中国ドラマ「狼殿下-Fate of Love-」第31・32・33・34・35話のあらすじとネタバレ紹介記事です。
煬国に迄貚(きったん)国から新王の即位式に正体が来ました。楚馗は新しく即位する迄貚王は王子時代に前朝の人質だった人物。迄貚と溍が再び協力するのではないかと不安になりました。
そこで渤王 楚有炆と勲王 楚有禎を即位式に派遣、援軍の要請をすることにします。
馬摘星は溍王に謝罪。溍王は馬摘星が迄貚の新王即位式に行って、煬国と迄貚との盟約を破棄させるように命令。そしてその場には渤王も来ていると話します。
疾沖も馬摘星とともに迄貚に行くことになりました。馬摘星と疾沖が迄貚の木葉山に到着。
一方、渤王 楚有炆と勲王 楚有禎も木葉山に到着。
渤王は軍の指揮を勲王に任せて戦狼とともに狩りに出かけたのですが。
番組情報
タイトル:狼殿下-Fate of Love-
読み方:おおかみでんか
原題:狼殿下
英語:The Wolf
2018年
全49話
「狼殿下」主要人物キャスト
・狼仔(ろうし)/楚有炆(そ・ゆうぶん)/渤王(ぼつおう)
演:王大陸(ダレン・ワン)
・馬摘星(ば・てきせい)
演:李沁(一人二役)
・疾沖(しつちゅう)/李炬嶢(り・きょぎょう)/川王(せんおう)
演:肖戰
・耶律宝娜(やりつ・ほうな)
演:郭書瑤
・遙姬(ようき)
演:辛芷蕾
・溍王 李存勗
演:石涼
・煬国皇帝 楚馗
演:丁勇岱
第31話 敵同士として
新しい迄貚(きったん)王が即位しました。ところが馬摘星は煬国との同盟を破棄させようと進言して迄貚王を怒らせてしまいます。
そのとき外が騒がしくなりました。太陽を食べる天狗(てんこう=天の大犬)が現れたというのです。馬摘星は日食が起こるのを予想して書物で読んだ知識を使い計略をしかけます。すると渤王が太陽に向かって矢を放ち天の大犬を退治したことにします。やがて日食が終わり太陽の光が再びもどり馬摘星の計略は失敗に終わります。
耶律宝娜は不満で渤王の陣営に行って騒ぎを起こすのですが、疾沖も渤王の所にやってきて渤王と戦います。
宝娜は渤王を捕らえさせると馬摘星に渤王を殺すように言いますが、馬摘星はできません。渤王は馬摘星の弱さを指摘して笑います。痛いところをつかれた馬摘星はその場を立ち去り落ち込みますが、疾沖が励まします。
立ち直った馬摘星は屛芫公主(へいげんこうしゅ)を迄貚王に会わせて煬国との同盟を破棄させようとするのですが。
注:天狗(てんぐ)の語源は中国で「空の大犬」を意味する天狗(てんこう)から。漢文では大型犬を「狗」、小型犬を「犬」の漢字で表現します。空の大犬を意味する天狗が日本に伝わり、空飛ぶ怪人の意味に変化しました。
第32話 公主の姿絵
渤王は屛芫公主に会って溍王に利用されないように言うと。会話の内容から屛芫公主が偽物だと気が付きます。
疾沖は屛芫公主は偽物で渤王がそれに気づいたのではと思いますが。馬摘星は最初から屛芫公主が偽物だと知っていて溍王の作戦に協力していました。そしてバレたときは自分が責任を背負うつもりでした。
屛芫公主に変装していたのはかつて屛芫公主に仕えていた柳心という侍女でした。
渤王は屛芫公主が偽物だと証明するため、本物の顔を知る元宮廷絵師をここに連れてくるように莫霄に命令しました。その動きを知った疾沖は阻止しようと莫霄を追いかけます。
馬摘星は渤王を足止めしようとするのですが、二人は腰帯を結び合う儀式に付き合うことに。
疾沖は姿絵を奪うことに成功。ところがそこに描かれていた屛芫公主の姿を見て驚きます。
第33話 皇女の証
疾沖が盗んだ屛芫公主の姿絵は馬摘星にそっくりでした。そして馬摘星が持っていた石玉が屛芫公主の残した者だとわかり。馬摘星が屛芫公主公の娘だと証明されました。
前朝との関係を大切にする迄貚王は、前朝の公主の娘の馬摘星の頼みを受け入れ、煬帝に援軍を送るのを止め、中立を保つことになりました。
柳心は迄貚王に処刑され。馬摘星は溍国に戻ることになりました。
渤王 楚有炆たちは煬国に帰国。楚馗は迄貚が同盟を破棄したこと。勲王 楚有禎が負傷したことを知って激怒。罰として渤王に、狼骨花の汁が染み込んだ鞭で渤王を鞭打ちました。
馬摘星が溍国に到着。溍国王は疾沖の報告を聞いて前朝の公主の馬摘星を国主として迎え入れようとしますが。魏王や重臣たちは反対します。
第34話 父の思い
馬家軍が解体され溍軍に編入される事になりました。それを知った馬邪韓たちは反発。そこで疾沖が馬家軍を指揮することになります。この騒動は疾沖と馬邪韓がしかけたものでした。溍王は疾沖の思惑に築いていましたが、あえて自由にさせていました。
煬国では動揺が広がっていました。前朝の皇女の出現。渤王が同盟に失敗。楚有禎が重傷。その噂は国内に広まり民は動揺し、兵たちの士気は下がっていました。
しかも渤王は鞭打ちの刑以来、意識が戻りません。楚馗は遥姫に全力で渤王を治療するように命令します。渤王の体の具合は良くなりましたが、未だに意識は戻りません。
楚馗は兵たちの動揺を抑えるため勲王 楚有禎を連れて太廟に行き、赤霄剣を手に取り。直接自分が兵を率いて溍王と戦うことを決意します。
疾沖は偽の軍令で兵を集め挙兵しようとしました。その動きを知った溍王は疾沖や馬邪韓を捕らえました。実は溍王は馬摘星を試していたのでしたが。逃亡した疾沖は溍王と馬摘星の話を聞いてようやく父の想いを知ります。
第35話 心からの帰郷
溍王は馬摘星の冊封儀式を行いました。するとそこに疾沖がやってきて父に今までのことを謝罪。国に戻りたいと言います。溍王は疾沖を許しました。
一方。煬国では渤王の意識が戻りました。煬国では溍国の捕虜を返して和睦しようという意見が出ていました。そこに渤王がやってきて叱りつけると。煬国皇帝 楚馗は渤王と捕虜を戦わせ勝てたら戻すと言うのでした。
馬摘星は皇女の身分を取り戻しました。疾沖も川王 李炬嶢の立場に戻り父とのひとときを過ごします。溍国はひとつにまとまりました。
馬摘星は川王が川龍軍を指揮する事になったのを祝うため馬家軍の指揮を川王に託すことにしました。すると馬婧は、贈るなら川王が一番欲しいものがいいのではと提案。白紙の借用証文を渡します。受け取った川王はそこに「共に旅に出る」と書き込むのでした。
そして煬国と溍国の戦いが始まるのでした。
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