重臣

閔黯(ミン・アム)仁顕王后の廃妃をたくらんだ南人派の重臣

閔黯(ミン・アム)は粛宗の時代の重臣。南人派の中心人物でした。仁顕王后の廃妃を強く主張した人物です。張禧嬪や張希載(チャン・ヒジェ)とも親しくしていました。仁顕王后の実家も驪興閔氏。閔黯も驪興閔氏です。祖先は同じですが、この頃になると考え方...
清の皇子・男の皇族

ドルゴン・幼い皇帝の代わりに清朝を動かした摂政王

ドルゴンは後金や大清帝国の皇族。清朝2代皇帝ホンタイジの異母弟です。ドルゴン自身は皇帝にはなりませんでしたが、摂政として幼い皇帝の代わりに政治をおこないました。その権力は強く「摂政王」と呼ばれます。史実のドルゴンなどんな人物だったのか紹介し...
清の重臣・役人・男達

ヨンゴルテ将軍は朝鮮に影響を与えた清の将軍

ヨンゴルテ(イングルダイ)は後金・清の将軍。女真のタタラ氏の一族。韓国時代劇を見た人は「ヨンゴルテ」の名前で覚えているでしょう。「ヨンゴルテ」は韓国語発音です。朝鮮の資料では「龍骨大」の名前で登場します。皇帝直属の正白旗軍の一員でドルゴンの...
王妃・側室

ソ・ジダムが名のったパク・ピンエは思悼世子に殺された景嬪朴氏の本名

韓国時代劇「秘密の扉」に登場するパク・ピンエは実在する人物です。「朴氷愛」あるいは「朴彬愛」と書きます。歴史上は「景嬪朴氏」とも呼ばれています。惠慶宮洪氏の書いた日記・闲中录に名前が登場します。ソ・ジダムというのはドラマのオリジナル設定。実...
重臣

金尙魯(キム・サンノ)は思悼世子と対立して死に追い詰めた

金尙魯(キム・サンノ)老論僻派の中心的な人物。英祖の時代に左議政や領議政治をつとめました。思悼世子と対立し、英祖に思悼世子の悪い行いを誇張して伝え、思悼世子処罰の原因を作った人物だと言われます。韓国時代劇「秘密の扉」では老論派のトップはキム...
王妃・側室

英祖の側室 淑儀 文(スギ ムン)氏の生涯。大王の道のムンは実在した!

昭媛文氏(スグォン・ムン氏)は李氏朝鮮21代国王・英祖の側室。英祖の寵愛をうけた側室です。淑儀(スギ)文氏ともよばれます。思悼世子の死に関わっている人物だともいわれます。思悼世子の息子・正祖は即位直後に文氏を処刑しました。文氏はどのような人物だったのか紹介します。
元・モンゴル

バヤンフト:史実の正皇后は控えめな皇后だった

韓国時代劇「奇皇后」でペガンの姪となっているバヤンフト皇后は実在の人物。モンゴル帝国・順帝トゴン・テムルの正皇后です。実際にはペガンの親戚ではありません。ドラマでは表の顔と裏の顔を使い分ける人物として描かれます。あまりいい描かれ方はされてい...
高麗の国王

奇皇后のワン・ユは架空の国王。モデルになった高麗の忠恵王とは?

韓国時代劇「奇皇后」にはワン・ユという王様が登場します。しかしワン・ユという王様は実在しません。ドラマの設定と同じ時期に高麗の王様だったのは忠恵王。歴史上は淫らな行いをして人々を困らせた酷い王様だと記録されています。設定ではワン・ユの父は忠...
王女

明温公主(ミョンウン王女) イ・ヨンの妹は病弱だった

韓国ドラマ「雲が描いた月明かり」に登場するミョンウン王女は実在の人物。ドラマではポッチャリ系に描かれる人物ですが、実際の明温公主は病気がちな人だったようです。史実の明温公主はどんな人物だったのか紹介します。明温公主(ミョンウン王女)の史実い...
王子

思悼世子(サドセジャ)/荘献世子:イサンの父親はなぜ殺された?家系図は?

思悼世子(サドセジャ)の史実と家系図を紹介。サドセジャはなぜ殺されたのか?なぜ米びつに入れられなければいけなかったのかわかりやすく紹介します。
王妃・側室

ソンヨンは実在?イサンの側室 宜嬪(ウイビン)成氏と死因とは?

ドラマ「イサン」のヒロイン・ソンヨンのモデル。宜嬪(ウイビン)成氏の生涯を詳しく解説。ドラマ「イ・サン」のソン・ソンヨン、「赤い袖先」のソン・ドギムとの比較も。正祖との関係、文孝世子との別れ、謎の死因まで詳しく紹介します。
重臣

李元翼(イ・ウォニク)宣祖・光海君・仁祖に仕えた温厚な重臣

李元翼(イ・ウォニク)は李氏朝鮮の重臣です。宣祖、光海君、仁祖に仕えました。悪いと思ったことには王が相手でも反対し、南人派でありながら、良いと思ったことには党派を超えて協力する当時としては柔軟な考えの持ち主でした。宣祖、光海君、仁祖の時代を...
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