中国ドラマ「夢華録(むかろく)」第6・7・8・9・10話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。
北宋の時代。茶房を営む趙盼児の前に現れたのは秘密警察 皇城司のエリート捜査官 顧千帆(こせんはん)。人々から生き閻魔と恐れられる顧千帆は皇后を貶めようとする一派の取り調べを行なっていました。
顧千帆は秘密が隠されているという夜宴図を求めて趙盼児のいる町にやってきたのでした。
趙盼児は宋引章を騙して虐待した周舎から宋引章を助けると報復。
しかし無事に趙盼児の作戦がハマったかと思われましたが。周舎は騙されたことに気がついて追いかけてきました。そして争いは法廷に持ち込まれます。
「夢華録(むかろく)」のあらすじと感想・ネタバレを相棒のネコ(名前なし)と一緒に紹介します。
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夢華録(むかろく)の主要人物
・趙盼児(ちょうふんじ)ヒロイン
演:劉亦菲(リウ・イーフェイ)
・顧千帆(こせんはん)皇城司
演:陳曉(チェン・シャオ)
・孫三娘(そんさんじょう)/趙盼児の親友。
演:柳岩(リウ・イエン)
・宋引章(そんいんしょう)/趙盼児の親友。
演:林允(リン・ユン)
・欧陽旭(おうようきょく)/趙盼児の婚約者
演:徐海喬(シュー・ハイチャオ)
・周舍(しゅうしゃ)/宋引章の結婚相手
演:張翔
第6話 眠らぬ都
趙盼児は言い周舎を追い詰めたものの。華亭県の知県(知事)は周舎を庇って軽い罪を言い渡します。宋の法律をたてに異議をとなえる趙盼児でしたが、知県は趙盼児に重い罰を与えようとします。
そして刑が執行されようとしたとき誰かが趙盼児を救いました。
それは陳廉でした。
陳廉かよ
そう、顧千帆じゃないんです。でも、見えないところに顧千帆もちゃんといます。
それにしても知県の偏見は酷い。役人がこれでは困ります。
その後、正当な裁きが言い渡されましたが。周舎は趙盼児に危害を加えようとします。顧千帆は趙盼児を救い、彼女に東京行きを勧めるのでした。
というか警備が甘いよ。
そして趙盼児と孫三娘・宋引章は東京に向かいました。
さていよいよ東京開封府に舞台が移りました。欧陽旭とも出会うことができたのですが、様子が変です。そんなことは許されないでしょうと思うのですが……
第7話 父の愛
趙盼児は欧陽旭と再会。ところが欧陽旭は高官の娘との結婚が決まったので、趙盼児を正妻にはできない。側室になってくれというのです。
もちろん趙盼児は断り孫三娘たちのもとに戻るのでした。
欧陽旭とその友人の杜長風が言うには趙盼児の元賤民や罪人の娘という家柄が問題。高官の娘と結婚しなければ出世はできない。元賤民なのだから側室で我慢しろというのです。確かにそれが宋の現実なのは違いないでしょう。
でも趙盼児の立場は最初からわかっていたこと。それを知って援助を受けたり付き合ったりしていたのに受かった途端に手のひら返しは酷いですね。
欧陽旭はヒドイ奴だよな。
まあ、宋朝時代に元賤民の女性が自立して茶店を経営して科挙を受ける学生を経済支援できるという設定がありえないので。どうもこの話の展開には違和感が残ります。
ドラマだからね。
要するに、欧陽旭は出世のために経済援助してくれた女性店主を裏切ったクズという理解でいいでしょうね。
顧千帆は蘇州の蕭府を訪問。父の蕭欽言が顧千帆を密かに援助していたことを知ります。
顧千帆は出世のために自分と母を裏切った父を許せません。なので蕭家を出て、母の顧姓を名乗っています。でも父の想いを知ってしまいました。いまさらすぐには父への怒りを帰るのは難しいでしょうけど、顧千帆の心境の変化はどうなのでしょうか。
第8話 3つの条件
高慧は欧陽旭と趙盼児の過去の関係は知りません。それでも高慧は欧陽旭が側室を迎えるならかまわないと心の広い女性を演じています。
でも欧陽旭は知っていました。過去に欧陽旭に梅の花を送った女性が失明したり、欧陽旭と婚姻を望む良家の娘に次々と事故が起こり。高慧が嫉妬深い危険な女性だと知りました。
高慧ってヤバいヤツだね。
さすがに趙盼児をそういう目に合わせたくないので、なんとか言い逃れして一生側室を逢えないと約束します。
なにしろ高慧の父は朝廷の高官、叔母は皇帝の寵妃です。ワガママに育つのも当然です。
欧陽旭が苦労するのは自業自得ですね。
一方、欧陽旭を許せない趙盼児は婚約解消を認める代わりに婚約破棄書を書くこと、宋引章の賤籍を抜くこと、そして夜宴図を返すことを要求。
欧陽旭はその条件をのんで夜宴図を探しましたが見つかりません。徳叔が夜宴図を欧陽旭の恩師に渡してしまったのです。
なんだかこのドラマの設定では役人が手続きしたら賤籍を抜けられるみたいですけど。そんなに簡単なものなんでしょうか?
結局、欧陽旭はどの約束も達成することができませんでした。まあ欧陽旭も努力はしようとしたみたいですが。
まずは徳叔をどうにかするべき。
第9話 勝負の賽の目
鄭青田の事件の記録は山積みで、顧千帆は事件の後処理に追われていました。ようやく整理もついて東京に戻る目処が立ちました。顧千帆は趙盼児からの連絡がないのを気にしているのでした。
顧千帆はすっかり趙盼児のことが気になる様子ですね。
趙盼児はそれどころじゃないよ。
池蟠(ちはん)は趙盼児に腹を立てて趙盼児のいる宿に押し入りました。
ところが池蟠は琵琶を弾いていた宋引章に心を惹かれて強引に迫ります。抵抗した宋引章に怒った池蟠は彼女を捉えようとしました。そこに趙盼児がやってきて賭けを挑みます。
結局、池蟠は賭けに負けて部下に門の前で騒がせることになりました。
池蟠は何やってるの?
池蟠は金持ちで子分もたくさんいるけど、あまり頭は良くないみたいですね。
第10話 私たちの歩む道
賭けに負けた池蟠の配下たちは趙盼児のために欧陽家の門の前で騒いでいました。
孫三娘は彼らたちにお菓子を作って差し入れようと考え、孫三娘が宿の厨房を借りて菓子を作っていました。宿の女将は菓子を気に入り、宿で働かないかと誘うのでした。
孫三娘の腕前もスゴイね。
宋引章は街に出て都の名妓 張好好(ちょうこうこう)と出会いました。
彼女は同じ教坊官伎なのに宋引章と張好好は待遇に天と地ほどの差があります。宋引章は張好好と話をして、彼女の言葉に勇気づけられるのでした。
張好好も教坊官伎ですが自分の境遇を嘆くだけではなく誇りをもって堂々としている姿には心打たれます。
その後、趙盼児たちが欧陽家の前で講義していると役人がやってきて暴力をふるいます。欧陽旭は役人を止めたものの冷たい態度をとるのでした。
相変わらずヒドい奴だ。
その後、趙盼児は顧千帆と再開します。
顧千帆に頼ろうとする宋引章と違い、他人に希望を託すのではなく自立すべきという趙盼児の言葉は現代人にも響く言葉ですね。(というか趙盼児が現代的なのですが)
欧陽旭との問題は簡単には片付きそうもありません。顧千帆が東京に戻ってきて事件の舞台も東京に移りそう。趙盼児の問題はいったいどうなるのでしょうか?
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