韓国ドラマ「太宗 イ・バンウォン～龍の国～」の登場人物キャストの紹介記事です。
高麗の将軍 イ・ソンゲの五男として生まれ文官になったイ・バンウォン。父は高麗を打倒して朝鮮王朝を建国しました。ソンゲも兄弟たちとともに父に協力。しかし高麗を倒して得た先にまっていたのは一族同士の争いでした。
バンウォンはその争いを勝ち抜き李氏朝鮮王朝の第３代国王 太宗となりました。朝鮮王朝の基礎を作ったと言われる反面、独裁者とも言われる太宗 李芳遠。
彼の生涯を新たな視点で描く本格時代劇です。
番組情報
原題：태종 이방원（太宗 李芳遠）
2021年 韓国、KBS 1tv
全33話
あらすじ
1388年 高麗
禑（ウ）王は明の遼東支配を阻止するため、征伐軍を派遣。軍の司令を任された将軍のひとりにイ・バンウォンの父イ・ソンゲがいました。しかし明との戦いに納得できないイ・ソンゲは命令を無視して開京に引き返すことを決めました。
それを知った禑王は激怒。ソンゲを逆賊として扱い一族の処刑を決定。人質になっていた兄たちは脱出。ソンゲの五男 バンウォンは危険を感じて妻のミン氏と子どもたちを逃がしました。
バンウォンは戻ってきた父と合流。父の力になりたいと望みますが、ソンゲは文官のバンウォンを戦いに連れて行くつもりはありませんでした。
ソンゲは都を守るチェ・ヨン将軍を倒し禑王を廃し。王族のワン・チャン（王昌）を新しい王にしました。
しかし禑王はソンゲを暗殺しようとしていました。
主要人物
イ・バンウォン（李芳遠）/太宗
演：チュ・サンウク
イ・ソンゲの五男。
後の李氏朝鮮第3代国王。
優れた頭脳と判断力で自分と一族のために大きな目的を達成。父を王にしました。 父のために尊敬する師の鄭夢周を殺害。やがて家族とも関係が悪化、絶対的な権力を手にするため戦い続けました。そして最後に悔いの残る人生を振り返り、三男の世宗に後を託しました。
イ・ソンゲ（李成桂）/太祖
演：キム・ヨンチョル
イ・バンウォンの父。
国境を守る武将から身を起こし高麗を打倒して李氏朝鮮の初代国王になりました。負け知らずの将軍でしたが息子との戦いでは敗北することに。
元敬王后ミン（閔）氏
演：パク・チニ
イ・バンウォンの正室。名門・閔氏の出身。
夫の権力のため積極に動く女傑。
神徳王后カン（康）氏
演：イェ・ジウォン
イ・ソンゲの継室。
天性の政治センスと決断力を持つ女性。
李氏朝鮮 王家
イ・バンウ（李芳雨）
演：オム・ヒョソプ
イ・ソンゲの長男。
イ・バングァ（李芳果）
演：キム・ミョンス
イ・ソンゲの次男。
李氏朝鮮第2代国王 定宗。
イ・バンウィ（李芳毅）
演：ホン・ギョンイン
イ・ソンゲの三男。益安大君
イ・バンカン（李芳幹）
演：チョ・スンチャン
イ・ソンゲの四男。懷安大君
神懿王后 ハン（韓）氏
演：イェ・スジョン
ソンゲの正室。バンウォンの母。
すでに故人。
朝鮮の重臣
イ・ジラン（李之蘭）
演：ソン・ドンヒョク
イ・ソンゲの義兄弟。
高麗に帰化した女真族の将軍。
チョン・ドジョン（鄭道伝）
演：イ・グァンギ
イ・ソンゲと手を組み朝鮮を建国した人物。しかしイ・バンウォンと対立、殺害されます。
ハ・リュン（河崙）
演：ナム・ソンジン
イ・バンウォンの支持者。後に領議政府事になります。 歴史、文学、思想、風水など多彩な才能を持ちます。
チョ・ジュン（趙浚）
演：ノ・ヨングク
イ・バンウォンの支持者。後に領議政府事になります。学者であり、土地制度の専門家。バンウォンの即位後は丞相的な地位に就きます。
高麗関係者
禑王（ウワン）
演：イム・ジギュ
本名：ワン・ウ（王禑）。
高麗の第32代国王。
酒癖が悪く、酔うと暴君のようになります。明が朝設立した鉄嶺衛に対抗するため遼東征伐を実施。しかし臆病なためチェ・ヨンを派遣することができず。イ・ソンゲを派遣して反乱を起されてしまいます。
昌王（チャンワン）
演：キ・ウンユ
本名：ワン・チャン（王昌）。
高麗の第33代国王。
イ・ソンゲが禑王を廃したあと即位させた傀儡の王。
恭譲王（コンヤンワン）
演：パク・ヒョンジュン
本名：ワン・ヨ（王瑤）
高麗の第34代国王。高麗の最後の王。
イ・ソンゲによって退位させられ。殺害されます。
チェ・ヨン（崔瑩）
演：ソン・ヨンテ
禑王が信頼する将軍。
チョン・モンジュ（鄭夢周）
演：チェ・ジョンファン
高麗を守ろうとする重臣。守門下侍中。
王位を狙うイ・ソンゲとは対立。
コメント