中国ドラマ「雲間の月は輝きて・運命の恋人」の登場人物キャストの紹介記事です。
現代のネット小説家・李蕓(演:チャン・ジーシー)は大企業の御曹司・穆小七から連載を中止するよう言いがかりを付けられ、作品が削除されてしまいます。
その後、穆小七が行方不明に。李蕓は犯人だと疑われ、追いかけられるのですが。逃げる途中で突然頭痛がして気がつくと知らない王朝に来ていました。
李蕓は天聖王朝の郡主・雲浅月になっていましたが、現代の記憶をもっています。
小説のネタ探しとばかりにしばらく天聖王朝で暮らすことにしました。すると穆小七そっくりの世子・容景と出会うのでした。
李蕓と穆小七。雲浅月と容景の関係はどうなるのでしょうか?
主要人物
・雲浅月(うん・せんげつ)/李蕓(り・うん)
演:張芷溪(チャン・ジーシー)
・容景(よう・けい)/穆小七(ぼく・しょうしち)
演:佟夢実(トン・モンシー)
・夜軽染(や・けいせん)/皇帝
演:向昊(シアン・ハオ)
・雲皇后
演:高赫浠
・蕭妃
演:陳禹岍
・夜天逸(や・てんいつ)/第三皇子。
演:王皓禎(ワン・ハオジェン)
・夜軽染(や・けいせん)/第四皇子。
演:向昊
・夜天煜(や・てんいく)/太子
演:孫亦凡
・雲王爺
演:薛亦倫
・雲香荷
演:劉蔭
・上官茗玥
演:李昶
・秦宰相
演:李華
・秦玉凝(しん・ぎょくぎょう)
演:李若嘉(リー・ルオジア)
・拓跋葉倩(たくばつ・ようせい)
演:程硯秋(チョン・イエンチウ)
・南凌睿(なん・りょうえい)
演:李岱昆(リー・ダイクン)
第1話 目覚めたら天聖王朝
李蕓は人気ネット小説家。彼女が書いた小説「霸総指導手冊」は、ファンからの熱烈な支持を受けていました。ところが大企業の息子・穆小七は李蕓に会って彼女に「霸総指導手冊」に関するすべての内容を削除するように言います。小説の主人公に起こるトラブルがなぜか彼にも起こるというのです。もちろん李蕓は削除を拒否しました。結局穆小七は李蕓の作品をネットから削除してしまいます。怒った李蕓は小説の中の主人公を死なせることにしました。
その後、穆小七が突然姿を消しました。彼の部下たちは李蕓が犯人だと思って追いかけてきました。李蕓は屋上まで追い詰められ、逃げ場を失った彼女は本に向かって祈ります。すると李蕓は頭痛がして失神してしまいました。
李蕓が目を覚ますと雲王府の嫡女・雲浅月という人物になっていました。雲浅月は将来の太子妃ですが、かなりのお転婆だといいます。しかも妓楼に放火した犯人にされていました。
雲浅月(李蕓)は訳がわからなくなって逃げ出します。すると目の前に穆小七にそっくりな容景という人物が現れるのでした。
感想
中国ドラマでおなじみのタイムスリップもの。最近は実在した昔の国にタイムスリップするんじゃなくて、架空の国や創作した作品の中に移動する作品が多いようです。中国でも「転生もの」が流行っているようですね。
中国では紙媒体の書籍よりもインターネットで小説を発表するのが流行ってます。多くの作品がネット上で公開されて、人気になった作品はドラマ化されています。そんな業界を取り上げたのがこの作品。
李蕓が書いていたという小説「霸総指導手冊」は直訳すれば「ボスのトリセツ」みたいな感じでしょうか?その小説に出てくる人物に起きることが自分にも起きている、と穆小七は思ったわけですね。ただの偶然かそれとも何か謎があるのでしょうか?
第2話 放火の真相
雲浅月(李蕓)は現世に戻ろうと山に入ります。しかし崖から落ちてしまい、容景に助けられ、ます。結局しばらくこの世界で暮らすことにするのでした。
その後。皇帝主催の狩りの日。雲浅月は謹慎中でしたが望春楼放火事件の真犯人を捕まえるため、容景に協力を求めます。太子たちは皇帝に謁見した後、狩りを行うために散っていきました。遅れて到着した容景は雲浅月と一緒に馬に乗って森の中でくつろぎながら話していました。するとそのとき暗殺者が雲浅月を襲撃。雲浅月に矢が命中してしまいます。雲浅月は昏睡状態になってしまい、容景は助けを呼びました。すると夜軽染が助けに来て暗殺者を追い払いました。
容景は負傷した雲浅月と共に皇帝の前に現れました。太子は皇帝の命令に逆らった雲浅月を批判しますが。容景がかばいます。そして容景は矢には毒が塗られていて、それは太子だけが自由に手に入れられる薬草成分があると突き止めるのでした。そして話は望春楼放火の件にも及ぶのでした。
第3話 礼儀教育
雲浅月は誰にも手に負えないので雲皇后は頭をかかえています。雲皇后は雲家の者として雲浅月を何とかしなくてはいけないと思いました。皇帝が容景を呼んでこの話をすると、容景が自分が雲浅月を教育すると志願します。皇帝はやっかいな雲浅月を容景に押し付けることができたので喜んでいます。
そして雲王府の管理役になって欲しいと依頼。そして管理役にふさわしい礼儀作法や教養の教育を受けるように言います。雲浅月は今さら勉強はしたくありませんが、雲王府には大きな書庫がありそこには珍しい本もあると聞き。そこなら現代に戻る方法がわかるかもと思って引き受けました。
容景は以前、雲浅月が夜軽染と馬に乗っているのを見たことがあったので馬を雲浅月に贈りました。荣王府を訪れた雲浅月は荣王府の豪華さに驚きます。しかし容景は厳しく礼儀作法を教えるのでした。
雲浅月は栄王府の書庫の場所をつきとめ目的の書物と思われる「醒世异見聞録」を見つけました。ところが容景に見つかってしまいまい、もみ合っているうちに倒れ込み二人はキスするのでした。
感想
雲浅月は将来の太子妃とされているんですけど、型破りな彼女には皇后も皇帝も手を焼いているようですね。原作小説のタイトル「紈絝世子妃」も型破りな妃の意味が込められていますね。
ともかく容景が雲浅月の教育を引き受けることになってしまいました。雲浅月の中身は現代人の李蕓ですし、すんなりいうことを聞くはずがありません。でも容景と雲浅月はいきなり少女漫画的ベタな展開になりました。これは二人の関係が発展しそうなかんじですね。
第4話 タンポポの毒
雲浅月と容景は香泉山にある女媧廟に参拝に行くことになりました。雲浅月は容景から新しい衣装をもらって喜んで衣装を来て化粧をします。ところが容景は雲浅月の簪をとってしまいそのほうがいいと言うのでした。
雲浅月と容景が女媧廟に到着すると、すでに四皇子の夜軽染が来ていました。夜軽染は雲浅月と容景が一緒にいるのが不満でしたが容景は自分は皇帝から彼女の教育を任されていると言うので夜軽染にはどうにもなりません。
その後、容景のことが好きな清婉公主は容景にお菓子を持ってきました。でも容景は食べません。雲浅月がそのお菓子を食べてしまいます。
その後、雲浅月が家に戻れるようにお祈りしていると気分が悪くなり、倒れてしまいます。たまたま通りがかった容景も一緒に崖下に落ちてしまいました。雲浅月が目を覚ますと容景がいて、菓子にタンポポの花粉から作られた媚薬が塗られていたと言います。清婉公主は犯人だと疑われ夜軽染に問い詰められますが、清婉公主は自分は無実だと言って自害してしまいました。
容景は清婉公主は利用されただけだと思い、そういえば第二皇子の屋敷にはタンポポがたくさんあったことを思い出すのでした。
感想
女媧(じょか)は中国神話の女神。土をこねて人間を作ったとされます。結婚と子孫繁栄の女神、楽器を作ったので音楽の女神といわれます。
タンポポには毒性はなくむしろ漢方薬として使われます。現代医学でもタンポポには利尿作用や胃の調子を整える作用があると言われます。
それにしても清婉公主は気の毒。というか疑われたからと言ってそんなにあっさり自殺する?
第5話 月岐からの便り
雲浅月は容景の怪我の手当を手伝おうと思い。雲浅月は容景の傷口を包帯で覆いました。ところが雲浅月はその場から離れなくなってしまいいつの間にか眠ってしまいます。従者の弦歌はその様子を見て二人が一緒に寝床にいるのを見て驚きます。容景は誤解しないようにと言いますが、シーツについた血を見て二人が男女の関係にあると誤解しました。二人の関係は屋敷中に広まってしまい。雲浅月は誤解を解くように言うのですが、容景は噂を広めるなと言うだけでかえって情況を悪くしてしまいます。
雲浅月は容景に腹を立てて容王府を出て行きます。雲浅月が雲王府に戻ると、そこには伝書鳩がいました。辺境を守っていた第三皇子の夜天逸が飛ばしたもので。雲浅月に対して自分が都に戻ると知らせているのでした。
中身が李蕓に置き換わっている雲浅月は夜天逸の記憶はありませんが、なんだか不思議な気持ちがするのでした。
ところが月岐で争いが起こりました。皇帝は容景に第三皇子・夜天逸の遠征に協力するよう命じ、容景も引き受けました。でも冷家は容景に行かれてはまずいので雲浅月との関係を利用して夜天逸を早く戻すように提案するのですが。
感想
雲浅月の中身は李蕓のままで、雲浅月の記憶はないので。周りから見れば言動のおかしな人物に見えるでしょうね。李蕓は数千年後の世界から来たといいますが、どこまで理解できるか。でもそう思えば雲浅月の最近の様子がおかしいのは納得できると思っているみたい。李蕓が乗り移ってからの雲浅月は話している内容が滅茶苦茶に思えるかも知れませんが。話し方やみぶりに雲浅月の名残があるみたいなので。どこかにもとの雲浅月の記憶があるのかも知れませんね。
遠征中の第三皇子・夜天逸はもとの雲浅月と恋仲だったようですが。李蕓にはその記憶はない様子。でも周りは二人がかつて恋仲だったと思っているようですし。夜天逸は今でも雲浅月が好きな様子。雲浅月と夜天逸の関係も気になりますね。
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