中国ドラマ「宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~」第13・14・15・16話 あらすじとネタバレ 紹介記事です。
蕭瑾璃と蕭瑾瑜は蕭恒が住んでいだ家に向かいました。蕭瑾璃と楚楚は何か手がかりがないか探した結果、将棋の駒と将棋盤を発見。蕭瑾瑜は棋譜があったのでその続きをさしてみます。すると盤上に残っている駒の位置が同じことに気が付きます。蕭瑾瑜は蕭恒が何かを伝えようとしているのだと思いますが、彼にはそれが何なのかわかりません。
楚楚は母・許氏の検視をするために墓に向かいました。
楚楚は母の遺体の検視を終えました。
その結果、母の死因は壁にぶつかったのではなく、鈍器のようなもので殴られたのだとわかります。
楚楚は泣きながら蕭瑾瑜に母は殺されたのだと訴えるのでした。
番組情報
原題:御賜小仵作
英語:The Imperial Coroner
2021年、中国
全29話(オリジナルは全36話)
時代背景
9世紀の唐。第20代皇帝 宣宗 (在位846~859年)の治世。
安史の乱(麗王別姫のころ)の影響で唐は衰え。宮廷では宦官が権力を握っていました。宦官以外にも朝廷の役人や節度使たちも権力を狙っています。
835年。18代皇帝・文宗が宦官を排除しようとしましたが失敗。宦官が指揮する神策軍によって多くのものが粛清されました。(甘露の変)
846年。20代皇帝・宣宗が即位。
宦官たちが力を握る苦しい状況で宣宗皇帝はかつての唐の力を取り戻そうと苦心している時代です。
主要人物
楚楚(そ そ) 仵作(検視人)・ヒロイン
演:蘇暁彤(スー・シャオトン)
蕭瑾瑜(しょう きんゆ) 安郡王。三法司執掌
演:王子奇(ワン・ズーチー)
景翊(けい よく) 大里寺役人。
演:楊廷東(ヤン・ティンドン)
冷月(れいげつ) 冷沛山の孫娘
演:趙尭珂(ジャオ・ヤオコー)
蕭瑾璃(しょう きんり) 蕭瑾瑜の兄、都虞候、将軍。
演:王彦鑫
薛汝成(せつ じょせい) 蕭瑾瑜、蕭瑾璃の師匠。翰林学士
演:郭秋成
秦欒(しん らん) 宦官の元締め。神策軍統領。
演:穆懷虎
蕭恒(しょう こう) 蕭瑾瑜、蕭瑾璃の父。
演:田牧宸
西平公主(せいへいこうしゅ) 蕭瑾瑜、蕭瑾璃の母。
演:史蘭芽
宣宗皇帝 唐の第20代皇帝。
演:郭軍
第13話 混在する真偽
楚楚が街中で何者かに拐われてしまいました。冷月があとを追いますが見失ってしまいます。報告を受けた蕭瑾瑜は楚楚を誘拐したのは許如帰だと判断しました。
蕭瑾瑜は景楚楚が見つからず不安になり、そして景翊のここ数日の異常な行動を思い出して彼を問いただします。
景翊は蕭瑾瑜に落ち着くように声をかけると。相手が楚楚を生け捕りにしようとしていたので楚楚に命の危険はないこと。そして景翊は自分の今までの行動を話すと、それは蕭瑾瑜の安全を守るためだったこと。楚楚に危害を加えるつもりはないと話すのでした。
さらに楚楚の母の遺品の鑑定した結果、庶民のものではなく役人の家の物だったことがわかります。
一方、楚楚が目を覚ますとそこには許如帰がいました。許如帰は自分の本名は許方宗で、楚楚の母・許氏の兄妹だというのです。そして許如帰は楚楚を誘拐した理由を話すのでした。
一方、蕭瑾瑜たちも楚楚を探しに向かいます。
第14話 権力争いの影
夜。蕭瑾瑜と景翊は厳明が殺された事件について話しました。蕭瑾瑜は厳明のメモの内容から死んでいるはずの先帝の子・昌王を探していたのだと考えます。
昌王の一派は今でも昌王を皇帝の座につけようとしている。そして昌王が生きていることを伝えるためわざと証拠を残したのではないかと蕭瑾瑜は考えました。
黔州は昌王の領地でした。許如帰が殺した者達も黔州と関わりがあります。それら事件にも昌王が関係している。
だとしたら昌王の一派は謀反を起こすつもりではないかと蕭瑾瑜は警戒するのdした。
呉江は蕭瑾瑜が送ってきたかんざしの絵を西平公主に見せました。すると西平公主はそのかんざしに見覚えがあると言うのでした。
第15話 川底に芽生える愛
蕭瑾瑜のもとに楚家で事件が起きたと連絡が来ました。蕭瑾瑜が急いで楚家に向かうと楚平は無事でしたが、楚河はいなくなっていました。
縄で縛られたいた許如帰は逃亡。切られた縄が落ちていました。楚河も許如帰もいないかわりに男たちの遺体を発見。楚楚が遺体を調べるともともと兵士らしいことがわかります。
蕭瑾瑜は許如帰が縄を切って逃げようとした所に男がやってきて許如帰を殺そうとした。すると別の男が許如帰を守ろうとしたと推理しました。
怪我をした許如帰は逃亡。そのあとを刺客が追いかけます。さらに楚河も刺客を追跡しました。しかし許如帰は力尽きで崖を転げ落ちました。楚河も川に転落しました。
その後。楚河たちを探しに来た楚楚は川に服が浮いているのを見つけて飛び込みました。
蕭瑾瑜も川に飛び込んで水草に引っかかっている楚河を助けます。しかしこんどは蕭瑾瑜は力尽きそうになりました。そこに楚楚がやってきて蕭瑾瑜を助けるのでした。
第16話 未見の形跡
楚河が目を覚ますとそこは役所の中でした。楚楚を探そうとしますが、そこには蕭瑾瑜がいます。蕭瑾瑜は楚河に対して楚楚や家族を危険にさらしたと批判。楚河は許如帰から楚楚の父が蕭瑾瑜の父を殺したから蕭瑾瑜は楚楚を殺すと脅されていたと打ち明けると。楚河は騙されていたことを知り深く反省するのでした。
一方、蕭瑾瑜は関嶺県と外部を繋ぐ橋について聞きました。橋は5年前にできたもので、楚河は橋がなかったころは県外に出るのが大変だったといいます。蕭瑾瑜は蕭恒が行方をくらました時はまだ橋ができていなかったことを確認。父の行方を考えるのでした。
冷月が蕭瑾瑜に会いに来て譚貴と景翊が会っていると話しました。蕭瑾瑜もすでにそのことは知っていましたが、それでも蕭瑾瑜は景翊を信じていると答えます。
その後、県令の鄭有徳が楚河が罰を求めていると言うので蕭瑾瑜が罰を与えるのを許可します。
夜。譚貴が楚楚を殺そうとしました。実は楚楚は冷月が変装したものでした。事情を知らない蕭瑾璃が突然出てきて譚貴を取り押さえます。譚貴は景致の命令で動き、蕭恒の仇を討とうとしていました。譚貴は楚楚を逆賊の一味と信じ、なぜ蕭瑾瑜を庇うのかと問いかけるのですが・・・
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