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長歌行 ドラマ第6・7・8・9・10話あらすじとネタバレ感想

長歌行 0 あらすじ

中国ドラマ「長歌行」の6・7・8・9・10話あらすじとネタバレ感想記事です。

 

幽州に向かっていた阿詩勒隼(アシラ・シュン)は矢を受けて倒れている李長歌を見つけました。長歌の胸に刺さった矢を抜くのを手伝おうとした隼は長歌が女だと知ります。

皓都は兵を率いて長歌を探していました。そして魏一族を守りたければ従うように魏叔玉に警告します。

意識を取り戻した長歌は隼を誤解して平手打ち。隼は長歌本人に傷の手当を任せました。自分の治療を済ませた長歌は隼と酒を飲みながら、お互いの秘密を打ち明けました。長歌は本当の名を言わず「十四郎」と名のり、隼も「阿準」と名乗りました。翌日、長歌の姿はありませんでした。

長歌と阿竇は幽州に向かいました。長歌の父・李建成と親しかった幽州都督の李瑗(り・えん)に助けを求めるためです。

李世民のもとに宮殿から使いが来て、李楽嫣は「公主」に封じられ和親のために阿詩勒部に嫁がされることが決まりました。李世民は李楽嫣が奇病だと偽って、養生のために洛陽に行かせることにしました。洛陽に向けて出発。魏叔玉は護衛とともに洛陽に向かいました。

護衛の魏叔玉は長安に戻ることになっていましたが、急ぎの用で北方の幽州に行くように命じられます。

 

 

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番組情報

原題:長歌行
20201年、中国
全49話

原作漫画:長歌行
作者:夏達

 

時代背景

古代中国の唐王朝が舞台。
初代皇帝 高祖 李淵の治世。建国して間もない武徳9年(626年)から物語がスタート。
唐の周辺には強大な遊牧民国家・阿詩勒(アシラ)部(史実では突厥・阿史那氏)が存在。唐を脅かしていました。

国内では皇太子には長男・李建成が決まっていましたが。次男の秦王・李世民も後継者の座を狙っていました。

 

玄武門の変

ドラマの第2話で起こる事件。

史実では 武徳9年(626年7月2日)。秦王・李世民が玄武門の付近で皇太子・李建成、李元吉を殺害した事件。李世民は高祖 李淵に自分を皇太子に認めさせ。李淵を引退に追い込んで李世民が即位しました。

クーデターで手に入れた皇帝の座でしたが。李世民の時代に唐は発展。大帝国になりました。李世民の治世は「貞観の治」と呼ばれます。

 

阿詩勒(アシラ)部

ドラマ世界では草原で強大な勢力を誇る部族。
原作では「阿史那」でしたが。ドラマ化ではなぜか名前が変わりました。

モデルは突厥(テュルク)の阿史那(アシナ)氏。アシナ氏は突厥帝国の王族。
かつて突厥は唐を脅かす巨大な国でした。しかし内部の争いで東西に分裂弱体化。

唐の建国者、高祖・李淵(り・えん)が挙兵したときには突厥の助けを借りて戦いました。唐は突厥には借りがあったのですが、太宗・李世民のときに突厥を戦いで破って服従させ。立場は逆転します。

 

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主要人物

李長歌(り・ちょうか)/永寧郡主
 演:ディリラバ

阿詩勒隼(アシラ・シュン)
 演:呉磊(ウー・レイ)

皓都(こう・と)
 演:劉宇寧(リユ・ユーニン)

李楽嫣(り・らくえん)
 演:趙露思(チャオ・ルースー)

魏叔玉(ぎ・しゅくぎょく)
 演:方逸倫(ファン・イールン)

 

第6話 物言わぬ旧臣

 

阿詩勒隼たちは城門を通過。ところが馬車に鉄鉱石を積んでいたのを幽州の将軍・王君廓に見つかってしまいます。王君廓は取引を迫られますが阿詩勒隼は拒否。逆に王君廓にある提案をもちかけます。阿詩勒隼は大可汗に報告するため蘇伊舎を派遣しますが、小可汗の阿詩勒渉爾に知られてしまいます。

阿詩勒隼と李長歌は再会。偶然二人は同じ宿に泊まることになりました。李長歌は盧江郡王 李瑗の力を借りるため会いに行くことにします。阿竇にはもし自分に何かあれば阿詩勒隼を頼るように言います。

皓都と魏叔玉は李瑗を長安に呼び戻すため幽州に向かっていました。ところが李楽嫣が馬車に隠れていました。皓都は部下に楽嫣を洛陽に送るよう命じましたが楽嫣は拒否。魏叔玉についていくことにします。

そして長歌は都督府にやって来ました。

 

感想

李長歌と阿詩勒隼は何度か会っているとはいえ、まだそんなに深い付き合いでは無いはずですが。それでも李長歌は阿詩勒隼を信用しているのですね。一方、阿詩勒部も一枚岩ではなさそうで、隼と渉爾は仲が悪そうですね。

 

第7話 新たな友

 

李長歌は盧江郡王 李瑗に会うため都督府を訪れました。そこで李世民は孤立しており挙兵するように促し偽造した令旨を渡します。でも李瑗はその令旨に疑問をもちます。

そこに長安から使者が来ました。なんと使者は魏叔玉でした。魏叔玉は李長歌が太子の令旨を使って人々を惑わせ反乱を起こそうとしていると非難します。

王君廓は魏叔玉を殺害しようとしましたが、李長歌がうまくいい含めて殺害を思いとどまらせ。魏叔玉は李瑗の命令で捕らわれました。その後、宿に戻った李長歌は旧友とのつらい再会に涙します。

阿詩勒隼は李長歌が捕らわれることなく都督符から出てきたのを見て驚き、彼女がただ者は無いと思います。

李長歌が都督府に向かうと王君廓が兵に指示していたので追跡しました。すると王君廓が阿詩勒部の小可汗・渉爾と会っていました。王君廓は幽州を延利可汗に売り渡し、李瑗を殺すつもりだとわかります。長歌は李瑗を助けるため都督府に急いで戻りました。

 

感想

盧江郡王 李瑗と王君廓は実在の人物。李瑗は皇太子 李建成とは親しかった人物で、玄武門の変のあと李世民に殺されるのを恐れて反乱をおこそうとしました。王君廓も李瑗の配下ですがこの人物は信用できない人物。そんな人達を頼りにしなければいけない李長歌は大変です。

 

 

第8話 身売りの条件

 

李長歌は廬江王・李瑗によって都督府に監禁されてしまいます。阿竇は李長歌を想うあまり衝動的に動こうとしますが、阿詩勒隼は長歌なら無事だと思い阿竇を思いとどまらせました。

王君廓は長歌に皇太子璽の在り処を白状するように言いますが長歌は拒否。魏叔玉と一緒に投獄されました。そこで魏叔玉と皓都に東門で会う約束をしていることを聞き、ある策略を思いつき李瑗を呼びます。

長歌は王君廓の監視のもと皓都に会うため東門に向かいました。王君廓は逃げようとする長歌を捕らえようとしますが、皓都がやってきて長歌を王君廓から奪い返します。そこに阿詩勒隼もやってきて楽嫣を捕らえると人質にしました。阿詩勒隼は楽嫣と長歌の人質交換を要求。阿詩勒隼は長歌に自分とともに来るように言います。ところが長歌は親の仇はとりたいが、自分も唐の人間であり、幽州を阿詩勒部にわたすわけには行かないと言って隼のもとを去るのでした。

戻った長歌は皓都は駅館に監禁されました。しかし阿竇に助けられて脱出。

長歌は魏叔玉の令牌を使い沈都尉に会って幽州の危機を伝え兵を出すように伝えるのでした。

 

感想

やはり李瑗は李長歌の思い通りには動きませんね。

阿詩勒隼は李長歌のことをかなり高く評価している様子。自分の所に居てほしいとおもう気持ちはわかりますが。唐と阿詩勒部は敵対と和睦を繰り返している関係ですから、なかなかそううまくはいきませんよね。

 

第9話 流浪の皇女

 

李長歌は都督府に戻ると、廬江王 李瑗が王君廓のそばで倒れているのを発見。 王君廓は廬江王に反逆罪があるので自分が殺害した言います。李長歌は王君廓が主君を殺して自分だけ助かろうとしていることに驚きました。

さらに長歌は魏叔玉のことを尋ねると治療中だというのですぐに宿舎に向かいました。

王君廓は沈都尉に李長歌の身分を明火葬としましたが、沈都尉は反逆罪で王君廓とその配下全員を拘束しました。

李長歌は魏叔玉に今までに起きたことを話しました。魏叔玉は太子璽が長歌の手にあるので皓都に追われるのだと心配しましたが。長歌は太子璽は李世民のものではないといって立ち去ります。

沈都尉は長歌を城外に逃しました。彼は李建成の配下だったので、恩は返すが長歌に従うことはしないと言います。長歌はあとからやってきた魏叔玉に皇太子璽を渡すとそのまま朔州へと向かうのでした。

 

感想

なんと 王君廓は李瑗を裏切って殺害してしまいます。王君廓は自分だけ助かろうという考えのようですね。でもそんなことが許されるはずがありません。結局、捕らえられてしまいましたね。沈都尉は李建成との縁もあり長歌を助けてくれました。でもさすがに職務を放り出して長歌に付き従うことはできませんよね。

 

第10話 国境の守り人

李長歌は朔州にやってきました。この地に不思議な習慣があるのを知ります。店の者はこの地を治める刺史・公孫恒を褒めていました。だからこの土地の子どもたちも真似するのだと納得します。その後、阿竇と合流した長歌はあることを思いつきます。

その後、公孫恒の妻子が寺で山賊に襲われました。そこに長歌と阿竇がやってきて妻子を助けました。その話を聞いた公孫恒は感謝していますが偶然にしては出来すぎていると思います。家職の秦は長歌を怪しいと思っていました。でもとりあえず長歌たちは刺史府に泊めてもらうことになりました。

一方、阿詩勒隼は軍営に戻ると亜羅の無事を確認して喜びます。熊師特勤の土喀設がやってきて大可汗から熊師を南下させて㮶州に行くよう命じられたことを伝えました。

そのころ李楽嫣は人さらいに誘拐されていました。蘇蘇が見張りを泥酔させ、楽嫣に逃亡を持ちかけます。ところが蘇蘇は一人で逃げてしまいます。

長歌は家職の秦に自分は朝廷の者ではなく身を隠せればいいだけだと言います。秦は長歌が公孫家に危害を加えなければ、過去は問わないと言います。公孫恒は長歌に主簿として残るよう頼み、阿竇も副手にしました。侍衛の緒風も紹介されました。二人はこの決定に驚きました。

 

感想

長歌はいい身の置所をみつけたようです。秦がどう出るか心配でしたが、秦は長孫家が心配なだけで、とくに長歌に危害を加えることはなさそう。それにしても楽嫣は大変な事になってしまいました。逃げた蘇蘇は無事ではなく、結果的に楽嫣は助かったのですが。それにしても恐ろしい所です。これからどうなるのでしょうか。

 

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