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星漢燦爛:五公主のモデル 酈邑公主とは?

星漢燦爛 五公主 2 ドラマ人物

中国ドラマ「星漢燦爛」に登場す五公主程少商のライバルになるキャラクター

皇帝の末娘として甘やかされ、傲慢で横暴な性格の持ち主です。程少商をはじめとする周囲の人々に数々の嫌がらせを行い、物語に波乱を呼ぶ存在となっています。

この記事では、ドラマの中での五公主の描かれ方、程少商との関係を紹介。

モデルになった後漢の酈邑公主の紹介と比較もあわせて紹介します。

五公主の悪役としての役割や、その背景にある歴史的なモデルの存在など、ドラマを見る上での理解を深めるための情報が満載です。

この記事のポイント
  • 五公主の性格や行動
  • 程少商との関係性、特に嫌がらせエピソードに焦点を当てる
  • 五公主の末路?。
  • モデルになった酈邑公主とは?
  • 五公主と酈邑公主の比較。

なおこの記事はネタバレを含みますのでご注意下さい。

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星漢燦爛の五公主とは

星漢燦爛の五公主

 

名前:不明
通称:五公主
父:文帝
母:宣皇后
同母兄:太子

演:王梓薇

 

ドラマ中盤以降によく登場するキャラですが名前が設定されていません。「五公主」とだけ呼ばれています。

末娘で甘やかされて育った

文帝と宣皇后の娘。

文帝の末娘になります。

天下が統一された後に誕生。そのため、幼いころから大変甘やかされて育ちました。

傲慢な公主

皇帝と皇后の娘でしかも甘やかされて育っているため性格は傲慢で横暴。すでに母の言うことも聞かなくなっています。

世界で一番偉いのは皇帝一家でその次は母の実家の宣氏、越妃の実家の越氏のことも軽く見ています。身分の低い者の命をなんとも思っていません。

土地を不当に所有して利益を得ていますが、宣皇后から注意されてもやめようとしません。

気に入った美男を公主府に囲っています。

 

程少商との因縁

劇中では程少商に頻繁に嫌がらせをしました。

王姈と非常に仲が良く、最初は王姈の屋敷にやってきた程少商と対面。

 

宮殿では凌不疑と婚約した程少商にしつこく嫌がらせをしてきます。

自分は宣皇后の実の子なのに宣皇后が程少商を贔屓にするのが気に入りません。そのため程少商への嫌がらせは更にエスカレート。

手下とともに程少商を池に落として石や蛇を投げつけるという暴挙をしてかします。下手をすれば命を落としかねませんが。五公主は下の者の命を軽く見ています。

程少商と五皇子を同じ場所に呼び出して密会したと嘘をついて陥れようともします。

 

五公主の末路?

とにかく自分が悪いとは思っていないので母・宣皇后の言うことは聞きません。

文帝も甘いので五公主には重い罰は与えません。

でも悪事を重ねた結果。皇帝に叱られ。皇陵で半日間の半生とその後は謹慎させられました。にぎやかで贅沢していた公主府も人が減り閑散としています。

でもすでに五公主の悪い噂は広まっていてなかなか結婚相手もいません。

そこで文帝は五公主を越妃の甥と結婚させて周囲の悪い噂を断とうとするのでした。越家としても迷惑な話ですが、文帝の命令なので小越侯も受け入れるしかありませんでした。

どうして五公主のような悪役がいるの?

文帝や母の宣皇后も悪い人ではありません。それなのに五公主は親とは似ても似つかない性格の悪いキャラとして設定されています。

他の宮廷ドラマと違い。ヒロイン・程少商は皇子たちと同世代。皇帝の妃になる人ではありません。そのため程少商のライバルも同世代の公主や貴族の娘です。

なので程少商と同世代にも悪役キャラを設定しないといけません。武将の娘の程少商にとって、同世代で最強の敵といえば皇帝の娘でしょう。

なので、親の性格とは関係なく。ただヒロインと対立する敵キャラとして設定されているようです。

モデルは後漢の光武帝の娘・酈邑公主?

光武帝の娘・酈邑公主

父は光武帝、母は皇后 郭聖通

五公主の父・文帝のモデルは後漢の光武帝。

母・宣皇后のモデルは光武帝の皇后・郭聖通。

ということは五公主のモデルも光武帝と郭聖通の娘になりますね。

歴史上、光武帝には何人か娘がいました。郭聖通が産んだ娘もいますが、郭聖通は降格になった人のせいか、娘たちについてはあまり詳しい記録が残っていません。

そこで郭聖通の娘に限定せず、光武帝の娘の中からモデルを探してみましょう。

酈邑公主 劉綬

光武帝の娘の中で記録がある中で五公主のモデルを探してみると近い人がいました。

酈邑公主(りゆうこうしゅ)劉綬(りゅうじゅ)です。

酈邑公主は光武帝の五女。ドラマの五公主ももちろん五女なので似ています。

母は誰なのか分かりません。

酈邑公主の記録は少ないですが、彼女は傲慢で嫉妬深い性格でした。

光武帝は陰麗華の甥と結婚させました。

結婚相手は新陽侯・陰就の息子 陰豊(いんほう)です。

陰家も耐えられなくなる

ところが陰豊は酈邑公主の横暴に耐えられなくなって、酈邑公主を殺害しようとしました。しかし未遂に終わります。

でも光武帝は娘を殺害しようとした陰豊を許しません。陰豊は光武帝によって処刑されてしまいます。

さらに陰豊の両親・新陽侯夫婦も自害に追い込まれまれてしまいます。

わがままな公主を妻にすると大変です。

なにやらドラマの五公主の未来を暗示しているようですね。

 

星漢燦爛の五公主と史実の酈邑公主:詳細な比較と考察

似てる所

  • 父:皇帝の末娘:どちらも父が皇帝、しかもその五女、記録がある中では末娘。という立場です。
  • 皇帝の妃の親族と結婚:五公主は越妃の甥と結婚しました。酈邑公主も陰麗華の甥と結婚しています。越妃は陰麗華がモデルです。
  • 傲慢で横暴な性格:史実の酈邑公主もドラマの五公主と同様に傲慢で嫉妬深い性格であったとされています。
  • 結婚:どちらも結婚を経験しており、その結婚相手との関係は良好とは言えませんでした。

違う所

  • 母の存在:ドラマの五公主は宣皇后の娘です。酈邑公主の母は不明。
  • 詳細な記録の有無:ドラマの五公主は架空のキャラクターなので詳細な人物像が描かれています。一方、史実の酈邑公主は記録が少なく、性格や行動に関する情報は断片的です。
  • 結婚相手の扱い:史実の酈邑公主は結婚相手から殺害されそうになり、嫁ぎ先の人々は命を落としました。ドラマではそこまでの事件にはなっていません。

モデルとしての考察

ドラマの五公主が史実の酈邑公主をモデルとしている可能性は十分にあるようですね。

二人には共通点が多く、特に性格面では似ています。でも酈邑公主は詳しい史料が残っていません。母が誰かもわかりませんし、どのくらい横暴だったのかも分かりません。

ドラマの五公主は史実の酈邑公主を参考にしながら、よりドラマティックで視聴者に印象に残るキャラクターとして描かれているようですね。

 

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