歴史の知識

皮蛋(ピータン)アヒルの卵で作る中国の食べ物とは?

中国ドラマ「贅婿(ぜいせい)」を見ていると、登場人物が皮蛋(ピータン)を作って売っている場面がありました。皮蛋(ピータン)はアヒルの卵を加工して作る中国の伝統的な食べ物です。独特な色と見た目。クセのある匂い。のせいで嫌いな人は嫌いだけど、好...
明の臣下と人々

周新(しゅう・しん)明朝時代の名奉行は死後に 神になった

周新(しゅう・しん)は明朝時代の役人。周新は正義感が強く正直な性格で事件を裁くことに長けていたため、「冷面寒鉄(鉄のように冷徹な顔)」と呼ばれていました。按察使(あんさつし:地方の役人を監督したり、治安維持、司法を担当する役所の所長)として...
歴史の知識

贅婿(ぜいせい)まるで奴隷?ドラマより怖い中国王朝の入婿の扱い

中国ドラマ「贅婿[ぜいせい]~ムコ殿は天才策士~」では商家の入婿になった男の悲喜劇が面白おかしく描かれています。贅婿[ぜいせい]とは入婿=結婚相手の女性の家で生活する男のことです。ドラマの中でも贅婿になった主人公がまわりから笑われたりバカに...
隋唐の皇帝・皇子

唐 徳宗・沈珍珠の息子は唐の立て直しに苦労した皇帝

唐 徳宗 李适(り・かつ)は唐の第12代皇帝。代宗の長男です。中国の民話やドラマで有名な沈珍珠(睿貞皇太后 沈氏)の息子です。徳宗は安史の乱を終わらせ唐を混乱から立ち直らせようとしました。力をもっていた節度使の世襲制をやめさせようとしました...
国王

朝鮮 世宗・訓民正音を発明した朝鮮史上最高の王様

朝鮮 世宗は李氏朝鮮の第4代国王。ハングルの元になる訓民正音を開発しました。朝鮮史上最高の名君とされています。様々な知識や技術を取り入れ朝鮮の発展に尽くしました。晩年は病に悩まされ、政治の一部を世子に任せるようになりました。史実の世宗はどん...
清の皇帝

大清国皇帝になった ホンタイジ の後半生

ホンタイジは大清国の皇帝です。後金のハンの座をヌルハチから引き継ぎ、勢力を拡大。国名を「金」から「大清」にかえて「皇帝(ハーン)」を名乗りました。民族名もジュシェン(女直・女真)からマンジュ(満洲)に変えました。ホンタイジが後金のハンになっ...
清の皇帝

ホンタイジ。後金ハンを引き継ぎ苦しい出発

ホンタイジは後金の第2代ハン。大清帝国の皇帝です。ホンタイジは独裁的な権力をもった皇帝のイメージがありますが。ホンタイジがヌルハチからハンの地位を引き継いだときは四大ベイレが中心になって政治が行われていました。ホンタイジは四大ベイレの中では...
韓国ドラマ

赤い袖先 (袖先赤いクットン)のドラマ・キャスト登場人物紹介

韓国ドラマ「赤い袖先」(袖先赤いクットン)の紹介記事です。「イ・サン」でおなじみ。朝鮮 第22代国王 正祖とその側室 宜嬪成(ウイビン ソン)氏の物語。没落両班の娘 ソン・ドギム(演:イ・セヨン)は見習い宮女になりました。あるときドギムは上...
ドラマ人物

黄泉がえりの皇妃: 寒錦衣 とは どんな人物?

寒錦衣(かん・きんい)は中国時代劇「黄泉がえりの皇妃 〜鳳凰の涙〜」に登場する人物。架空の人物です。万皇城という所に住む、賊匪(盗賊)のリーダー。戦いに強くて、頭もそれなりにいい。惚れた女のためには命をかけるという人物。ヒロイン・姚莫婉と親...
歴史の知識

中韓ドラマに予言が多いワケ(詳細版)天の命令で国ができる中華王朝の歴史

中国韓国時代劇には「予言された人物が王になる」という話がよく出てきます。他にも「予言」「神のお告げ」がキーワードのドラマはいくつもあります。ドラマが作りやすいという製作者の都合はおいといて。当たり前のように「予言」「神のお告げ」が出てくるの...
歴史の知識

中国韓国時代劇に「予言で王になる話」が多い理由

中国韓国時代劇を見ていると「予言された人物が王になる」話がよく出てきます。「王になる予言」を裏返した「予言された人物が不幸をもたらす」も含めると「予言」がキーワードになるドラマは多いです。なぜそんなに「予言」が出てくるのでしょうか?もちろん...
隋唐の公主

唐代宗の娘・わがまま昇平公主がヒロインの京劇「打金枝」

中国には昇平公主を主人公にした「打金枝」という劇があります。「打金枝」は京劇でもおなじみです。「打金枝」のヒロインは唐の代宗の娘・昇平公主。京劇以外にも様々な演劇で演じられていて、様々なバーションがあります。もとは清朝時代に「普劇」の演目と...
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