文化は12世紀前半の北宋末期のもの。劇中の命令書や書類は瘦金体(そうきんたい)という字体で書かれていますが。瘦金体は北宋の微宗が作ったもの。

北宋末期に金と争っていた時代をモデルにしているのです。

 

鶴唳華亭(かくれいかてい)の意味

古代中国の魏晋南北朝の逸話を集めた「世説新語」に登場するエピソードから。

呉の名門・陸氏の出身で有能な政治家だった陸機(りく き)は呉滅亡後、西晋に仕えました。しかし八王の乱に巻き込まれて処刑されました。

処刑の前、陸機はかつて華亭で遊び、鶴の声を聞いた楽しいひとときを思い出して後悔しました。

(唳(てい)は鶴や雁など大型鳥類の鳴き声の意味)

そこから「華亭鶴唳」は

引き際を見極めることの難しさ。
人生の不確かさ、危険さ。
思い出や郷愁を表す意味でも使われます。

その「華亭鶴唳」をヒントにつけられたのがこの小説・ドラマのタイトルです。

悲劇的な主人公の末路を暗示するかのようなタイトルです。

そして悲劇的なラストがどういうものかは「別雲間」で明かされます。

 

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主要人物

蕭定権(しょう ていけん)/皇太子

演:羅晋(ルオ・ジン)

南斉国の皇太子。幼名:阿宝。字(あざな=通称):民成。一族内での愛称:三郎(さんろう)。

子供の頃に母(顧皇后)を亡くしました。皇帝である父からは愛情を受けずに育ちました。儒教の教育を受け皇帝から厳しい仕打ちを受けながらもや臣下としての務めを果たそうとします。

異母兄 斉王 蕭定棠との後継者争いに勝ち 蕭定棠を追放しました。想い人だった陸文昔を娶り新しい生活が始まったかに思えましたが。

新たな陰謀に巻き込まれます。

 

陸文昔(りく ぶんせき)

演:李一桐(リー・イートン)

茶馬御史 ・陸英の娘。陰謀に巻き込まれた父と兄の復讐のため、東宮の侍女になって潜入。顧阿宝と名乗ります。父と兄の復讐を果たし、蕭定権の側室になりました。蕭定権との間には男子が誕生。

 

皇族

蕭睿鑑(しょう えいかん)/皇帝

演:黄志忠(ホァン・チーチョン)

南斉国の皇帝。蕭定権の父。妻(皇后)は顧思林の妹。しかし夫婦仲は冷めていました。大きな力を持つ顧一族を危険視し。皇太子 蕭定権に厳しくあたり、蕭定棠を寵愛していました。しかし蕭定棠の不正が発覚したため、蕭定棠を地方に左遷。皇太子 蕭定権のよき父になろうとするのですが。新たな問題が起こり、皇帝としての決断を優先しなければいけないことに。

 

蕭定楷(しょう ていかい)/趙王

演:辛鵬

第五皇子。一族内での愛称:五郎(ごろう)。
父母からの愛情をうけていないと感じています。陸文昔と偶然出会い彼女が好きになってしまいます。そして皇太子が持つものを奪おうとするのでした。別雲間での蕭定権のライバル。

 

趙貴妃/趙皇后

演:苗圃

皇帝の寵愛を受ける側室。斉王 蕭定棠と趙王 蕭定楷の母。
顧皇后の死後。皇后(孝端皇后)になりました。

 

阿琛(あしん)

演:蕭李臻瑱

皇太孫。
蕭定権と陸文昔の息子。蕭睿鑑から愛され皇太孫になります。許昌平の補佐をうけて有望な皇子となります。

 

朝廷の重臣・臣下たち

顧逢恩(こ ほうおん)

演:鄭業成(ジェン・イェチョン)

嘉義伯。蕭定権の従兄弟。武徳侯・顧思林の息子。
蕭定権とは幼いころから共に育ちました。武門の家に生まれながらも太子を補佐するために科挙の文科試験に合格して役人になりました。しかし過酷な運命に巻き込まれ、父亡き後に反乱を起こします。

 

顧思林(こ しりん)

演:劉德凱

武徳侯。蕭定権の伯父。

大きな力を持つ将軍。蕭定権をかわいがっていて彼を次の皇帝にしようとしていました。戦で敵の襲撃を受けて戦死。前作・鶴唳華亭では蕭定権が顧思林の棺をを引き取りに長州に行くところで物語が終わっていました。別雲間では顧思林がまだ生きているときから物語が始まります。

 

許昌平(きょ しょうへい)

演:王雨(ワン・ユー)

蕭定権に仕える文官。しかし実は権力争いで亡くなった愍(びん)太子の息子。その正体は皇帝・蕭睿鑑も知りません。何を考えているのか分かりづらいところがあります。

 

李重夔(り じゅうき)

演:郭鵬

殿帥。殿前都指揮使。
皇帝の腹心。護衛担当。

 

李明安(り めいあん)

演:景崗山

長州刺史。
陸文昔の父・陸英とは同郷。

 

張紹筠(ちょう しょうきん)

演:董春輝

今は亡き皇太子妃の弟。
蕭定権の義弟で、陸文昔が好きでした。
お調子者的な一面も。

 

盧世瑜(ろ せいゆ)

演:王勁松

吏部尚書。太子太傅。太子の学問の師。
蕭定権を守るため前作で死亡。

 

宮人

王慎

演:王建国

東宮内侍都知。
蕭定権に仕える宦官。

 

陳謹

演:譚希和

内侍省都都知。
宦官のトップ。

姜尚宮

演:馮波

尚宮局尚宮。
後宮の女官を統括する総責任者。女官長。
趙貴妃に仕えています。

 

沈夕香

演:劉海藍

もと東府内人。いちど追い出されたものの
その後は陸文昔に仕えています。

 

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