中国ドラマ「美人骨~前編:周生如故~」1・2・3・4話のあらすじとネタバレ紹介記事です。
北魏の時代を舞台に戦場で活躍する大将軍と名家の娘の決して報われることのない恋を描くラブ史劇。
北朝と南朝に分かれて争っていた南北朝の時代。
北の王朝・北魏には幾多の戦場で名を轟かせた若き大将軍・南辰王 周生辰(アレン・レン)がいました。彼は皇族ですが皇籍を離れ母方の姓を名乗り国に忠誠を誓う臣下となりました。
清河の名門、漼家の一人娘・漼時宜(バイ・ルー)は生まれながらにして太子との婚約が決められています。将来の皇太子妃となる運命でした。
漼時宜は辰王府で学ぶことになり。周生辰は漼時宜を11番目の弟子として受け入れました。日常生活の中での触れ合いを通じて、漼時宜は気づかぬうちにこの大将軍に恋をしてしまうのですが。
ドラマ「美人骨~前編:周生如故~」に登場するあらすじとネタバレを紹介します。
番組情報
原題:周生如故
別名:長安如故
英題:One and Only
2021年、中国
全24話
原作:小説「一生一世美人骨:古代編」
原作者:墨寶非寶
主な登場人物
・周生辰(ジョウション・チェン)
演:任嘉倫(アレン・レン)
・漼時宜(ツイ・シーイー)
演:白鹿(バイ・ルー)
・謝崇(シー・チョン)
演:傅雋
・宏暁誉(ホン・シャオユー)
演:李宜儒(リー・イールー)
・周天行
演:史澤鯤
・謝雲(シー・ユン)
演:原若航
・蕭晏(シャオ・イエン)/蕭文
演:周陸啦(ジョウ・ルーラー)
・劉子行(リウ・ズーシン)/広陵王
演:王星越(ワン・シンユエ)
・劉徽(リウ・フイ)/皇帝
演:羅殿夏
・戚真真(チー・ジェンジェン)/太后
演:梁愛琪
・劉元(リウ・ユエン)
演:郭偉
・漼広(ツイ・グァン)
演:於洋
・漼文君
演:劉威葳
・漼風(ツイ・フォン)
演:姚奕辰
・趙騰(チャオ・トン)
演:王星瀚
第1話 運命の毒誓
時宜は生まれたときから将来の太子の妃として期待されていました。時宜が10歳の誕生日を迎えたとき。賑やかな誕生パーティーが準備され、時宜はずっと大好きな父を待っていました。でも父はどこを探しても見つかりません。実は皇后の一族の高氏との権力争いに敗れ、一族に危害が及ぶのを避けるため時宜の母は離婚せざるを得ませんでした。時宜はもう父に会うことができず絶望に打ちひしがれ、失語症になってしまいました。
皇帝が崩御。趙騰は皇帝の側室・戚真真からの手紙を届け、漼広は漼寿を連れて宮殿に入りました。漼広は皇帝の崩御を確認し、戚真真の息子・劉徽の即位に協力しました。でも劉徽は即位したものの戚真真は周生辰が劉徽の帝位を疑うのではないかと心配しています。
そのころ、小南辰王・周生辰は敵を打ち破り勝利を収めました。その後、周生辰は宮中から密書が届き兄の崩御を知ります。周生辰はかつて中州と皇宮に入らないと誓っていましたが、兄の死を聞き周生辰は中州に向かうことを決意するのでした。
第2話 令嬢の弟子入り
皇陵の前で、劉徽は横にいる周生辰を見かけ、周生辰に陵内の主催を頼みました。しかし、周生辰は自分が外姓であるために皇陵に入れないことを自覚しており、劉徽は周生辰に班剣と黄钺を授けました。これにより、日々の奏事や朝廷への出仕において名前を通さず、拝謁せずに殿内に直接入ることができるようになりました。周生辰は劉徽の厚意に感謝しましたが、このような身外の物は必要ないと考え、劉徽に背中だけを残して、潇洒に馬を駆って去りました。
順昌四年。たった六歳の皇帝 劉徽が即位しました。かつて皇室は時宜を太子妃にすようと考えていましたが。幼い劉徽が皇帝に即位した今、その話はなくなり。代わりに劉子行が太子になりました。
漼広はその決定を受け入れるしかありません。漼広は周生辰に時宜を弟子入りさせたいとお願いすると周生辰は引き受けました。そして周生辰は先帝の亡骸が陵墓に入るのを見届けると中州を去るのでした。
数年後。美しく成長した時宜が南辰王府に向かうため出発。兄の漼風は西州まで贈ることになりました。漼風と時宜は西州で周生辰と合流することにしました。漼風は南辰王府の周天行に周生辰の閲兵をみたいと頼み込みました。そして時宜は軍を率いる周生辰と、その配下の70万の大軍を見ることになります。偉ぶることのない周生辰に時宜は尊敬の念を抱くのでした。
第3話 師弟の約束
周生辰の義兄・平秦王が王府を訪れました。平秦王が書斎に周生辰を探しに来たところ、彼は偶然にも時宜を見かけ、彼女を周生辰が妃を隠していると勘違い。しかもこの誤解は平秦王だけでなく、西州城の民や兵にも及んでおり、周生辰は自分の行いが適切でなかったと反省。周生辰は時宜を連れて軍隊を観閲し、時宜が彼の弟子だと公式に発表しました。
時宜は周生辰の傍らで学問に励んでいます。ところが時宜はつい居眠りをしてしまい周生辰の側に頭を寄せました。周生辰はそんな彼女を支えました。周生辰は眠っている時宜に狐の毛皮でかけて彼女を部屋に連れて行って寝かせることにしました。その様子を周天行と宏暁誉が見てしまいます。
翌日。目を覚ました時宜は昨夜書斎で眠ってしまったことを反省。部屋に閉じこもって食事を取らずに本を写しました。宏暁誉は時宜が飢えてしまうのではないかと心配し、周生辰が帰ってきたらすぐに時宜を見に行くように頼みます。
周生辰は時宜を励まし彼女に庭で食事をするように言いました。その後、周生辰は謝崇に失語症について尋ねます。謝崇は時宜の失語症の原因は心にあると考えていました。
そして周生辰は時宜に勝利の報告をすると約束して遠征に出ました。
宮中では劉徽が太后を陥れるために隠し持っていた密書が太后に知られ、太后が激怒。劉子行は劉徽をかばおうとしましたが、太后は劉子行に二十回の杖刑を課しました。劉子行は広凌王になりましたが宮中での彼の立場は非常に微妙です。あるとき劉子行は劉徽の持っている女性の肖像画を見てその女性を好きになりました。その絵の女性は時宜でした。
第4話 南からの流れ者
周生辰は遠征から戻り軍営にいました。そこに謝雲たちがやってきて南蕭から逃げてきた僧侶や難民を白馬寺に匿っていると報告があります。
周生辰は様子を確かめるため時宜を連れて向かいました。白馬寺では一人の男がいて周生辰は彼に見覚えがありました。その人物は大梁の二皇子である蕭文でしたが、今は蕭晏と改名しています。蕭晏はかつて戦場で周生辰と戦ったことがあります。でも今は大梁の皇帝と対立してここに逃げてきたのでした。
さらに周生辰は周囲の様子がおかしいと感じ鳳俏を待機させました。大梁は蕭晏を連れ戻そうと追手を差し向けていました。襲いかかる追手に周生辰は立ち向かいますが、激しい戦いになります。時宜は焦りながらもその様子を見守ります。そして周生辰が絶体絶命になったとき、時宜はついに口を開いたのでした。
コメント