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鶴唳華亭(かくれいかてい)第5・6・7・8・9話あらすじとネタバレ

鶴唳華亭 0 あらすじ

中国ドラマ「鶴唳華亭(かくれいかてい)」第5~9話のあらすじとネタバレ紹介記事です。
BS版では第5・6・7・8・9話になります。

 

南斉国の皇太子・蕭定権(しょう・ていけん、演:ルオ・ジン)は政略結婚で生まれ、母の顧皇后を失った彼は寵愛を受けることなく育ちました。彼には母方の伯父・顧思林とその息子・顧逢恩、そして師匠・蘆世瑜が数少ない味方です。

兄の斉王・蕭定棠は皇帝の寵愛を集める趙貴妃の息子。彼は皇太子の座を狙っています。

斉王妃 李和綽は斉王 蕭定棠が赴任先に行くことになったのを聞いて趙貴妃に訴えに行きました。趙貴妃は彼女を慰め、解決策を考えると約束しましたが、斉王妃は収まりません。泣きながら李柏舟のもとに向かいました。

陸文昔は兄の陸文普を試験場に送り出すために準備をしていました。天候が雪になったことを良い兆候だと言って兄妹は喜びました。

 

注:
この記事はオリジナルの中国版(CS・DVDも同じ)をもとに構成しています。BS放送版は再編集され話数が60話から57話になっています。ずれている部分があるのでご了承ください。

 

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番組情報

原題:鶴唳華亭
英語:Royal Nirvana
2019年、中国
全60話
日本放送版は57話に再編集されています。

原作小説:鶴唳華亭
原作者:雪滿梁園

 

時代背景

架空人物のドラマ。
舞台になる国は南斉(なんせい)。皇帝一族が蕭氏なので5世紀の南北朝時代に存在した国のように思えます。

でも南斉には科挙はありません。ドラマで再現されている衣装・組織・文化などを見ると12世紀、北宋の末期を再現しているようです。

 

主要人物

蕭定権(しょう ていけん)/皇太子
 演:羅晋(ルオ・ジン)

陸文昔(りく ぶんせき)
 演:李一桐(リー・イートン)

蕭睿鑑(しょう えいかん)/皇帝
 演:黄志忠(ホァン・チーチョン)

蕭定棠(しょう ていとう)/斉王
 演:金瀚(ジン・ハン)

 

見出しのサブタイトルはCS放送時のもの

第5話 科挙試験

BS版 第5話 科挙試験 

 

顧逢恩も試験場に行く準備を整えています。蕭定権は中書令・李柏舟が科挙の補佐役になったのを思い出して嫌な予感がしたので、彼に試験場に行かないように言おうかと思いましたが。言葉に詰まり、代わりに頑張るように励ましました。

科挙の試験が始まりました。まもなく監督官が不正行為が行われていることに気付きました。盧世瑜は怒って調査を命じます。すると許昌平、顧逢恩、陸文普の部屋から試験問題と同じものが見つかりました。

蕭定権はすぐにやってきて尋問を行いました。陸文昔は兄がこのようなことをするはずがないと思い試験場に入れてもらおうとしますが。兵士に拒まれます。

盧世瑜は試験問題を保管する部屋の鍵を持っていたのは礼部官吏・趙敬寧と自分だけです。そこで盧世瑜は趙敬寧が怪しいと考えました。

 

第6話 無罪の証明

BS版 第6話 大切な人を守るために

盧世瑜は科挙の試験内容を知っているのは盧世瑜と李柏舟だけのはず。ということはこの事件は李柏舟が仕組んだことになります。でも証拠はありません。慎重な李柏舟のことなので逃げ道は用意してあるだろうと考えました。

盧世瑜は趙敬寧の妻の姓と許昌平の関係を聞きました。すると受験生の許昌平は妻の甥だと言います。甥のために試験問題を盗んだと白状しました。試験問題は自宅にあると言います。蕭定権が取りに行こうとすると、斉王・蕭定棠が邪魔をしました。

 

皇帝による直接の尋問が始まりました。すると趙敬寧は許昌平は自分が試験問題を漏洩したことは認めましたが。顧逢恩、陸文普の分については頑なに否定。盧世瑜がやったと言います。そんなはずはないと憤る蕭定権でしたが、皇帝に大人しくするように叱られます。

追求は更に続きました。すると許昌平の家から見つかった文書の出処について聞かれた趙敬寧は斉王からだと言うのでした。実は蕭定権は李柏舟の策略を早くから見破って、あらかじめ趙敬寧の家に仕掛けを用意。さらに陸文昔に命じて試験問題の原本を斉王・蕭定棠の家に届けさせていました。追い詰められた趙敬寧は李柏舟の指図だと白状してしまいます。

結局、李柏舟は斉王を守るために罪を認めるしかありません。激怒した皇帝は李柏舟をを刑部に留めるよう命じました。

ひとまず疑いの晴れた顧逢恩、陸文普は釈放されるのでした。

 

第7話 君子の道

BS版 第7話 皇太子の弱点

 

盧世瑜は試験場を調べた所、40号室と41号室の間に空室があるのを気づきました。盧世瑜は嫌な予感がします。

皇太子・蕭定権は盧世瑜に会いに行くと、まだ捜査が続いていることがわかりました。どんな捜査が行われているのか盧世瑜に聞くのですが、彼は返事の代わりに戒尺(かいしゃく)を取りだしました。それは先帝から躾のために盧世瑜に渡されていたものでした。盧世瑜は蕭定権が趙敬寧に策略をしかけたことに気付き、皇太子のすることではないと叩きました。蕭定権は先生を守りたかったと言うのですが。盧世瑜は引退して故郷に帰るつもりだと告げ、彼の故郷の別れの料理を持ってこさせました。蕭定権は泣きながらとどまって欲しいと訴えますが盧世瑜は聞き入れません。

皇太子 蕭定権が皇帝に会いに行くと李柏舟も来ていました。皇帝は部屋の番号がずれていることに気づいていました。蕭定権は李柏舟の仕業だと言いました。皇帝も李柏舟の仕業だとは思いますが証拠はありません。でもすでに皇太子は斉王を陥れていてそのことが仇になり今回も李柏舟ちを陥れているように見えます。

皇帝は蕭定権を処罰はしませんでした。代わりに盧世瑜が責任をとって辞任することになりました。

皇帝の決定に一安心した趙貴妃は「太子の弱点は過去に失ったものが多すぎるので残ったものを必死に掴もうとする。だから火傷するのだ」と言うのでした。

 

第8話 皇太子の思い

BS版 第8話 顔は見えぬも重なる心

 

科挙の合格発表の日がやって来ました。朝食を取っている間、陸文昔は兄の陸文普に自分も合格発表を見に行きたいと言います。すると陸文普は蕭定権を見に行きたいのだろうと尋ねましたが陸文昔はすぐに否定するのでした。

顧逢恩は9位で合格。役人になったら蕭定権を助けると言うと、蕭定権も冗談を言って喜んでいました。

刑部尚書・張陸正の息子・張紹筠は不合格でした。ちょうどその時、陸文普が首位だと褒められているのを聞き嫉妬しました。もともと陸家と張家は仲が悪いのでますます腹が立ち、わざと陸文普を池に突き落とすのでした。周囲の人々は張紹筠が怖くて陸文普を助けようとしませんが、蕭定権だけが助けるのでした。

悔しさの収まらない張紹筠は自分の姉は将来の皇太子妃だと言って去っていきます。蕭定権はどういうことなのかと聞こうとしましたが、顧逢恩に引っ張られて行かれます。

一方、杜衡は盧世瑜の屋敷を訪問。顧思林が張陸正の長女を皇太子妃にしようとしていると話すのでした。

 

第9話 親の責任

BS版 第9話 逢瀬の行く末

陸文昔たちの父・陸英が家に戻ってきました。陸文昔は池に落ちて汚れたままの姿で出迎えました。陸文昔は父を心配させないように間違って池に落ちたのだと言います。

陸英の所に李柏舟がやって来て陸文昔は張紹筠によって池に落とされたのだと言うと。さらに今回の漏洩事件の裏には皇太子と盧世瑜が関わっていると言います。信じたくありませんが李柏舟の話は説得力があるとも思うのでした。

李柏舟はさらに陸文昔に関わるある話をもちかけます。陸英は陸文普は陸文昔の将来が不安になってくるのでした。

 

陸文普は陸文昔が大相国寺に行くのを認めませんでした。そこで陸文昔は陸英に会って大相国寺に行きたいとお願いします。陸英は寺に行くのを許可しました。陸文昔はおめかしして蕭定権の待つ大相国に向かいました。蕭定権も急いでその場所に向かいます。

陸文普は父の陸英に妹が言い皇太子に会いたがっている言います。陸英は陸文昔が大相国寺に行くのは皇太子の蕭定権に会うためだと知り先回りして蕭定権に会いました。

陸文普は陸文昔を家に連れ帰り蕭定権と会うのはやめるように言います。陸文普は陸文昔に張紹筠の言葉を気にしないように言うのですが、陸文昔は兄の言葉に納得できません。陸英も蕭定権に近づかないように言うと、深刻な問題だと話すのでした。

 

鶴唳華亭(かくれいかてい) あらすじ全話一覧

 

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