古代朝鮮半島

百済

苩加(ペクカ) 東城王を殺害した百済の豪族

百済の大姓八族のひとつ、苩氏は馬韓出身の豪族。能津を本拠地とし、百済王族と親密な関係にありました。苩加は東城王を暗殺。武寧王によって滅ぼされます。苩氏の反乱は百済王族と地豪族の対立を象徴する出来事でした。
百済

蓋鹵王(ケロワン)の悲劇的な生涯:百済の一時的な滅亡と高句麗の策略

百済第21代国王・蓋鹵王。高句麗に対抗しようとして宋から爵位を受けたり、倭国と同盟を結んだりしました。しかし高句麗のスパイに騙され国力を消耗。高句麗に攻め込まれ蓋鹵王は死亡、一度は国を滅ぼされてしまいます。百済の歴史において重要な転換期となる人物です。
高句麗

故国壌王 広開土王の父は戦好きだった?

故国壌王は高句麗の第18代国王。太王四神記ではタムドクの父・ヤン王として登場します。16第故国原王の次男で、17代小獣林王の弟。19代広開土王の父です。太王四神記では穏やかな王として描かれます。でも実際は積極的に遠征を行う領土拡大に熱心な王...
高句麗

小獣林王は弱体化した高句麗を復活させようとした王

小獣林王は高句麗の第17代国王。あまり目立ちませんが、仏教を取り入れ国の教えとしたり人材を育てる学校を造ったりして高句麗の基礎を作った王です。先代の故国原王の時代に前燕に大敗し、百済の近肖古王にも敗れ国王が戦死するという大変な時代をむかえて...
新羅

金魏花(キム・ウィファ)初代風月主の花郎の師

韓国時代劇 花郎(ファラン)に登場するキム・ウィファは風月主(花郎の長)。しかも初代の風月主とされています。ドラマ「花郎」ではチソ太后に仕え花郎の創設を行った人物として描かれます。チソ太后に従いながらも将来の新羅を支える人物を育成しようとし...
新羅

于勒(ウルク)・ファランに登場するソヌの養父は実在の人物?

韓国ドラマ・花郎(ファラン)に登場する于勒(ウルク)は実在の人物。ドラマでは主人公キム・ソヌ/ムミョンの養父となって育てた人物として登場。歴史上のウルクは大伽倻国出身の音楽家で、伽倻琴と作り演奏法を新羅に伝えた人物といわれます。史実のウルク...
百済

阿莘王・倭国と同盟して高句麗に対抗した百済王

阿莘王(アシン王)は百済の第17代国王です。高句麗の広開土太王と同じ時代を生きました。阿莘王が即位したのは百済と高句麗の戦いが激しさを増していたころ。父の代で大きく領土を失ったため、阿莘王は領土を回復しようとします。しかし高句麗との戦いに破...
南北朝

高雲(こう うん)高句麗王族の血をひく北燕の皇帝

高雲(こう うん)は高句麗出身の王族で、大燕の重臣でした。後に北燕の皇帝(天王)になります。韓国ドラマ「太王四神記」や「広開土太王」では「コウン」の名で出てきます。 コウンは太王四神記では後燕の将軍。「広開土太王」では後燕のスパイとして高句...
新羅

文努(ムンノ)は実在したの?

ドラマ「善徳女王」で生まれたばかりのトンマン王女と侍女のソファを逃したのがムンノ。ムンノは実在したのでしょうか?ムンノ(文努)は「花郎世紀」という書物に登場する花郎のリーダーです。ドラマのオリジナルではありません。でも朝鮮半島の正式な歴史書...
新羅

閼川(アルチョン)は善徳女王や武烈王(金春秋)を支えた重臣

閼川(アルチョン)はドラマ「善徳女王」でトンマンと最初は対立しながらもやがて仲間になる花郎です。アルチョンは実在した新羅の貴族でした。花郎出身で数々の手柄をたてています。史実の閼川(アルチョン)はどんな人物だったのか紹介します。閼川(アルチ...
新羅

毗曇(ピダム)は善徳女王を裏切った新羅の貴族

善徳女王などに登場する毗曇(ピダム)は新羅の貴族。真骨貴族といわれたので、王族かそれに近い身分の人だったようです。善徳女王に使えましたが最終的には「女が女王では国は治められない」という理由で反乱を起こし鎮圧されました。史実のピダムはどんな人...
新羅

金庾信(キム・ユシン)・新羅の半島統一を支えた名将軍

新羅に併合された金官伽耶の王族の子孫。真平王、善徳女王、武烈王など多くの王に仕え、長い間新羅を支える重臣として君臨しました。新羅の朝鮮半島統一に大きく貢献したのが金庾信です。その功績は大きく評価され。王族でないにもかかわらず、純忠壯烈興武大...
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