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永楽帝 大明天下の輝き 第13・14・15・16話ネタバレと感想あらすじ

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中国ドラマ「永楽帝~大明天下の輝き~」の第13・14・15・16話あらすじとネタバレ紹介記事です。

明朝の初期を舞台に明朝最大の領土を獲得した第3代皇帝 永楽帝のドラマ。

胡惟庸と朱亮祖は会って話をしていました。胡惟庸は密偵の存在を心配するとともに洪武帝はまだ自分たちを信用していないと思っています。そこで胡惟庸は洪武帝の考えを先読みして朝廷で新しい親軍を設立、成長した皇子が藩王に就くように提案しました。これらの案は洪武帝の希望通りだったので許可されました。

洪武帝は皇子たちに国を守る実力があるか確かめるため、鳳陽で模擬戦を行うことにしました。

そして第四皇子・朱棣が勝ったのですが。

 

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番組情報

 

原題:山河月明
別名:江山紀
英題:The Imperial Age
2022年、中国
全45話

 

時代背景

14世紀後半。元王朝は皇帝の継承争い、朝廷内では権力争いが続いていました。国内で災害が起きても朝廷は満足に対処できません。困窮した人々が各地で反乱。

反乱を起こした紅巾軍の幹部に朱元璋(しゅ・げんしょう)がいました。紅巾軍は白蓮教徒が中心になった武装集団です。朱元璋は農民の出身で親を亡くし生活に困り紅巾軍に参加しました。やがて朱元璋は自分の軍団を率いるまでに成長します。

朱元璋は1656年に南京を占領。各地の敵対する勢力を滅ぼし、江南の地を支配下に置きました。そして1368年。朱元璋(しゅ・げんしょう)は南京で皇帝に即位。「明」が建国。その年、北京を攻めて元朝を追い出しました。

しかし元(モンゴル)は北京からは撤退したもののモンゴル高原では大きな勢力を保っています。歴史上この勢力を北元と呼びます。洪武帝 朱元璋は北元を討つため何度も遠征軍を派遣していたのでした。

 

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主要人物

・朱棣(しゅ・てい)/燕王
 演:馮紹峰(ウィリアム・フォン)
 子役:成毅

・徐妙雲(じょ・みょううん)
 縁:穎児(イン・アル)
 子役:雨婷児

・朱元璋(しゅ・げんしょう)/洪武帝/太祖
 演:陳宝国(チェン・パオグオ)

・馬皇后/孝慈高皇后
 演:王姫(ワン・ジー)

・朱標(しゅ・ひょう)/皇太子
 演:何晟銘

・朱樉(しゅ・そう)/秦王
 演:錢泳辰 

・朱棡(しゅ・こう)/晋王
 演:李雨軒

・徐達(じょ・たつ)
 演:張豊毅

・ココテムル(擴廓帖木児)/王保保 北元の斉王
 演:張光北

・バヤルンハイベ(伯雅倫海別)
 演:張芷溪

 

第13話 新たな任務

 

第四皇子・朱棣(しゅれい)は演武で勝ちましたが、都に残ることになりました。第二皇子・朱樉(しゅそう)と三皇子・朱棡(しゅこう)は藩王として自分の領地に向かいました。

胡惟庸は洪武帝が朱棣に何か役目を任せようとしていると考え配下に監視させることにしました。

徐妙雲(じょみょううん)は朱棣が心配そうにしているのを気づきました。朱棣は父帝と兄から新しい任務を与えられたと言います。それは皇帝直属の組織・錦衣衛を率いるというものでした。錦衣衛は臣下を監視して謀反や不正を暴き処罰する権限を持った秘密警察です。

徐妙雲からその話を聞いた徐增壽は不安になるのでした。

胡惟庸は太子・朱標(しゅひょう)に錦衣衛は皇子がやるべき役目ではないと反対しますが。洪武帝は明は朱家の者によって守られるべきと考えており。朱棣も錦衣衛を引き受けると父帝に報告。そのかわり十二弟は錦衣衛に入れないようにと願います。

感想と解説

洪武帝 朱元璋は朱棣には期待しているようです。錦衣衛はドラマでの描かれ方も様々。格好良く描かれることもあれば、怖い存在として描かれることもあります。実際は旧ソ連のKGBみたいなもの。臣下を信じていない朱元璋が臣下を見張らせ謀反の動きがあればすぐに捕まえるのが目的。警察機構(六扇門)からは独立していて、独自に拷問したり罰を与えることも可能。錦衣衛に目を付けられたらまず助からない。冤罪でもおかまいなし。なので臣下からは恐れられていました。ハッキリ言って朝廷の汚れ役。皇子がやるべき仕事ではないかも知れませんが、有能でないと務まらない難しい役目です。

 

第14話 張り巡らせた罠

徐妙雲が出産。息子の誕生に朱棣も嬉しそう。洪武帝 朱元璋は待ちきれず、自ら燕王府に孫を見に来ました。洪武帝は孫に朱高熾と名付けました。そして北平にいる徐達に孫の顔を見せるため訪問するように命じました。

実は徐達が北平にいる探馬軍司の情報を都に知らせ、徐達は北平府の人々では頼りにならないので洪武帝に応援を要請していました。そこで洪武帝 朱元璋は朱棣に錦衣衛から500人の精鋭を選ばせ北平に向かい、探馬軍司を絶滅させるように命じたのです。

張玉が朱棣のもとを訪ねました。もとの主であるバヤルンハイベ(伯雅倫海別)の許可をもらい朱棣に仕えることになりました。

太子 朱標は北平に向かう朱棣に向こうに行ったら徐達の指示に従うように言います。

朱棣は北平に到着すると徐達と会いました。そして朱棣と徐達が城を出ると北平の門は封鎖されます。実は二人が外出したのは罠で北平に紛れている探馬軍司の者を見つけ出すための作戦でした。

 

感想と解説

ドラマでは探馬軍司と表現されているのは、モンゴル帝国の探馬軍(タンマチ)のことでしょう。タンマチはどういう役目なのか実はよくわかってないのですが。斥候(偵察)や辺境の守備隊ともいわれます。支配地域の民から選んだ現地調達兵もいるのでモンゴル人とは限りません。ここではスパイを派遣した部隊として扱われていますね。

 

 

第15話 疑獄の波紋

 

徐妙雲は朱棣が北平にいる北元の間者を捕らえ、全員を斬首して城門に晒したことを知りまし都に帰ることにしました。

その後、朱棣はさらに調査を続けました。すると誰かが開中法を悪用して兵糧を横領、不正に利益を上げていることがわかりました。駐屯所や多くの官吏、そして総督府が関係しているようでした。朱棣は錦衣衛を率いて調べるのですが、証拠を掴むことはできませんでした。

すると張武から陳愷が富裕な人々に穀物を貸しているとの情報を得たので、陳愷を逮捕しました。陳愷を取り調べると、収入の割に裕福な生活をしていることがわかり、多くの役人とつながりがあることもわかりました。陳愷の不正が明らかになった後も朱棣は調査を続けました。錦衣衛は法を無視して行動しており、鉄鉉は冤罪が出ないように願っていました。太子や劉基も朱棣のやり方には不安を持っていました。

そんな矢先、劉基が毒殺されてしまいます。洪武帝は激怒するのですが。

感想と解説

モンゴルの間者を全滅させたのはよかったけど、容赦ないですね。徐妙雲もショックでしょう。

さらに役人の不正が発覚したのですが、錦衣衛の強引な調査に不満が出ています。朱棣は自分が正しいと思ってやってるのでしょうけど。度が過ぎると困りますよね。

 

第16話 錦衣衛の威勢

 

朱棣と徐妙雲の息子・朱高熾が病気になり、徐妙雲は息子をつれて都に戻りました。でも長旅の影響もあり病気は悪化。医師の治療をうけましたが、朱高熾は以後は馬にも乗れず病弱な体になってしまうと言われてしまいます。

仕事を優先する朱棣と、子を大事に思う徐妙雲の間で夫婦間の溝ができてしまいます。

錦衣衛の強引な調査は続き、ろくな証拠もなく多くの不正を働いた官僚が連行され処罰を受けました。朝廷では皆が怖がっています。太子 朱標は弟の暴走に頭を悩ませ、洪武帝 朱元璋に報告するのですが。洪武帝は朱棣の仕事に満足しています。

冤罪を訴える役人が自害したり、門の前で膝まづいたりしていますが。朱棣は錦衣衛を使って彼らを逮捕。

そんな中、朱亮祖が錦衣衛の隊員を捉えて殺害する事件が発生してしまいます。

感想と解説

朱棣の暴走が止まりません。不正役人を捉えて罰するのは当然としても。これでは冤罪がおきてしまいます。でも錦衣衛の強さはよく表現できていると思います。洪武帝 朱元璋も疑い深い性格なので、少しでも怪しいなら罰してしまえという立場。心優しい朱標としては頭の痛いところです。

朱亮祖は朱元璋とともに戦った武将ですが学がない乱暴者。そんな彼が我慢できるはずがなく、ついにやってしまいましたね。

 

・永楽帝 第17・18・19・20話あらすじ

 

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